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【オイルステイン】DIYでお馴染みステイン塗料について解説します!

新品の木材をヴィンテージ風にかっこよくアレンジしたい!そのような時は、ステイン塗料を使うのがお勧めです!

ステイン塗料は初心者でも簡単に塗装ができると話題になっています。

今回はそのステイン塗料について詳しくご紹介していきます。

 

 

 

ステイン塗料とは

ステイン塗料は木材用の着色剤のことです。

塗膜を作らず木材に染み込んで着色します。

木材に染み込んで着色してくれるので、木がもつ本来の味わいを活かすことができ、木目を引き立てるのに最適な塗料です。

仕上がりは木の自然の美しさを生かした、深い味わいを出すことができます。

また、複数の薬品を混ぜ合わせることもないので塗料としての危険性は低く、低粘度なので初心者にとても使いやすいです。

塗ると木目がはっきりと浮かび上がるので、安価な木材を使用しても高級感のある仕上がりになるということで、とても人気のある塗料です。

 

 

 

ステイン塗料のメリット

ペンキと違って素地に浸透し色付けするので、表面に刷毛の跡を気にすることなくきれいに塗ることができます。

そして、塗料がサラサラな液状なので滑らかに塗ることができ、初心者でも簡単にムラなく仕上げることが可能です。

また、乾燥するまでの時間が早いので塗装に掛ける時間が短縮できます。

 

 

 

ステイン塗料のデメリット

塗膜を張らないことによって木材を保護する力が無く、汚れや傷がつきやすいということです。

水にも弱いので、保護をするには仕上げ材が必要になります。

仕上げ材には、オイルフィニッシュやニスなどがあります。

耐水性など本格的に木材の保護をしたい場合は、オイルフィニッシュよりニスを使いましょう。

 

 

 

ステインの種類

大きく分けて水性塗料(水性ステイン)と油性塗料(オイルステイン)の2種類があります。

塗料には主に顔料、樹脂類、溶剤が含まれており、その中の樹脂類を溶解させるために溶剤が入っています。

その溶剤として使われているのが水ならば水性塗料であり、シンナーであるなら油性塗料で

す。

塗料は溶剤が配合されている量で塗膜の強さが変わってきます。

 

■水性ステイン

水性ステインは成分が水でできているので、環境にも優しい塗料です。

メリットはシンナー臭がなく、密封しておけば保管場所も気になりません。

そして価格も安いです。

用具類も水で洗えますので後始末が簡単に済みます。

 

デメリットはオイルステインより仕上がりの光沢が悪く、使用できる材質にも限りがあり、持続性がないことです。

ですが、最近では塗膜の強い水性ステインも多くなってきています。

 

■油性ステイン(オイルステイン)

油性ステインとは、オイルステインとも呼ばれ、シンナーなどの溶剤が含まれているステインのことです。

メリットは強い塗膜を形成できるので剥離やひび割れが起きにくいです。

また、塗料が乾燥するまでの時間が短く、水性ステインよりも仕上がりの光沢もよく出ます。

 

デメリットは、シンナー特有の臭い対策で必ず窓を開けて換気をよくするなど、気を付ける必要があります。

また、溶剤が含まれていますので火気厳禁です。

くわえタバコでは決して扱わないようしてください。

このように取り扱いには十分な注意が必要です。

 

また、オイルステインを薄めるときは、専用のうすめ液が必要になり、処理をするとき少し手間がかかってしまいます。

 

 

水性ステイン

オイルステイン

臭い

弱い

強い

ツヤ

マットな仕上がり

濡れツヤが出る

薄める時

専用の薄め液

洗う時

ペイント薄め液か刷毛洗い液

 

こうしてみると水性の方が扱いやすそうですが、油性の仕上がりはとても美しいため、木工の工芸品などにも使用されています。

ちなみに「水性オイルステイン」という商品もありますが、オイルステインのような仕上がりの水性ステインのことです。

 

 

 

 

オススメのステイン塗料

ステイン塗料には様々な種類があります。

安全性が高くて子供やペットにも安心なステイン塗料などもあります。

用途や目的に合わせて最適なタイプを選んでみてください。

 

◎VATON(バトン)

バトンは、退色・変色に強い耐候性のオイルステインです。

シックハウス対策F☆☆☆☆認定の木部用浸透型着色ステイン塗料で、小さなお子様が直接触れる玩具や家具にも安心して使用できる「食品衛生法等規格基準適合」商品です。

また、「建築基準法」「改訂学校環境衛生基準」にも適合していて、学校や各種公共施設の建具にも向いています。

しかも屋内だけでなく、屋外でも使用できる耐候性があるため、ウッドデッキや木製ベンチの塗装にもおススメです。

また、カラーも豊富で30色もあり、DIYから本格的な家具塗装まで対応できます。

上塗りしなくても色落ちしにくいオイルステインなので、仕上げも楽ちんです。

 

◎水性VATON

水性バトンは、水性と天然植物油脂の組み合わせで、水性の良さと油性の良さを併せ持ったハイブリッドな自然系水性木部用浸透型着色ステイン塗料です。

安全な植物油脂系着色剤で、乾燥塗膜は「食品安全衛生法」に適合する安全性があります。臭いが気になる方は、オイルのバトンではなく水性バトンがおススメです。

 

◎ニッペホームペイント オイルステイン

ニッペホームペイントは家庭用の塗料を豊富に取り揃えています。

カラーバリエーションも定番のウォールナットやマホガニーの他に、ワインレッドやけやきなど全6種類と豊富ですので、お部屋の雰囲気に合わせたオイルステインを選ぶことができます。

 

◎ノンロット205N

ウッドデッキやログハウスといった防虫・防腐・防カビ機能が必要な木材への塗装では、ステインでもWPステインと呼ばれる木材保護塗料が最適です。

中でもノンロット205Nは、塗装職人が使う優れた逸品で、クリアー(透明系の色)があり、耐候性や撥水性、安全性に優れた定番の人気商品となっています。

※WPステインとは、木材保護塗料と言うカテゴリーに分類される塗料です。

 

◎キシラデコール

圧倒的な知名度の木部保護塗料です。

塗装職人で知らない人はいないくらい有名なWPステインです。

日本での実績はナンバーワンでしょう。

多少臭いがきついのですが、発色と隠蔽性(下地などが透けることがなく、きれいな発色で仕上げる)に優れた商品です。

 

 

 

◎ まとめ ◎

ステイン塗料は初心者の方でも扱いやすい塗料で、ハケ跡などを気にすることなくどんどん塗ることができますので、初心者の方でも簡単そしてキレイに塗装ができます。

カラーバリエーションも豊富なので、部屋の雰囲気に合わせた思い通りの家具などを作ることができ、壁や玄関ドア、屋外でも使うことができますのでとても便利ですね。

是非、ステインを使ってDIYを楽しんでみてください。

 

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