木材を塗装するなら白がおすすめ?選び方や注意点を解説!
木材を塗装するなら白がおすすめ?選び方や注意点を解説!
木材を塗装するなら、色選びが肝心です。
色によって住宅の印象は大きく変わるため、どんな住宅にしたいのか、意識的に色を選択する必要があります。
そのなかでもおすすめなのが、白です。白なら清潔感があり、住宅の印象も洗練された上品な家に仕上げられます。
しかし、木材を塗装する際に白を選ぶなら、選び方や注意点について把握しておかないといけません。
木材を塗装するなら、白がおすすめな理由や選び方、注意点について詳しく解説します。
木材塗装で白をおすすめする理由
木材塗装で白をおすすめする理由は、主に明るく見える、退色しにくいといった点が挙げられます。
具体的に、おすすめの理由としては、下記の通りです。
- 明るい家に仕上げられる
- 表面温度が上がりにくい
- 退色しにくい
- 建物の存在感が増す
- 色の組み合わせが容易
- カラーバリエーションが豊富
木材塗装で白をおすすめする理由について、詳しく解説します。
明るい家に仕上げられる
木材塗装で白をおすすめする理由は、明るい印象を与えるといった点が挙げられます。
白は清潔感のある印象で、多くの人が好印象を抱くケースがほとんどです。
また、明度が高いほど明るく、軽やかな印象が与えられます。
ただし、明るい白色は緊張感を与える可能性があるので、状況に応じて明度を下げたほうが良いケースも多いでしょう。
表面温度が上がりにくい
白色は光を反射しやすいため、木材塗装で利用すれば日光を反射して表面温度が上がりにくいよう調整してくれます。
濃い色の外壁と比べて、白色は10℃近くは温度が下がるといわれているようです。
外壁表面の温度が下がれば、自然と内部に伝わる温度も少なくなります。
冷房効率も上がるので、電気代節約にも繋がるでしょう。
退色しにくい
濃い色の外壁は、徐々に劣化して色褪せしやすくなります。
紫外線の影響で、木材塗装は簡単に劣化し、退色する恐れが高いです。
しかし、白色の場合は退色がほとんどなく、綺麗な状態を維持しやすいのが特徴になります。
ただし、全く変色しないわけではなく、黒カビが発生すれば見た目が悪くなる恐れがあるでしょう。
建物の存在感が増す
白色は膨張色と呼ばれており、建物が大きく見えます。
そのため、他の住宅と比べて大きく見える傾向が強いです。
存在感がある住宅に仕上がるので、自慢の家になるでしょう。
ただし、住宅街といった一軒家が多い環境では、圧迫感を覚える可能性があるので、扱いには十分注意が必要です。
色の組み合わせが容易
白色は他の色と組み合わせやすく、おしゃれな色に仕上がりやすいのが特徴です。
車や家電にも利用されやすい色なので、住宅の色としても違和感なく利用できます。
住宅は外壁以外にも、屋根や窓枠など、さまざまな部位が存在しており、色をこまめに変えることが可能です。
他の部分の色と、白色は組み合わせやすいので、おしゃれな住宅に仕上げることができます。
カラーバリエーションが豊富
白はこまめに分類すれば、さまざまな色があります。
黄色のようなアイボリーやクリーム、くすんだ色のオフホワイトなどがあるのが特徴です。
自分の好みに合わせて、白色を微調整できるので、デザイン性の高い住宅に仕上げることができます。
塗料の色見本があるので、一度どのような色なのかチェックして、住宅の仕上がりをイメージしてみてください。
木材塗装で白色を選ぶ前に知っておきたい塗料の種類と特徴
木材塗装で白色を選ぶなら、塗料の種類や特徴について知っておくことが大切です。
塗料の種類や特徴を理解しておかないと、想定していた出来栄えにならない可能性があります。
木材塗装で白色を選ぶ前に知っておきたい塗料の種類と、特徴については下記の通りです。
- 水性と油性の違い
- 業務用とホビー用の違い
木材塗装で白色を選ぶ前に知っておきたい塗料の種類と特徴について、詳しく解説します。
水性と油性の違い
白色塗料は、水性と油性の2つがあります。
水性は水で溶かして利用する塗料で、油性は有機溶剤で溶かして使う塗料です。
水性塗料の場合は、乾燥が早くて臭いもほとんどありません。環境に優しい塗料なので、DIYなどでも利用しやすいのが特徴です。
油性塗料の場合は、耐久性や耐水性が高く、色褪せなどに強いのが特徴になります。
しかし、乾燥が遅く臭いが強い傾向があるので扱いには十分注意が必要です。
業務用とホビー用の違い
業務用の塗料は、さまざまな現場で使用される業者が活用している塗料です。
耐久性や耐候性が高いので、大きく均一に塗れるのが特徴となっています。ただし、価格が高いので、購入する際には予算内に収められるのか確認しておくことが大切です。
ホビー用の塗料は、家具や小物といった手作りの際に利用される塗料となっています。
色や質感のバリエーションが豊富なので、自分好みのものが選択できるでしょう。
価格も安いですが、耐久性や耐候性が低い傾向があります。
木材塗装でおすすめの白塗料の選び方
木材塗装で白塗料を検討しているなら、選び方について理解しておく必要があります。木材塗装で白塗料を選ぶときのポイントとしては、下記の通りです。
- 塗りやすさ
- コスパ
- 艶
- 乾燥時間
- 臭い
木材塗装で白塗料を選ぶときのポイントについて、詳しく解説します。
塗りやすさ
白塗料の選び方としては、塗りやすいかどうかが判断基準になります。
例えば、希釈の有無や粘度などの確認が大切です。
希釈する手間が省けるなら、工程の手間が省けるので、簡単に塗装できます。また、粘度によって、塗りやすさも大きく変わるため、事前に確認しておくことが大切です。
他にも、DIY用に販売されている塗料なのか、よく確認してから購入するか判断していきましょう。
コスパ
工程が短縮できる、安価で長持ちするといった特徴の白塗料は、コスパが良いので購入をおすすめします。
他にも、肉持ちが良い、レベリングが良いといったものは、使い勝手が良い塗料なので、コスパ的に良いのが特徴です。
木材塗装を行うなら、できるだけ費用は抑えたほうが良いでしょう。
そのためにも、コスパが良い塗料を選択して、安く済ませることが肝心です。
艶
塗料によって、塗った後の艶が異なります。
艶があったほうが汚れが落ちやすく、耐候性は高いです。反対に、日光の反射が強い、艶は数年で消えるといったデメリットがあるので、購入前に確認しておきましょう。
また、艶消しのほうが、木材塗装といった和の雰囲気にマッチします。
理想の住宅をイメージし、艶があったほうが良いのか、事前に検討しておきましょう。
乾燥時間
塗料によって乾燥時間は異なります。乾燥の速度や程度は異なるので、塗料を購入する前に確認しておくことが大切です。
塗料の説明書には、乾燥時間がしっかり記載されています。どれくらいの乾燥時間が必要なのか、前もってチェックしておきましょう。
臭い
一般的に水性よりも油性の塗料のほうが、臭いはきついといわれています。
シンナーのような臭いがするので、白色の塗料を購入する際には臭いの有無を確認しておきましょう。
目的に合わせて臭いの大小を考えて、どのような塗料を選ぶのか決めることが大切です。
木材塗料に白を利用するときの注意点
木材塗料に白を利用するときは、いくつか注意しておきたい点があります。
木材塗料に白を利用するときの注意点としては、下記の通りです。
- 木目を活かした塗り方をするか
- 下地処理の有無
- ムラを防ぐ
木材塗料に白を利用するときの注意点について、詳しく解説します。
木目を活かした塗り方をするか
木材塗装を行うなら、木目を活かした仕上がりにするかどうかが重要です。
例えば、水性の場合は木目が見えるように塗れることが多いですが、油性の場合は木目を隠すことがあります。
油性塗料を利用するときは、白が全面的に出てくるので、それでも問題ないのかしっかり判断していきましょう。
下地処理の有無
白塗料を塗るなら、下地処理をするかどうかが重要になってきます。
下地処理は表面を研磨したり汚れやサビを落としたりすることです。
下地処理をしないと、白塗料を塗っても付着性や耐久性が低くなります。
下地処理をしないと、経年劣化が激しくなる可能性があるので注意が必要です。
ムラを防ぐ
白塗料を木材に塗装するなら、ムラを防ぐ必要があります。特に白色は塗りムラが生じやすいので、注意が必要です。
塗りムラを防ぐためには、塗り方を意識することが重要になります。
塗る際も、ハケやローラーなどを使って、適度な大きさにするようにしましょう。
木材塗装で白はおすすめだが選び方には十分注意が必要
木材塗装で白はおすすめですが、塗料を選ぶときは慎重に検討したほうが良いでしょう。
特に水性と油性では、塗った後の状態が違うので、仕上がりを意識して選ぶことが肝心です。
他にも、塗りムラが出ないよう下地処理やハケなどの道具を使う意識が必要になってきます。
ただし、木材塗装で白を使う場合、どのような出来上がりになるのかわからない人が多いでしょう。
そんなときは、マルセイテックにご相談ください。
マルセイテックなら、相談・見積もりが完全無料なので、お気軽にご相談頂けます。外壁や住宅全般のお悩みがある人は、まずはご連絡ください。
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