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【エクステリア】お庭の防犯対策について詳しく解説!

住まいは建物だけでなく、お庭も含めてひとつの住まいという意識を持ちたいものです。

あなたがお住まいのお庭は、どんなお庭ですか?

庭の役割は、景観を保つということだけではありません。

コロナによる失業者や生活困窮者が増加し続けている今、それと比例するように空き巣や強盗などの犯罪も増加しています。

空き巣被害から我が家を守るためにも、防犯対策はしっかりと行いたいですよね。

そこで今回は、空き巣が嫌がる庭の作り方について解説します。

 

 

◎空き巣に嫌われる庭の特徴

①庭木や雑草がいつも手入れされている

手入れがされておらず、庭木は伸び放題、草も生え放題というお庭が空き巣は大好きです。

これらは死角となりますので、敷地内に侵入しても身の隠し場所を与えることになり、簡単に侵入しやすいという印象を空き巣に与えてしまいます。

手入れのされていない庭は防犯意識が低いと見られ、あれこれと散らかっている庭は力仕事の出来る人がいないと見られてしまいます。

庭の手入れをすることで身を隠す場所が無くなり、防犯意識の高さを自然に知らしめるため、防犯対策として有効です。

 

②庭がいつも整理整頓されている

庭木や草だけでなく、例えば植木鉢やガーデニングに必要な道具などが散乱していたり、出しっぱなしになっている庭も注意が必要です。

このような庭の場合『いつもこれくらい散らかっているから、物の位置を変えても気付かれにくいだろう』と思わせてしまう可能性があるからです。

脚立や椅子が出ている場合も、これらを利用して2階のベランダや施錠されていない小窓から侵入することがありますので要注意です。

 

③生垣やフェンスが低い

高い生垣やフェンスは侵入までの時間を要するため、ある程度の防犯効果が期待できます。

ですがそこを突破すれば外部から見られることなく隠れることが出来ますので、逆に空き巣にとって好条件となる場合があります。

生垣やフェンスを低くしておくことで、敷地内が見えやすくなります。

仮に侵入された場合でも、外側から姿や影を見られやすくなります。

 

④照明が設置されている

基本的に夜になると、真っ暗になってしまうお庭が殆どだと思います。

玄関灯を付けていても、家族全員が帰宅すると同時に照明を消してしまうということもあるでしょう。

見通しの悪い暗い庭は、人目を気にすることなく侵入出来てしまうという、空き巣にとってこの上ない好条件です。

一方で照明が設置されている場合は、夜間でも比較的明るく、顔を見られてしまう可能性があるため、空き巣は嫌がります。

 

 

◎具体的な防犯対策例

①フェンス設置

住まいの周りには何かしら隔たりを設置されているお家が殆どですが、高すぎるフェンスや生垣は防犯対策にはなりにくいでしょう。

そこでおススメなのが、格子タイプのフェンスです。

格子タイプのフェンスは見通しが良く、周りから人影が分かりやすいので、防犯対策として有効です。

また、塀や生垣と比べ風通しも良くなり、庭から敷地外の景色が見渡せますので、開放感も得ることが出来ます。

 

②防犯砂利

空き巣やその他侵入者による防犯を防ぐためのアイテムとして、防犯砂利があります。

防犯砂利は通常の砂利と違い、重さが掛かることで大きな音がするように作られています。

空き巣は周囲に自分の存在を知られたり、光によって顔や影を見られることを嫌いますので、音でその存在を知らせる防犯砂利は、防犯効果が高いと言えるでしょう。

庭全体に敷くと、面積によって大きな費用が掛かりますので、側庭や裏庭といった部分や人目につきにくい場所など、侵入経路として用いられやすい場所に敷くと良いでしょう。

本来側庭や裏庭は身を隠しやすい場所ですので空き巣に好まれますが、そこで大きな音がするとなれば、そのまま侵入を諦めるでしょう。

 

③庭の手入れや整理整頓

庭木も草も伸び放題という手入れの行き届かない状態が続いていると、『この家ぼ住人は防犯に対しての意識が低く無頓着なんだ』『侵入してもバレない可能性が高い』と思われてしまいます。

空き巣被害に遭わないためにも、庭木の剪定や草抜きは定期的に行いましょう。

もしお手入れが面倒に感じたり、体力的に自信が無かったりという阿場合は、造園屋さんやシルバー人材センターなどに手入れを依頼したり、除草剤や熱湯を撒いて根を枯らし手入れの手間を少しでも省く方向へ目を向けてみましょう。

また、ガーデニングに使用する道具や脚立、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では砂場セットなど、こういったものも出しっぱなしにせず、庭全体の見通しが悪くならないように気を付けましょう。

 

④明るさの確保

夜間になると暗くなる場所や、通りに面していない場所など、センサーライトの設置で明るさを確保しましょう。

センサーライトは、人が通ると人感センサーが反応し、一定時間明るくなって人の存在を周囲に知らせます。

センサーライトの設置が必要ないと思われている場所こそ、空き巣にとって死角となり、侵入しやすいという印象を与えてしまいます。

明るくすることで空き巣の侵入がしにくく、隠れにくい庭を作りましょう。

 

⑤防犯カメラ

防犯カメラを設置するというのも、かなりの防犯効果が期待できます。

空き巣はたいてい下見をするのですが、そこで防犯カメラが設置されていることが分かれば、その家は防犯意識が高いと認識され、結果として狙われる確率を軽減することが出来るでしょう。

庭全体が映るように設置することが大きなポイントになりますが、家の壁などの設置がおすすめです。

雨に濡れても大丈夫なように、防水機能付きの屋外用カメラが良いですし、夜間でも人の姿をしっかりと映し出せる赤外線付きのカメラもおススメです。

 

 

◎まとめ

いかがでしょうか。

庭の好みは100人居れば100通りあるでしょう。

防犯面もしっかりと考慮し、しかし偏りすぎず、それぞれのライフスタイルに合った庭に挑戦してください。

 

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