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押入れのベニヤの張替え費用は?その他のリフォーム方法も紹介!

押入れのベニヤの張替え費用は?その他のリフォーム方法も紹介!

 

 

日本家屋の収納である押入れは、経年劣化によって内側のベニヤの張替えが必要になることもあります。

押入れはベニヤを張替えるだけでなく、ライフスタイルに合わせたリフォームも可能です。

今回は、押入れのベニヤを張替える場合の費用について解説します。

さまざまなリフォーム方法も知り、最適な使い道を選択する参考になれば幸いです。

 

 

■住宅に押入れがあるメリット・デメリット■

一昔前は収納といえば押入れでしたが、最近は洋風建築の増加からクローゼットを選択するケースも増えています。

住宅に押入れがあると、どのようなメリット・デメリットが生じるのでしょうか。

 

押し入れのメリット

広々とした押入れは、大きなものを収納しやすいのがメリットです。

奥行きがあって仕切りが少ない設計は、布団などの寝具をしまいやすく、圧縮袋を使えば10組以上入ることもあります。

使わない家具や家電をしまっておくのにも便利です。

押入れは基本的に上段と下段に仕切られているだけなので、空間を自由に使えます。

衣装ケースやポールなどを活用して、入れたいものに合った収納の実現が可能です。

 

押し入れのデメリット

押入れが持つメリットは、デメリットになることもあります。

奥行きがある押入れにいろいろなものを収納すると、奥にしまったものが出しにくくなります。

また、布団のように大きなものを重ねて収納するとすき間ができにくく、湿気が溜まってカビが発生するのも難点です。

 

 

押入れにベニヤが使用されるのはなぜ?

多くの押入れの内側には、ベニヤ板が使用されています。

ベニヤは軽量で薄く扱いやすいだけでなく、ほかの木材と比べて安価で、コストを抑えられます。

よって、押入れをはじめとしたさまざまな収納スペースの床や壁、天井に用いられますが、湿気に弱いため、スペースを正しく使わないと、トラブルの原因になります。

 

 

■ベニヤの張替えが必要なタイミングと費用相場■

押入れは使い方を間違えると、内部のベニヤにトラブルが生じます。

ベニヤの張替えが必要なタイミングと、費用相場を確認しましょう。

 

ベニヤの張替えが必要なのはどんなとき?

押入れにものを入れすぎていたり、換気状況がよくなかったりすると、湿気が溜まりやすくなります。

湿度が高い状態が続くとベニヤにカビが繁殖し、放置すると経年劣化も相まってベニヤ板の腐食や割れにもつながります。

目に見えてベニヤの状態が悪い場合は、張替えが必要です。

 

ベニヤの張替えにかかる費用

押入れのベニヤの張替え費用は、2~4万円程度です。ベニヤは安価なので、張替えも比較的費用を抑えて実施できますが、この機会に石膏ボードや押入れボードに替える、カーボンコートを施すなどして、トラブルを軽減することもできます。

この場合、費用はベニヤの張替えのみよりも高くなります。

 

■押入れのベニヤを長持ちさせるポイント■

押入れのベニヤは時間が経つにつれて劣化していきますが、カビや腐食といった深刻なトラブルは、使い方の工夫で防止できます。

押入れをよりよい状態で使い続けるためのポイントは、大きく6つです。

 

換気をする

湿気が溜まらないようにするには、こまめな換気が大切です。

押入れのなかのものを出し入れするときには、すぐに扉を閉めずしばらく空けておくとよいでしょう。

また、扇風機などの風を当てると、空気が循環しやすくなります。

 

除湿剤・除湿器を使う

除湿剤を押入れのなかに置くと、押入れ内の湿気を軽減できます。

置き型のものやハンガー式のものなどタイプはさまざまですので、押入れ内部に合ったものを選びましょう。また、除湿器が自宅にある場合は、これを活用するのも1つの方法です。

除湿器を押入れ内で10~15分稼働させると、内部の湿気を取り払えます。

 

すき間を作って収納する

押入れの湿気の大きな原因は、「すき間がないこと」です。

広いスペースにぎゅうぎゅうにものを詰め込むのではなく、すき間を作って余裕を持った収納にするだけでも、湿度を抑えてカビの発生を防げます。

収納ケースを置く場合は、キャスターがついていると底面と床のあいだにすき間ができ、出し入れもしやすくなります。

 

すのこを敷く

布団のように直接収納するものは、すのこを敷いて床とのすき間を作るのがおすすめです。

空気の通り道ができて循環しやすくなり、ベニヤもふとんもカビから守れます。

 

こまめに掃除をする

押入れ内の掃除をこまめにすることも大切です。

掃除をするときには収納物を外に出すので、押入れ内の空気の入れ換えもできます。

また、定期的な掃除でホコリなどをため込まなければ、収納物の劣化スピードも抑えられて一石二鳥です。

 

収納物の乾燥を保つ

押入れ内の空気循環だけでなく、収納物の乾燥も大切です。

ふとんには人が寝ているあいだにかいた汗が染みこんでおり、知らないうちに湿気が溜まっています。

そのまま押入れに入れてしまうと、せっかくきれいな状態にした押入れに湿気が入り込む原因となります。

日常的に使用している布団は、こまめに天日干しにしましょう。

お客さん用の布団を収納する場合は、使用後にしっかり干して乾燥させてから収納するだけでなく、圧縮袋に入れておくなどの工夫をすると、布団の持ちもよくなります。

衣類も使用後すぐに収納せず、洗濯・乾燥をしっかりしてからしまうようにしましょう。

 

 

■押入れはベニヤの張替え以外のリフォームもおすすめ!■

押入れを普段から活用している場合は、ベニヤの劣化が見られたときに張替えを検討するでしょうが、「押入れをあまり活用しきれていない」「違う使い道を検討したい」という人は、リフォームをするのも選択肢の1つです。

リフォームによって押入れをどのような空間にできるか、実例を紹介します。

 

クローゼット

ポールや作り付けの棚などによって、空間の使い道がわかりやすいクローゼットのほうが、大きく区切られた押入れよりも使い勝手がよいと感じる人もいます。

押入れをクローゼットにする場合、押入れを撤去してクローゼットを設置するために、17万円前後の費用がかかります。

 

小部屋・作業スペース

部屋にするほど広くはないものの、押入れはちょっとした作業スペースにするのに最適な広さを持っています。

小部屋や作業スペースにする場合は押入れを解体して、壁や床の補強、張替えなどが必要です。

費用は20万円前後かかります。

 

仏間

押入れは和室にあるケースがほとんどですので、故人のための仏間にしても、法事などの際に重宝します。

仏間にする場合も押入れの解体から始まり、仏間の造作費を含めて相場は25万円前後です。

 

トイレ

押入れだったスペースに新たにトイレを設置する場合は、35万円前後の費用がかかります。

トイレの設置には電気工事や設備工事が発生し、さらにトイレ本体の購入費用も必要です。

しかし、家族が多ければトイレが増えることで忙しい時間帯のトイレ争奪が起こりにくくなります。

和室を客間として利用している場合、トイレが近くにあればお客さんがトイレを使いやすいのもメリットになります。

 

解体して部屋を広くするのも◎

押入れを解体し、部屋の広さを確保するのもおすすめのリフォーム方法です。

「布団の上げ下ろしが大変なのでベッドを置きたい」「介護や育児で広いスペースが必要になった」という場合は、押入れスペースが部屋にプラスされることで、空間の使い道が広がります。

部屋を広くする場合は、押入れ解体後に壁や床の補修が必要です。

費用はトータルで10万円前後かかるでしょう。

 

 

押入れのベニヤ張替え費用は数万円!リフォーム内容の相談も専門業者へ

押入れのベニヤは、湿気によってカビや腐食などのトラブルが起こります。

張替えに必要な費用は数万円と非常に高いわけではありませんが、押入れの状態が悪いとなかに収納しているものもカビや湿気で劣化や故障する可能性もあるため注意が必要です。

 

 

 

~お問い合わせはマルセイテックまで~

押入れはベニヤの張替えだけでなく、リフォームによって新たな使い道を生み出すこともできます。

マルセイテックでも、押入れのベニヤ張替えはもちろん、リフォームに関するご相談を承っておりますので、迷ったらお気軽にご連絡ください。

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