【テラス屋根】テラス屋根のメリットとは?
外出中に突然の雨。
『天気予報では夕方まで晴れの予報だったのに!!』と思っても、帰宅すると待っているのは雨に濡れた洗濯物・・・。
そのような経験はありませんか?
また、洗濯物のために1階と2階を上がったり下りたりという動作も、毎日となると大変です。
洗濯機が設置されている階と、洗濯を干すスペースが同じフロアだったら、気持ち的にも随分と楽になりませんか?
そして、そこにテラス屋根がついていれば、もっと気持ちが楽になりませんか?
今回は1階の掃出し窓にテラス屋根を設置する場合を想定して、様々な角度から解説していきます。
テラス屋根の種類・形状・素材・選ぶポイントについて知りたい方はこちら
◎テラス屋根とは
テラス屋根とは、掃出し窓や勝手口から屋外に繋がる箇所などに取り付ける屋根のことを言います。
基本的には屋根と柱という構成ですが、外壁に直接穴を開けて屋根を固定するタイプや、柱と柱の間に前面パネルを設けたタイプのものなどがあります。
また、ウッドデッキと一緒に購入されるケースも増えています。
色やデザインのバリエーションも豊富にありますので、ライフスタイルに合わせて選ぶことが出来ます。
◎テラス屋根設置のメリット
①洗濯物が雨で濡れない
外出中に突然雨が降り始めても、慌てて帰宅する必要はありません。
風が吹いたとしても、強い吹き込みでなければ雨風をしのぐことが可能です。
テラス屋根が雨から洗濯物を守ってくれますので、天気予報を気にして外干しを控えるということも少なくなります。
屋根の奥行きや横幅を広く取れば、洗濯物を干すスペースも広くなります。
②鳥のフンから守ってくれる
せっかく綺麗に洗った洗濯物を取り込もうとしたら、鳥のフン・・・。
またお洗濯しなくちゃと、気持ちも下がってしまいますよね。
テラス屋根があれば、鳥のフンから庭先や洗濯物を守ってくれますので、洗濯物が汚れることが無くなります。
③プライバシー保護
オプションで前面パネルを取り付けることで、テラス屋根よりも内側の目隠しをすることが出来ます。
地面に近い箇所はパネルが設置されていませんので、プライバシーを確保しつつ風通しの確保も可能です。
外からの視線を遮りたいけれど、明るいままがいいという場合は、すりガラス調のパネルにすると良いでしょう。
④勝手口が雨ざらしにならない
掃出し窓だけでなく、勝手口付近にテラス屋根を設置される方もあります。
例えばゴミをストックしておくポリバケツや、使用していないタイヤの保管のために設置しておくと、雨に濡れることがありませんのでゴミの臭いやタイヤの劣化速度も緩めることが出来ます。
勝手口は重要視されにくい部分ではありますが、使用頻度の高い場所です。
ここにテラス屋根を設置することで実用的な空間になり、快適性も格段に上がるでしょう。
⑤庭先でのんびり過ごせる
リビングの掃出しから続くスペースに、ウッドデッキと一緒にテラス屋根を取り付けるタイプが人気を集めています。
家族や友人とのくつろぎスペースにしたり、雨なんて関係なく外で遊びたくて仕方ないお子様も、ウッドデッキ付のテラス屋根であれば外遊びができます。
またウッドデッキの上に屋根がついていることで、ウッドデッキを汚れや紫外線から守り、劣化を軽減することが出来ます。
⑥省エネ・エコにつながる
明るい室内は快適ですが、紫外線を浴び続けると床材の劣化が速まります。
また、暑過ぎると感じることも・・・。
テラス屋根の設置によって、室内の温度上昇を軽減することが出来ます。
屋根材に遮熱・断熱性が高く、光線透過率の低いものを採用すると、その効果はさらに高くなります。
エアコンの出力を抑えることにつながり、結果省エネ・エコに繋がりますし、家計負担も軽くなる場合があります。
⑦窓際のフローリングや家具の日焼けを防ぐ
テラス屋根の屋根材に、光線透過率が低く熱線遮断率の高い素材のものを選ぶことで、窓際に配置しているフローリングやソファなどの日焼けと劣化を軽減することが出来ます。
フローリングとテラス屋根の色を同系色にすれば、一体感も出てオシャレに仕上がる上に、視覚的効果で広がりも生まれます。
◎まとめ
敷地の条件やテラス屋根のサイズなど、全体的なプランニングにもよりますが、テラス屋根の設置にはメリットが多いことが分かります。
テラス屋根は掃出し窓につなげて設置されることが多いため、洗濯物を干すスペースとして以外にも、テーブルセットを置いてゆっくりとティータイムを楽しんだり、雨天時の子供の遊びスペースにしたりと、目的に合わせて居心地の良さも高まるのではないでしょうか。
『どんな使い方にしようかな?』と想像するだけでも、楽しいですね。