【玄関アプローチ】砂利を使って素敵な玄関アプローチにするには?
門扉から玄関扉までを「アプローチ」と言います。
そのアプローチを含めた玄関周りを、どのようなレイアウトにするかお悩みの方はいらっしゃいませんか?
玄関はそこで暮らす人はもとより、家の前を通る人も必ず目にする部分になりますので、せっかくならある程度のこだわりを持って作り上げていきたいですよね。
そんなときにオススメしたい素材が「砂利」になります。
今回は、エクステリアで使用されることの多い砂利について解説します。
◎砂利を使用することのメリット
玄関周り、玄関アプローチでよく使用される素材といえば、「コンクリート」ではないでしょうか。
駐車スペースなどに使用されているお宅も多いですね。
そんな中で砂利をおすすめするメリットは、何でしょうか。
①費用が安い
砂利はコンクリートなどのほかの素材と比較すると、安い値段で必要量を準備することが出来ます。
「素敵にしたいけど、お金はそんなに掛けられない」という場合にも、気軽に扱える素材です。
また、砂利の敷き方や手順など、コツをしっかりと理解しておけば、DIYも可能です。
②雑草対策になる
雑草対策には、レンガチップを使うと有効です。
レンガチップは、レンガを細かく砕いて作られていますが、再利用材で熱を吸収しにくい素材ですので、夏場の暑い時期だと地面の温度を下げてくれることにも役立ちます。
③防犯対策になる
防犯対策には、「防犯砂利」が効果的です。
防犯砂利の敷いてある場所に足を踏み入れると、砂利同士がこすれて大きな音がします。
玄関周りに防犯砂利を敷くことで、立派な防犯対策になります。
◎色で考える、玄関アプローチに適した砂利
砂利と一言で言っても、その種類はいくつもあります。
自分の理想とする砂利を選ぶことで、玄関周りや玄関アプローチの幅をぐっと広げることが可能となります。
砂利と言うと、お墓などにあるような黒っぽいものやグレーのものをイメージされる方が多いのですが、白や赤、緑など、バリエーションが豊富です。
好みの色の砂利を組み合わせて、庭造りを楽しみましょう。
①白
白色の砂利は「白玉砂利」と呼ばれており、自然光に反射するとキラキラと輝きます。
その輝きから高級感も生まれ、人気があるようです。
仮に外壁の色が白であれば、白玉砂利がおすすめです。
外壁とアプローチの色を同じにすることで統一感が出て、「純白の美しい雰囲気」に仕上げることが可能となります。
また、植物の緑にも、白玉砂利はよく映えます。
②赤
赤の砂利は「赤玉砂利」と呼ばれています。
玄関周りを優しく明るい雰囲気にしたいという方には、こちらの赤がおすすめです。
赤玉砂利は木目やレンガとの相性がよいため、玄関周りにレンガ製の植木鉢を置く予定であれば、赤玉砂利によって雰囲気がぐっと良くなるでしょう。
◎砂利を使用する際の注意点
玄関アプローチに砂利を使用する場合は、必ずその前に雑草を除去しましょう。
ここでのポイントは、根っこからきちんと抜くことです。
雑草は生命力が非常に強く、その繁殖力はものすごいですね。
根っこが少しでも残っていると。またすぐに生えてきてしまいます。
砂利を敷きたいと考えている場所に草が生えている場合は、除草剤などを使って、根っこからしっかりと除去すると良いでしょう。
雑草を抜いた後は、土がでこぼこしているかもしれません。
土全体が均等になるように、必ず平らに整えてから、除草シートや防草シートを敷き、その上から砂利を敷くようにしましょう。
砂利だけでも雑草対策にはなりますが、土の上に砂利をそのまま敷くと隙間から新しい雑草が生えてきてしまいやすくなります。
除草をし、地面を平らにならし、防草シートを敷いてから好みの砂利を敷けば、草の増殖がかなり抑えられることになります。
◎その他の効果的な使い方
玄関アプローチに砂利だけを敷き詰めた結果、歩きにくいと感じることがあると思います。
その場合は、一部分だけタイルを敷くと解決されます。
砂利とタイルの組み合わせは、歩きやすくなるだけでなく見た目もオシャレになりますので、オススメです。
◎まとめ
素敵な玄関アプローチにするには、まず全体像をざっくりとイメージします。
使用する砂利の色や大きさ、レンガやタイルといった他の素材を組み合わせるかどうかなどによって、仕上がり具合や費用にも影響してきます。
「点」ではなく「面」で考えると、全体的にバランスの取れた玄関アプローチになるのではないでしょうか。