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【雨戸】雨戸リフォームについて基礎知識を徹底解説!

みなさんのお住まいには、雨戸やシャッターがついていますか?

最近は窓ガラスの機能性も充実してきているため、雨戸やシャッターをつけていないというお家も増えてきました。

ですが、新築住宅でも雨戸をつけられる住宅があることもまた事実です。

そこで今回は、雨戸の役割、種類など、雨戸リフォームの際に役立つ基礎知識について解説します。

 

 

◎雨戸の持つ役割とは

日本は台風が多い国として、世界に知られています。

その被害も、近年は大きなものが増えてきましたね。

台風の多い地域や戸建て住宅においては、雨戸が設置されている場合が多く、『雨戸があるのは当たり前』という方も多いのではないでしょうか。

しかしその反面、『これまで一度も雨戸のある家に住んだことがない』という方がいらしゃるというのもまた事実です。

まずは雨戸の役割について解説します。

 

 

①雨よけ・風よけになる

雨戸は『雨の戸』と書きます。

その名の通り、雨や風をよけるために、窓に設置される建具になります。

台風の多い地域では、雨戸が設置されている場合と設置されていない場合では、その被害の度合いには、大きな差が出ます。

台風の多い地域にお住まいの場合は、雨戸があった方が良いでしょう。

 

 

②防犯対策になる

雨戸は窓の外側に取り付けるため、言ってみれば二重サッシのような状態になります。

雨戸が設置されていることで防犯性が高まりますので、防犯対策としての役割があります。

戸建て住宅だけではなく、マンションなどの集合住宅にも雨戸やシャッターが設置されていることがありますが、空き巣対策にも有効ですね。

長期不在時などは、雨戸がずっと閉まっていると明らかに不在と分かり、防犯対策としては逆効果になることもあります。

決まった時間になると開閉する、タイマー付きのシャッターを選ぶと、さらに防犯性が高まります。

 

 

③防寒対策になる

雨戸は窓全体を覆うことが出来ますので、防寒対策になります。

日中は雨戸を開けて太陽の熱を室内に取り込んでおき、完全に太陽が沈む前に雨戸を閉めることで、冷気をシャットアウトし、より防寒対策になります。

雪の多い北海道や東北などでは、数メートルに及ぶ積雪があった場合、積雪によって雨戸をあけることが出来なくなってしまうことがあるため、あまり普及していない地域もあるようです。

 

 

④暑さ対策になる

『暑い時期に雨戸を閉めるなんて、逆に暑さがこもってしまうんじゃないの?』と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

実は雨戸を閉め切ることで、暑い外気を遮断できるため、真夏の暑い時期は雨戸を閉めてエアコンをつけた方が、効率よく室内を冷やすことが出来るんです。

ただし、雨戸を閉め切ると室内は暗くなってしまいますので、好みが分かれてしまう活用方法になります。

 

 

⑤防音対策になる

家の前に、交通量の多い道路がある。

子供がやんちゃで、いつも賑やかにしている。

室内で好きな音楽を聴いたり、楽器の演奏をしたい。

このように、室内の音を外部に漏らしたくない場合や、外部の音を室内に入れたくない場合、雨戸を閉めることで防音対策になります。

音への配慮をすることで、ご近所とのお付き合いも円滑に行く場合が多くあります。

 

 

◎雨戸の種類

雨戸の種類は大きく分けて3つになります。

昔から多く普及しているのは引き戸タイプになりますが、近年ではシャッタータイプも人気です。

 

 

①引き戸タイプ

扉が大きく重さもあるため、近年では減少傾向にありますが、昔ながらの雨戸と言えばこの引き戸タイプでしょう。

軽い素材のものも製造販売されているため、そちらへリフォームされる方も増えています。

単板タイプと、雨戸を閉めた状態でも室内が暗くならず、採光・採風のできるルーバータイプがあります。

 

 

②折れ戸タイプ

軽い力で楽に開け閉めができますので、女性やお子さんでも簡単に操作することができます。

外側に向けて両開きになる雨戸で、モダンでスタイリッシュな印象のため、どちらかというと和風住宅より洋風住宅に向いているタイプになります。

折れ戸タイプにも、引き戸タイプ同様に単板タイプルーバータイプがあります。

 

 

③シャッタータイプ

近年一番需要が高いのが、こちらのシャッタータイプの雨戸です。

蛇腹式で、窓の上部に格納されているため、開閉に力が掛からず楽に操作できるというところで、人気が高まっています。

また、手動タイプと電動タイプがあり、電動タイプではタイマー付きのものもあります。

長期不在の場合でも、決まった時間にタイマーを設定して開閉すれば防犯対策になりますね。

障害物探知操作付きのタイプにすれば、小さなお子様が居ても、万が一のときに安心です。

 

 

◎雨戸を選ぶときのポイント

雨戸は『タイプ』、『材質』、『大きさ』、『その他の機能』などから予算が変わってきますので、一概に言い切ることはできませんが、以下の3つをポイントとしてみてください。

 

・最も低コストで、採光・採風もできるのは『引き戸のルーバータイプ』

・手間が掛からず、採光・採風もできるがコストが掛かるのは『電動シャッタータイプ』

・低価格なのは『アルミよりもスチール』

 

 

◎まとめ

雨戸があることでのメリット、デメリットがあると思います。

デメリットよりもメリットの方が上回るのであれば、設置されることをオススメします。

雨戸もタイプや材質の種類、カラーバリエーションなど、各メーカーから豊富に出ていますので、外壁の色や建物全体の雰囲気から選ぶと、より楽しいのではないでしょうか。

 

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