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【玄関アプローチ②】よく使用される素材について詳しく解説!~理想の玄関アプローチ~

前回の【玄関アプローチ①】では、玄関アプローチの概要とプランニングのポイントについて解説しました。

理想の玄関アプローチにするためには、やみくもに気に入った素材を並べるのではなく、様々な視点からプランニングをすることが大切ということが分かりました。

玄関アプローチは、門から玄関までを繋ぐ導入スペース。

今回は、その導入スペースによく使用される素材について解説します。

 

 

 

◎タイル

 

玄関アプローチでよく使用される素材の中で、最も多く使用されているのが、このタイルです。

土を原料としているタイルは、耐水性に優れています。

形は正方形か長方形が一般的ですが、サイズや色、質感などはバリエーションがとても豊富にあります。

また、他の素材と比べるとメンテナンスがしやすいため、維持費のコストが掛からないというのもメリットです。

ただし製品によって、雨の日は滑りやすいというデメリットも。

タイルを使いたい場合は、滑りにくい加工がしてあるものを選んだり、サイズや配置を考えるなど、滑りにくいような対策を講じる必要があるでしょう。

 

 

 

◎レンガ

 

レンガには茶系のものが多く、その温かみのある質感が魅力的な素材です。

粘土に砂や石炭を混ぜ、釜に入れて焼いたもので、形や大きさが均一のため、積み上げたり敷き詰めたりするのに適しています。

時間の経過とともに、レンガの角が削れたりコケが生えたりして、味わい深くなります。

同一方向に敷き詰めるだけではなく、曲線を作りやすいというメリットもありますので、アレンジの幅も広がるでしょう。

本物のレンガを使用すると、いずれ風化してしまいまうというデメリットも聞かれますが、レンガ風に加工された素材を使用すれば風化も防げますし、施工時のコストダウンにも繋がります。

洋風の玄関アプローチにしたという方に、おすすめの素材です。

 

 

 

◎インターロッキング

 

インターロッキングは公園や歩道などでよく使われている素材です。

コンクリートで出来たブロックを互いに噛み合わせるようにして、舗装する方法です。

組み方によって出来るデザインのバリエーションも幅広く、カラーバリエーションも豊富にあります。

そのため、色やデザインの組み合わせ方によって、その可能性は無限に広がるでしょう。

滑りにくく強度もあるのですが、目地から草が生えたり、コケが生えるといったデメリットがあります。

また、下地がしっかりしていないと、ブロックが浮いてきたり動いてきたりする場合もありますので、DIY難易度はかなり高いと言えるでしょう。

アーティスティックな玄関アプローチにしたい、という方におすすめです。

 

 

 

◎石材

 

石材といってもその種類は1つではありません。

玄関アプローチに使用される石材としては御影石(みかげいし)・花崗岩(かこうがん)・石英岩(せきえいがん)・石灰岩(せっかいがん)・ピンコロ石などがあります。

どれも割れにくく丈夫で、色はグレー系やベージュ系、ピンク系などがあります。

和風にしたいのであれば御影石(みかげいし)、洋風にしたいのであれば花崗岩(かこうがん)・石英岩(せきえいがん)・石灰岩(せっかいがん)・ピンコロ石がおすすめです。

洋風な玄関アプローチで御影石(みかげいし)を使用したい場合は、枕木と組み合わせてみましょう。

形は四角く切り込んだものの他に、素材本来の形を活かした乱形のものもあります。

こちらは等間隔に並べることが難しいため、石材の隙間に小石や芝などを敷き詰めると良いでしょう。

見た目の印象が柔らかくなるだけでなく、雑草が生えるのを防ぐ効果もあります。

 

 

 

◎枕木

 

もともと線路で使われていた枕木は、エクステリアの素材としても非常に人気が高いものとなっています。

枕木単体で使用する場合よりも、レンガや石材、砂利など、他の素材と組み合わせるケースが多く、施工方法も地面に埋め込む以外に、縦に並べて簡易的な目隠し代わりに使われることもあり、工夫次第でいろいろな使い方ができる素材であることが分かります。

本物の枕木は重さがあり、また木材であることから腐りやすく、シロアリが発生する可能性があるというのがデメリットです。

コンクリートに埋め込むと、枕木がどんどん水分を吸収しますので、余計に腐りやすくなります。

最近はこれらのデメリットをカバーした、軽量コンクリート製の擬似枕木も販売されています。

 

 

 

◎土間コンクリート

 

土間コンクリートは地面に砂利や砕石を敷いた上から、直接コンクリートを打設します。

シンプルな玄関アプローチにしたい、という方におすすめです。

非常に強度があり、雑草が生えることもありません。

駐車スペースや歩くスペースのみ、土間コンクリートにするというパターンもあります。

ただし、石の種類や表面の質によって滑りやすくなるため、素材選びには注意する必要があります。

また、他の素材と比べると、コンクリートが乾燥するまでの時間が掛かるため、施工期間が若干長くなるというデメリットもあります。

 

 

 

◎砂利

 

玄関アプローチに使用される砂利は『化粧砂利』と言って、形が綺麗で色の種類も豊富にあります。

砂利を敷き詰めると、雑草が生えにくくなるというメリットがあります。

温かみのあるアプローチにしたいけれどメンテナンスでは手間を掛けたくない、という方におすすめです。

砂利を敷き詰めるだけですので、施工時間も短くすみますし、費用も安価で出来ます。

角のある大きめの砂利は、歩くと音が鳴りますので、防犯対策として使用されるご家庭も増えています。

ただし、雑草については『生えにくくなる』というだけで、『生えない』わけではありません。

石のサイズや敷き詰め方によって雑草が生えたり、落ち葉やゴミなどが砂利の隙間に入り込みますので、、メンテナンスを面倒に感じることがあるかもしれません。

雑草対策をしておきたい場合は、砂利の下に防草シートを敷いておくことで、ある程度防ぐことができます。

また、歩きづらいと感じることがないよう、所々に御影石やコンクリート、枕木など、他の素材で踏み石を配置しておくと良いでしょう。

 

 

 

◎洗い出し

 

洗い出しとは、モルタルやコンクリート、樹脂などが完全に固まる前に、その表面を水で洗い流し、中の砂利をあえて露出するという手法です。

表面がザラザラしていますので、滑りにくいのがメリットです。

砂利の種類や大きさによって、和風家屋でも、洋風家屋でも、雰囲気をガラリと変えることが出来ます。

綺麗に仕上げるためには、職人の高い技術を必要とするため、施工費用は若干高めになるでしょう。

 

 

 

◎まとめ

こうして見ると、玄関アプローチに使用される素材には、多くの種類がありますね。

また素材の中でも、色やサイズなどのバリエーションもあります。

ゆとりのある空間を確保することが難しいことも多いかもしれませんが、プランニングや素材、配置によって、理想の玄関アプローチを作ることが可能となります。

快適で使い勝手の良い、オンリーワンの玄関アプローチを実現するため、アプローチだけではなく建物や駐車スペースも含め、敷地全体でプランニングしてみましょう。

 

玄関アプローチプランニングのポイントについてはこちら

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