外壁リフォームの見積もりを比較するときのポイント
はじめに
外壁リフォームは、住まいを長持ちさせるために欠かせない工事です。しかし、複数の業者から見積もりを取ったときに「どこを基準に比較すればいいのか分からない」という声を多くいただきます。
金額が安いからと飛びついてしまうと、必要な工事が含まれていなかったり、施工後に追加費用を請求されたりするケースもあります。逆に高額な見積もりが「絶対に安心」とも限りません。
この記事では外壁リフォームの見積もりを比較するときの重要なポイントを、地域密着で施工を行う株式会社マルセイテックが徹底解説します。
さらに、大和市や藤沢市のお住まいの方が実際に「相談してみたい」と思えるよう、実例や費用感も交えながら分かりやすくまとめました。
外壁リフォームの見積もりで必ず確認すべき基本項目
外壁リフォームの見積もりは、業者ごとに表記の仕方や内訳の細かさが異なります。
特に確認しておきたい基本項目は以下の通りです。
・塗料の種類とグレード(シリコン、フッ素、無機、ラジカルなど)
・塗布回数(下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本)
・塗装面積や対象範囲が明確に記載されているか
・下地処理や高圧洗浄、養生といった工程が含まれているか
・足場代や諸経費が「込み」か「別途」か
・保証期間や保証内容(塗膜保証やアフターフォローの有無)
これらが不明確なまま「一式〇〇円」と記載されている見積もりは、比較対象にするのが難しいため注意が必要です。
外壁リフォームの費用相場を理解してから比較する
見積もりを比較するうえで欠かせないのが「相場感」を持っておくことです。
例えば、30坪前後の住宅をシリコン塗料で外壁塗装する場合、一般的な費用相場は80〜120万円程度です。
フッ素塗料や無機塗料といった高耐久グレードを選ぶと、120〜160万円前後が目安になります。
さらに屋根塗装を同時に行う場合は、合計で180〜220万円程度かかるケースもあります。
例えば藤沢市の築25年のお住まいでは、外壁のひび割れ補修と無機塗料での塗装を行い、工期は約14日、費用は145万円ほどでした。お客様は「他社よりやや高かったが、保証10年が安心材料になった」と話されています。
このように、費用相場を知っておくことで「安すぎる」「高すぎる」を見極めやすくなり、適正価格での契約につながります。
工事内容の質を比較するポイント
外壁リフォームの見積もり比較では、工事内容の「質」を見極めることが大切です。
下地処理の重要性
外壁は年数が経つとチョーキング現象やひび割れ、コーキングの劣化が進みます。これらを補修せずに塗装をすると、どんな高性能塗料でも数年で剥がれる可能性があります。
見積もりに「ひび割れ補修」「シーリング打ち替え」といった工程が含まれているか、必ず確認しましょう。
保証とアフターフォロー
保証期間は業者によって大きく異なります。3年保証から10年保証まで幅広く、長ければ長いほど安心です。また「保証書が発行されるかどうか」も重要な比較ポイントです。
施工管理体制
工事中の進捗報告や、現場管理が行き届いているかどうかも業者選びのカギです。大和市のお客様の事例では「毎日の進捗をLINEで送ってくれたので安心できた」と評価されていました。
見積もり比較の実例紹介(参考事例)
・藤沢市A様邸(築30年・木造2階建て)
A様は3社から見積もりを取り、最安値は90万円、最高値は145万円という結果でした。最終的には110万円の業者を選びましたが、理由は「10年保証があったこと」「見積もりが詳細で信頼できたこと」でした。工期は15日で完了し、仕上がりにも満足されたとのことです。
・大和市B様邸(築20年・軽量鉄骨)
B様は2社で比較し、価格はどちらも約120万円。しかし、一方の業者は「足場代込み」、もう一方は「足場代別途」で20万円の差が生まれました。最終的に総額が明確な業者を選び、トラブルもなく完工しました。
・藤沢市C様邸(築28年・マンション一室)
C様は共用部の規定もあり、塗料の選定に制約がありました。見積もり比較の際、業者ごとに「施工範囲」が異なり、総額も100〜160万円と差が出ました。最終的には説明が丁寧で、管理組合に提出できる書類を整えてくれた業者を選びました。
このように、価格だけでなく「内容」と「対応力」で比較することが成功の秘訣です。
地域密着業者に相談するメリット
全国展開の大手業者と比較すると、地域密着型のリフォーム会社は細やかな対応が可能です。
・地域の気候や建物事情に詳しいため、最適な塗料や工法を提案できる
・施工後のトラブルにも迅速に駆け付けられる
・営業担当と現場担当の距離が近く、意思疎通がスムーズ
例えば藤沢市は海風や湿気の影響を受けやすいため、塩害対策の塗料を選ぶことが望ましいです。一方、大和市は夏の暑さや冬の寒暖差が大きいため、断熱・遮熱性に優れた塗料が適しています。地域を熟知した業者なら、こうした提案が可能です。
見積もり比較で失敗しないための注意点
・相場より極端に安い見積もりには要注意
・「一式〇〇円」と記載される見積もりは内容が不明確
・保証書が発行されるかを確認する
・工期が短すぎる場合は手抜き工事の可能性あり
・比較の際は「金額」「工事内容」「保証」「担当者の対応力」の4つを軸にする
こうしたポイントを押さえることで、外壁リフォームの見積もり比較に失敗するリスクを減らせます。
まとめ
外壁リフォームの見積もりを比較する際は、単なる金額だけではなく「工事内容」「保証」「工程の詳細」などをしっかり確認することが大切です。
また、地域特性を理解した地元業者に相談することで、より適切な提案を受けられるメリットもあります。
外壁リフォームを検討されている方は、ぜひ複数の見積もりを取り、内容を丁寧に比較して後悔のない選択をしてください。
お電話は0120-554-913までお気軽にお問い合わせください。
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