ブログ


コンクリート階段の補修費用はどれくらい?工事の種類別に解説

コンクリート階段の補修費用はどれくらい?工事の種類別に解説

 

玄関や勝手口付近に、コンクリート階段を設置する住宅も多くあります。

便利なコンクリート階段ですが、見た目や機能性を保つには定期的な補修が必要です。

 

今回は、コンクリート階段のメリットやデメリット、補修費用について解説します。補修内容ごとの費用相場を知り、メンテナンスの参考にしてください。

 

 

 

コンクリート階段を設置するメリット・デメリット

 

外構にコンクリート製の階段を採用する前には、得られるメリットだけでなく、起こり得る問題点も知っておく必要があります。

まずは、コンクリート階段を設置するメリット・デメリットを確認しましょう。

 

 

コンクリート階段のメリット

 

コンクリート階段を設置するメリットは、以下の通りです。

 

  • 敷地部分と玄関部分の高さの差を埋められる
  • 丈夫で耐久性が高い
  • 見た目や機能性を長く保てる
  • 耐震性・耐火性に優れている
  • 加工により滑りにくくできる
  • デザインの自由度が高い

 

敷地部分と玄関のあいだに高さがある場合は、コンクリート階段の設置によってその差を埋め、玄関までスムーズに行けるようになります。また、丈夫で重量があり、燃えにくいコンクリートは、耐久性が高く災害にも強いのが特長です。

 

さらに、表面の加工や塗装などによって、滑りにくく安全な床面、オリジナリティあふれる見た目などを実現できるのも、コンクリート階段のメリットでしょう。

 

 

コンクリート階段のデメリット

 

コンクリート階段に挙げられるデメリットは、以下の通りです。

 

  • 夏場に高温になり危険
  • 工期が長めで、費用も安くはない
  • 打ちっぱなしは汚れや結露、カビなどがつきやすい
  • 経年劣化で表面が粉状になったり、ひび割れたりすることがある

 

外気の影響を受けやすいコンクリートは、夏場に表面が高温になるため危険です。

また、コンクリート階段の設置にかかる費用は決して安価ではなく、施工から乾燥までの時間も長くなります。

 

塗装などをしない打ちっぱなしのコンクリート階段は、汚れがつきやすく、結露・カビの発生率もたかまるため、メンテナンスをしないと見映えが悪くなるのもデメリットです。メンテナンスを怠ると、表面が粉状になる、階段にひび割れが起こるといったトラブルにも発展するかもしれません。

 

 

 

コンクリート階段の補修の種類と費用相場

 

コンクリート階段の補修費用は、補修の種類によって異なります。

コンクリート階段の主な補修内容とともに、費用相場を解説します。

 

 

塗装

 

表面の塗装にかかる費用相場は、10~20万円です。

 

雨風や紫外線、人の出入りによって生じた劣化は、軽度なら塗装できれいにできます。

新しい塗膜がコンクリートを保護し、撥水効果や耐久性を高めます。また、見た目も設置したばかりのようになるので、外観の美しさがさらに増すでしょう。

 

 

ひび割れ補修

 

コンクリート階段のひび割れには大きく3種類の補修方法があり、費用相場はそれぞれ以下の通りです。

 

  • Uカット(Vカット)シール工法:7,000円/㎡
  • アラミド繊維シート:2.5万円/㎡
  • ビックス工法:1.5万円/㎡

 

Uカット(Vカット)シール工法は、電動工具を使ってひび割れの周りをU字・V字型にカットして補修します。

また、アラミド繊維シートは「アラミド繊維」と呼ばれる強いシートを貼りつけてモルタルで補修する方法で、耐震性が高いのが特徴です。ビックス工法は、ひび割れの表面に特殊な注射器を設置し、低圧で時間をかけながら樹脂を注入して補修する方法です。

 

 

防水加工

 

防水加工にかかる費用相場は、30万円前後です。

 

コンクリート階段は定期的に防水加工をしないと耐水性が下がり、全体の劣化につながります。

防水加工は塩ビシートを貼り付ける方法と、ウレタン防水加工を施す工事の2種類があり耐用年数は塩ビシートのほうがやや長めです。業者に相談すると、コンクリート階段に最適な防水加工を提案してくれます。

 

 

架け替え

 

コンクリート階段の架け替えにかかる費用は、100~300万円と幅が広いです。

 

メンテナンスを怠り老朽化が進んでしまうと、既存の階段を撤去して新しいコンクリート階段を設置する大がかりな工事が必要です。既存の階段と向きや勾配、段数が同じ場合は比較的安価に補修できますが、階段の位置や向き、段数などを変える場合は、コンクリート階段周辺の施工が必要になるケースもあるため、費用は高くなります。また、塗料のグレード、手すりの有無なども、コンクリート階段の架け替え費用に影響するため、覚えておきましょう。

 

 

 

コンクリート階段の補修は自分でできる?

 

コンクリート階段の軽度な劣化も、自分で補修するのはおすすめできません。

確かに、自分で補修すれば費用を抑えられますし、玄関や勝手口につながるコンクリート階段なら、高所での作業も不要です。

 

しかし、劣化の度合いによっては、DIYをしたことでさらに劣化スピードが速まるかもしれません。知識や経験がない人が補修すると、「塗料が乾ききらないうちに出入りを再開してしまう」「ひび割れを直すのに使ったコーキング材がうまく馴染まず、見た目が悪い」など、さまざまなトラブルにつながることもあるため、注意が必要です。

 

 

 

コンクリート階段は専門業者に補修してもらおう

 

コンクリート階段の補修が必要な場合は、専門業者に相談するのがおすすめです。

最後に、補修を業者に依頼するメリットや注意点などを解説します。

 

 

業者を利用するメリット

 

コンクリート階段の補修を業者に依頼すると、以下のようなメリットが期待できます。

 

  • トラブル・劣化の内容に適した補修内容を提案してくれる
  • コンクリート階段の機能性が回復する
  • 仕上がりが美しい
  • DIYのような手間がかからない
  • コンクリート階段以外の外構、また内装の補修も同時に行える

 

熟練の職人がコンクリート階段の状態を確認し、最適な補修を行ってくれます。プロによる施工で、機能性や見た目の美しさが回復するのもメリットです。

 

また、自分で補修しようと思うと、道具をそろえたり、時間を確保したりしなければなりませんが、業者に依頼すればこうした手間がかかりません。外壁や屋根、駐車場など外構、さらに内装の補修をまとめて依頼することも可能で、外構だけなら在宅していなくても工事を進めてくれるので、日常生活を送りながら、メンテナンスを完了させられます。

 

 

よりよい業者を選ぶためのポイント

 

安心して依頼できる業者を選ぶためのポイントは、以下の通りです。

 

  • 相見積もりを取る
  • 施工実績は実際の写真や動画をチェック
  • 利用者のクチコミは第三者サイトから
  • 保証・アフターサービスがあるか
  • 近隣トラブルにならないための配慮があるか
  • 担当者との相性がよいか見定める など

 

コンクリート階段の補修費用の相場を見極めるには、複数の業者から見積もりを取るのがおすすめです。相見積もりを依頼した際の対応も、業者選びのポイントになります。相見積もりはマナーを守り、事前の告知や断りの連絡を忘れないよう注意しましょう。

 

また、施工実績やクチコミの確認も大切です。写真や動画で実績を見ると、仕上がりがよいかがすぐにわかります。クチコミは業者のサイトに掲載されているもの以外に、可能であれば第三者サイトの内容もチェックするとより安心です。

 

さらに、保証やアフターサービスがあれば、万一トラブルがあってもすぐに対処してくれ、時間が経ってもメンテナンスを安く行える可能性があります。このほか、施主さまだけでなく近隣の住宅への配慮があるか、話した印象で自身と担当者の相性はよいかなども判断すると、コンクリート階段の補修だけでなく、住宅全体のメンテナンスを長期的に任せられる業者に出会えるでしょう。

 

 

 

コンクリート階段の補修費用は内容によって変わる!安全に長く使うなら業者に依頼を

 

コンクリート階段の補修費用は、補修内容によって幅があります。架け替えのような大がかりで費用も高い工事をしなくても済むよう、定期的なメンテナンス・補修をするのがおすすめです。長期間、安全性や見た目の美しさを保つなら、業者に依頼して補修をしてもらいましょう。

 

弊社でも、コンクリート階段の補修に関するご相談を承っております。コンクリート以外の素材でできた外階段のメンテナンスなど、幅広い施工に対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

無料

LINE限定!! 修繕費価格を見積り
シミュレーション

  • お友達に追加する

    STEP01

    お友達に
    追加する

  • アンケートの入力

    STEP02

    アンケート
    の入力

  • シミュレーションスタート!

    STEP03

    シミュレーション
    スタート!

うちなら、
いくらになる?

建物面積や階数などの情報入力で即時見積り!
今すぐ簡単おともだち登録はこちらから!

CLOSE

最安値保証!
直接
問い合せ