【カバードポーチ】憧れのカバードポーチ、メリットとデメリットについて解説!
西海岸風のビーチハウスやカリフォルニアスタイルの住宅、人気が高まっていますよね。
とてもおしゃれで、まるで映画に出てきそうな佇まい・・・憧れちゃう!っていう方も多いのではないでしょうか。
今回は、こういったアメリカンハウスやサーファーズハウスによく見られる「カバードポーチ」について、紹介したいと思います。
カバードポーチとは?
「カバードポーチ」とは簡単に言うと「屋根付き玄関ポーチ」です。
一般的に玄関ポーチはタイルや石積みでつくってありますが、カバードポーチは玄関前に大きなウッドデッキがあり、家の屋根がそのままデッキの上を覆っているスタイルです。
写真をみていただけるとお分かりいただけるかと思いますが、これをすることで雰囲気がグンとアメリカンになりますよね。
また、そのデッキをリビングと繋げることで、リビングの延長として使える広いくつろぎの空間として使用することができます。
カバードポーチのメリット
何といっても、カバードポーチの存在によって、外観がオシャレになるということです。
カバードポーチ自体は居住空間ではないので、用途は限られてしまいますが、見た目からの重厚感が生まれます。
屋根がありますので、雨の日でもバーベキュー、友人とお茶をするといったことができます。
また、日光のまぶしさも気にせず、外の空気を吸いながらゆったりすることができるのもメリットです。
休日を家族と過ごしたり、近所の人を招いたり、コミュニケーションの場にもなります。
子供の遊具を設置した場合も、屋根があるので長持ちします。
このように、様々な使い勝手とデザイン性で生活が豊かに感じられることも多いでしょう。
また、カバードポーチを設けることでリビングの延長空間である「アウターリビング」が生まれます。
家自体を広く見せることができるうえに、カバードポーチの規模によってはカバードポーチで食事やバーベキューというようなコミュニケーションの場としても活躍します。
カバードポーチのデメリット
カバードポーチにはメリットがたくさんありますが、残念ながらデメリットもあります。
居住スペースのほかにカバードポーチのための空間が必要になるので、土地の広さを十分に確保しなければいけません。
広い土地が必要か、庭をあきらめるといった選択をする必要があります。
建物の建築には、「建ぺい率」という敷地に対する建築物の面積の割合も、加味する必要があります。
カバードポーチの屋根部分が、建ぺい率の割合を超えてしまう場合は、居住スペースを狭くするなどして設計しなければなりません。
また、定期的なメンテナンスも必要です、カバードボーチを建てること自体にそれなりのコストがかかります。
生活にゆとりのある人でなければ実現が難しいかも・・・・といった一面があります。
それでも、憧れのカバードポーチです。
お金をためて思い切って作ってみるのもアリかもしれません!
事前にどのようなメリットやデメリットがあるか、最大限に活用するにはどんな設計がいいのかなど、知識のある人と専門の業者と相談しながら決めると失敗がありません。
建築に踏み切る前にじっくり考えてみることがポイントです。
憧れのカバードポーチで生活が楽しく!!
サーフィンを楽しんでから帰宅して、カバードポーチでウェットスーツを干したり、サーフボードのメンテナンスをしたりと、砂や水分で汚れることを気にせずグッズのメンテナンスができます。
別に、サーファーズハウスと位置付けなくとも、趣味の場所として様々な形で利用したりと、カバードポーチのある家にはたくさんの用途が生まれます。
リビングからの間続きでポーチを設ければ、天気の良い日はポーチで読書を楽しむ、夜にはランタンをともして食事を楽しむ、というように家族とのコミュニケーションスペースとして機能させることも可能です。
また、仲間を集めてバーベキューを行ったり、ハンモックをつりさげてゆったりと過ごすというのも良いですね!
◎ まとめ ◎
いかがでしたか?
カバードポーチがある住宅が、日本でも注目されるようになってきました。
写真をみているだけでも想像ふくらんでワクワクしてしまうオシャレなカバードポーチ。
モデルルームだった家を格安で購入する方法もあるそうです。
検討されている方は是非参考にしてください。