【ラジカル塗料】外壁塗装で人気のラジカル塗料とは?~デメリットについて~
外壁塗装で業者さんから見積もりを取るときなど、塗料は種類が多くて、機能や費用もバラバラなので、どれにすればいいのか分からない人も多いのではないでしょうか?
中では、ラジカル塗料を提案され、どのような特徴があるか知りたい方もいるのではないでしょうか?
前回ブログでラジカル塗料のメリットについてを解説しました。
今回はデメリットについて解説いたします。
ラジカル塗料で塗装を検討中の方は、是非参考にしてください。
まずは、ラジカル塗料のメリットなどについておさらいです。
【ラジカル塗料】外壁塗装で人気のラジカル塗料とは?~耐用年数とメリットメリットについて~
ラジカル塗料のデメリット
メリットがたくさんあるラジカル塗料ですが、販売から数年しか経っていないからこそのデメリットも存在します。
①種類が少ない
販売されてから年数があまり経っていない塗料なので、製品自体のラインナップも少なく、いざ、ラジカル塗料から選ぼうとすると希望のカラーがない可能性も高いです。
これからどんどん増えてくる可能性もありますが、現段階では他の塗料に比べると種類が少ないことがデメリットと言えます。
②知名度が低い
アクリル塗料やシリコン塗料などは、外壁塗装の塗り替えの際に聞くこともたくさんあり、ご存知の方も多いでしょう。
しかし、ラジカル塗料は2015年に発売されたばかりの新しい塗料です。
ラジカル塗料は、取り扱いできる業者が少なくて、優良業者を見つけることが難しいです。
使用したことが無い業者もあるので、しっかりとその業者の情報を入手してから依頼しましょう。
外壁塗装業者でラジカル塗料を知らないことはあまりないと思いますが、業者を選ぶ段階でラジカル塗料を扱っているか確認しておくこともポイントです。
③耐用年数が実績で明らかになっていない
ラジカル塗料は2015年に発売されているので、耐用年数の目安に関して、実際現場で本当に目安程度の耐用年数があるのかが分かっていません。
実験などから算出されているものですので、もしかすると耐用年数の目安はもっと短くなる可能性があります。
このように、ラジカル塗料にはメリットも多いですが、デメリットも存在することを理解しておかなくてはいけません。
ラジカル塗料自体は高機能であるものの、新しい塗料であるがゆえに実績が少なく、こう聞くと機能への確実性もないように感じると思います。
これから実績が増えていけば、メーカーからラジカル塗料の種類が増えたり、機能の確実性も分かってきます。
デメリットが気になるという方は、ラジカル塗料を取り扱っている外壁塗装業者に予め相談してみると良いでしょう。
ラジカル塗料のニーズ
それでは、どのようなケースにラジカル塗料がお勧めなのでしょうか。
いくつか挙げてみますので、参考にしてください。
①あらゆる建材に対応できる
塗料の中には、建材の下地によって利用できないというものもあります。
しかし、ラジカル塗料の場合、基本的にどの下地であっても塗ることは可能です。
例えばモルタルやサイディング、ALCパネル、メッキ、アルミ、木材などが挙げられます。
塗れる下地はアクリル・シリコン塗料と変わらないため、自宅の外壁と合わせた塗料をわざわざ選ぶ必要はありません。
②小さいお子様がいる
小さなお子様やお年寄りの方は、臭いにも敏感に反応しますし、家の中にもどうしても臭いが入ってくるので、このように臭いを気にするのであれば、ラジカル塗料の水性タイプで対応することができます。
また、新しい商品は蒸発する溶剤量にも配慮されているものが多いです。
③メンテナンスが面倒な方(頻繁な塗り替え)
このラジカル塗料は、各メーカーともに長期的な塗り替えサイクルで設計されています。
どの種類を選んだとしても、10年から15年程度のロングライフ設計になっているので、外壁の塗り替えを頻繁にしたくないという方は、こちらの商品を選ぶと良いでしょう。
④塗料に迷ったら
ラジカル塗料は新設から塗り替えまで幅広く使う事が出来るので、悩む必要がありません。
何を選んだら良いのかわからないという方は、ラジカル塗料を使ってみることをお勧めします。
➄淡彩色系の色で塗装を検討している
ラジカル塗料は、淡彩系から中彩色の色調に向いている塗料です。
製品数が少ないので、色の選択範囲が少し狭くなりますが、淡い色をご希望の方には適しています。
艶や色持ちが良く、一度塗った箇所は長い期間変色や色あせを防ぐことができるので、塗装性能が期待できるでしょう。
◎ まとめ ◎
ラジカル塗料には上記で解説したデメリットが存在しますが、コスパが良く耐久性が良いなどのとても優れた塗料です。
アクリル樹脂塗料やシリコン樹脂塗料と同様に扱え、ほとんどの外壁に塗装できるという点も大きなメリットと言えるでしょう。
塗装業者によって、施工実績が少なく、積極的に採用しない業者もいるようです。
ラジカル塗料を利用する場合は、実績があって、自信を持って「ラジカル塗料」をオススメする業者に依頼してください。
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