【完全版】浴室ドア戸車の交換費用相場は?交換する際に注意すべきことは
浴室ドアを長く使っていると戸車が磨り減ってしまい動かなくなってしまうことがあります。
そういったときは思い切って交換する必要がありますが、「費用ってどれくらいかかるの?」と疑問を持つ人も多いかもしれません。
そこで今回は、浴室ドア戸車の交換費用相場について解説します。
浴室ドアの戸車交換のタイミングは?
戸車は消耗品ですので、毎日使用しているとどんどん磨り減ってしまいます。
磨り減っていくと徐々に浴室ドアの開閉に問題が生じてくることでしょう。ちょっとでも「動かしにくいな…」と感じたら戸車を交換すべきです。
浴室ドア戸車の交換費用は?
浴室ドア戸車の交換費用は以下の通りです。
戸車の交換(室内ドア、棚、クローゼットなど) | 30,000円〜70,000円 |
戸車の交換(サッシ) | 40,000円〜80,000円 |
浴室ドアは棚やクローゼットとほとんど同じ費用で交換することができます。ちなみに、サッシになると費用が跳ね上がります。
浴室ドア戸車の種類は?
さて、ここで浴室ドア戸車の種類について解説します。
「戸車」といっても色々な種類の戸車があり、家によってどの戸車が使われているかを確認する必要があります。業者に交換依頼をする前に戸車の種類について学んでおきましょう。
1.固定戸車
まずは、固定戸車です。
上下の昇降調整機能がなくサッシにそのまま取り付けるタイプの戸車です。DIYによく用いられており、サイズ調整が必要ないためサイズさえ合っていれば初心者でも簡単に取り付けることができます。
安価なものであれば数百円で購入が可能です。
2.調整戸車
続いて、調整戸車です。
調整戸車は上下の昇降調整機能があり高さを変更できるので、車輪の位置を変更することができるタイプの戸車です。片方に固定戸車、そしてもう片方に調整戸車を使うというのが一般的で、サッシの歪みを吸収する働きもあります。
もし、調整戸車でも調整が難しくなった場合は調整戸車ごと交換する必要があります。
3.エアタイト戸車
続いて、エアタイト戸車です。
エアタイト戸車はサッシと外枠を密着させることができる戸車で、風が強い地域などに使われるタイプ。風でサッシが動いてしまうことを防ぐためにエアタイト戸車を採用する業者が多く、気密性や断熱性も高くなります。
比較的新しいサッシを取り付ける際に採用されている戸車でもあります。
4.二連式戸車
続いて、二連式戸車です。
二連式戸車はサッシが重たくなかなか荷重に耐え切れそうにない場合に採用されることが多いタイプです。二連式戸車で二連にすることで荷重を逃す働きがあります。
ちなみに、サッシが大型になってくると二連式戸車ではなく四連式戸車を採用するケースも。
浴室ドア戸車交換の注意点は?
最後に、浴室ドア戸車交換の注意点について解説します。
1.費用相場を知る
まずは、浴室ドア交換費用の相場を知りましょう。
戸車の交換(室内ドア、棚、クローゼットなど) | 30,000円〜70,000円 |
戸車の交換(サッシ) | 40,000円〜80,000円 |
先ほどもご紹介しましたが、戸車の交換費用相場はこのようになっています。業者によって費用はバラバラですがこれ以上の費用を請求してくるような業者には依頼すべきではありません。
悪徳業者の見分け方についてはこちらを参考にしてください。
2.同じ型番があるかどうかを調べる
続いて、同じ型番があるかどうかを調べましょう。
戸車は長らく使われているケースが多く、中にはもう同じ型番の戸車が製造されていないことがあります。そうなると、浴室ドアの戸車だけでなく浴室ドア丸々を交換する必要が出てくる可能性が0ではありません。
もし、浴室ドアをリフォームする際にはこちらを参考にしてください。
まとめ
今回は、浴室ドア戸車の交換費用相場をご紹介しました。
戸車の交換(室内ドア、棚、クローゼットなど) | 30,000円〜70,000円 |
戸車の交換(サッシ) | 40,000円〜80,000円 |
一般的には戸車交換は30,000~70,000円ほどで行うことができます。悪徳業者に騙されないように複数業者から見積もりを取ることをおすすめします。
マルセイテックでは戸車交換も承っております。