【門扉リフォーム】メリット・選び方・注意点について
門扉は「住まいの顔」と表現されることもあるほど、重要な場所になります。
その門扉のリフォームは、外観を良くするため、住まいの防犯性能を良くするため、非常に重要です。
頻繁にリフォームをする場所でないだけに、リフォームをする時はしっかりと行いたいものですよね。
そこで今回は、門扉リフォームをするメリット・選び方・注意点について解説します。
◎門扉リフォームのメリット
①住まいの防犯性が向上する
門扉がしっかりと閉まっている状態の家は、敷地内に入りづらい印象を与えます。
人通りから見通しの良い玄関周辺や人目につきにくい裏口へ門扉を設置することで、防犯性が向上します。
また、門扉が設置されている場合でも、鍵が壊れていたり曲がったまま修理されておらず放置されていると、防犯意識が低い家だと認識されてしまう可能性があり、空き巣に狙われる危険度が増してしまうでしょう。
門扉が設置されていない場合、公道との区別がつきにくく、遊んでいる子供が気付かないうちに敷地内に入ってきてしまうということもあります。
しっかりとした門扉の設置は、防犯性を高め不法侵入を防ぐという意味で重要です。
重厚なデザインであれば、より防犯性を高めることができるでしょう。
②小さなお子さんの飛出し事故を防ぐ
歩き始めたお子さんや、自分で行動したがる年齢の小さなお子さんが玄関から飛び出してしまうという事故を防ぐことが出来ます。
また門扉が閉まっていれば、お子さんだけでなく大切なペットの飛出しにも対応することが出来ます。
お子さんに対しては、外出する際は門扉を開け安全確認をしてから出掛けるという習慣を身に付けることも出来ますね。
③意匠性のある住まいに出来る
住まいの顔とも言える門扉は、外観全体の印象を変える役割を果たしてくれます。
門扉のバリエーションとしては和風・西洋風・北欧風など様々なものがありますので、建物やフェンスなどのバランスを見ながら選ぶと良いでしょう。
◎門扉の種類・材質の選び方
門扉リフォームをする際は、デザインだけでなく防犯性やメンテナンスのしやすさ等も考慮しながら材質を考えていきましょう。
代表的な素材としては「樹脂系」「アルミ形材」「アルミ鋳物」「木製」「鉄製」などになりますが、木製の門扉は強風や雨の影響によって劣化や破損する可能性があります。
耐久性を重視するのであれば、錆びや腐食に強いアルミ製がおすすめです。
防犯性を第一に考えていきたい方は、片開対応よりも両開きタイプの方がより防犯性は高くなります。
また設置場所によって門扉の前を通る方の弊害になってしまうようであれば、外開きタイプは避けた方が良いでしょう。
ですが、車いすやベビーカーの出入りをされるようであれば、内開きタイプだと不便に感じます。
この場合、スペース的に可能であれば引き戸タイプの門扉がおすすめです。
◎門扉リフォームの際の注意点
①基礎工事はしっかりと
門扉を新設するのであれば、基礎工事はしっかりと行いましょう。
また既に設置されている門扉を取替える場合も、基礎工事に不備がある場合も十分考えられます。
基礎工事に不備があったままリフォームを行うと、扉の開閉がしにくくなったり、門扉がジョジョに傾いてしまったりと、その機能が半減してしまいます。
しっかりとした門扉を設置しておらうため、エクステリアの実績がある業者に依頼すると良いでしょう。
②住居表示の届け出が必要になることがある
住居表示を実施している地域にお住まいの方が門扉の位置変更をする場合は、お住まいの自治体へ「住居表示の届け出」をしなくてはいけません。
必要かどうか分からない場合や、届け出の仕方に不安がある方は、お住まいのエリアの不動産登記にも詳しい業者に相談してみましょう。
◎まとめ
いかがでしたか?
門扉のある・無しや、デザイン、材質など、どのような門扉にするのかで、住まいの外観や防犯性、使い勝手
等が大きく左右されます。
まずはお住まいのエリアで施工実績の豊富なリフォーム業者に、相談されると良いでしょう。
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