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雨樋の詰まり解消にはワイヤー?使い方や注意点を解説

雨樋の詰まり解消にはワイヤー?使い方や注意点を解説

 

雨水を排水する重要な役割を果たす雨樋は、詰まりが大敵です。

雨樋の詰まり解消にワイヤーを使う方法がありますが、どのような手順で行うのでしょうか。

 

今回は、詰まり解消のためのワイヤーの使い方や注意点を解説します。

雨樋の詰まりを放置する危険性も知り、もしものときの参考にしてください。

 

 

 

雨樋の詰まりが起こる原因

 

屋根に降った雨水を1カ所に集めて排水する役割を持つ雨樋が詰まる原因は、大きく3つです。

 

 

■落ち葉

 

落ち葉が風で飛ばされた雨樋に溜まると、雨樋が詰まってしまうことがあります。

建物の周りに大きな木がある、山が近いという場合は、特に落ち葉による詰まりが起こりやすいです。

 

 

■土や泥

 

定期的に雨樋をメンテナンスしないと、何らかの原因で蓄積した土や泥が詰まりを起こすこともあります。

雨樋に溜まった土や泥は、天候のよい日に乾燥し、その上にまた新たな土や泥が蓄積されます。

詰まるほど溜まってしまうと、取り除くのにも時間と労力が必要になるため、注意が必要です。

 

 

■鳥の巣

 

稀に、雨樋に鳥が巣を作ってしまい詰まりの原因になることもあります。

また、雨樋に鳥が異物を押し込んで詰まったという事例も報告されています。

鳥によるトラブルが起こる可能性は低いですが、定期的にメンテナンスをすれば、万一巣を作っていたとしても、詰まりが起こる前に対処できるでしょう。

 

 

 

雨樋の詰まりをそのままにするとどうなる?

 

雨樋が詰まると、住宅にさまざまなトラブルを引き起こす可能性が高まります。

特に注意したいのは、次の4点です。

 

 

■外壁が劣化する

 

雨樋は、屋根に落ちた雨水を、住宅に影響しないルートで地面に下ろすためのものです。

しかし、雨樋が詰まると雨水があふれ出て、外壁を伝ってしまいます。

雨樋をメンテナンスしないで、こうした状況が長く続くと、外壁が劣化する原因となります。

 

 

■雨漏りが起こる

 

前述の通り、雨樋が詰まると雨水が外壁を伝う機会が増えるので、外壁から雨水がしみこみ、雨漏りが起こることもあります。

また、屋外にあるエアコンの室外機やガス給湯器にも雨水がかかれば、ガスや電気関連の不具合も引き起こすかもしれません。

 

 

■シロアリが発生する

 

雨樋の詰まりによって、室内への雨漏りだけでなく、住宅の基礎にも雨水が浸入する恐れがあります。

基礎部分の湿度が高くなると、木のにおいをかぎつけ、シロアリが発生するリスクも高まります。

木材を好むシロアリは、大量発生すると住宅を倒壊させてしまうほどの力を持っているため、非常に危険です。

 

 

■隣家への迷惑になることも

 

隣家との距離が近いと、雨樋を伝えずあふれた雨水が、隣家の洗濯物や外壁を濡らしてしまうかもしれません。

雨樋の詰まりを放置すると、近隣トラブルの原因にもなりかねないことからも、定期的な点検やメンテナンスは大切だといえるでしょう。

 

 

 

 

雨樋の詰まりを解消できるワイヤーブラシとは

 

雨樋の詰まりを自分で解消できるアイテムの1つに、「ワイヤーブラシ」があります。

「スプリングワイヤーブラシ」「ワイヤー式パイプクリーナー」などの名称で販売されている掃除器具で、数メートルの柔軟性のあるワイヤーで、詰まりを解消できます。

 

ワイヤーの先端にはスプリング上のヘッドがついており、このヘッドが詰まりの原因となる汚れやゴミを絡め取る仕組みです。

 

 

 

ワイヤーブラシの使い方

 

排水管の掃除にも重宝されるワイヤーブラシを使って、雨樋の詰まりを解消できる可能性があります。

ここからは、ワイヤーブラシの使い方や、詰まり解消に必要な道具などを紹介します。

 

 

■必要な道具

ワイヤーブラシを使って雨樋を掃除する際には、以下のものを用意しましょう。

 

  • ワイヤーブラシ
  • トング
  • 軍手
  • 動きやすい服

 

手の届く範囲の落ち葉などを取り除くのに、トングがあると便利です。

また、作業中のけが防止のため、軍手をするなど服装にも注意しましょう。

 

 

■作業の手順

 

雨樋の詰まりを解消するための作業手順は、以下の通りです。

 

  1. トングで取れる範囲のゴミをかき出す
  2. 「集水枡(縦樋)」を軽く叩いて、詰まっているゴミを落とす
  3. ワイヤーブラシを差し込み、かたまった汚れを壊して落とす
  4. 落ちてきた汚れを集める
  5. 3.4を繰り返す

 

すべての作業は雨樋の下から行えるので、はしごなどを使う必要がなく安全です。

詰まりが解消されたか確認するには、水を流してみるのが有効ですが、屋根の上に上らなければならなず危険ですので、次に雨が降ったときにチェックするのがおすすめです。

 

 

 

■ワイヤーブラシを使う際の注意点

 

ワイヤーブラシは数メートルのワイヤーを差し込んで使うので、はしごを使わなくても雨樋の比較的高いところまで届きます。

届かない、うまく汚れが取れない場合は、無理にはしごを使って作業をせず、業者への依頼を検討しましょう。

 

また、雨樋の状態によっては、作業中に割れたり、亀裂が入ったりすることもあります。自力で詰まりを解消しようとすると、必要以上に費用がかかる修理につながってしまう可能性もあるので、難しいと感じたら一旦作業をやめることも検討してください。

 

 

 

業者に雨樋の詰まりを直してもらうメリット

 

ワイヤーブラシを使い、自分で雨樋の詰まりを解消する方法を試すのもよいですが、迷ったら業者に相談しましょう。

専門的な知識や技術を持つ業者を利用すると、さまざまなメリットがあります。

 

 

■手間がかからない

 

自分で作業をしようと思うと、道具をそろえたり時間を確保したりしなければなりません。

また、ワイヤーブラシは便利ですが、使うのにコツも必要なのでせっかく購入しても思うように汚れが取れない可能性もあります。

業者に頼めば費用は発生しますが、依頼主は何もしないで雨樋の詰まりを解消できます。

 

 

■正しい作業で雨樋が傷つかない

 

専門業者は豊富な知識と経験で、雨樋の詰まりを正しい手順で取ってくれます。

作業時に雨樋が割れる、ひびが入るといったトラブルも避けながら、問題のある部分をきれいにしてくれるのでおすすめです。

 

 

■高所での作業も安心して任せられる

 

縦樋の詰まりは、ワイヤーブラシを使えば高所に行かなくても取れるかもしれません。

しかし、屋根に沿ってついている横樋の詰まりは高いところに登らないと解消できないため、自分で作業するのは危険です。

業者は一般家庭にあるような不安定なはしごではなく、足場を組んで安全な環境を整えて高所で作業するので、安心して任せられます。

 

 

■雨樋の詰まりによるその他の不具合も見つけてくれる

 

雨樋が詰まって雨水が正しく排水されないと、今回紹介したような住宅トラブルにつながることもあります。

業者に依頼すれば、雨樋はもちろん、外壁や屋根、住宅の基礎などさまざまな部分を点検し、不具合を見つけてくれるのもメリットです。また、雨樋そのものに傷やひび割れがある場合も、見つけて適切な修理を提案してくれます。

 

 

 

 

雨樋の詰まり解消のためのワイヤーは、使い方を守って安全に作業しよう

 

排水管の掃除にも使用されるワイヤー状のブラシを使えば、雨樋の詰まりを下から解消できる可能性があります。

しかし、対処できるのは低いところからワイヤーが入れられる縦樋に限られますし、使い方が正しくないと雨樋を傷つけてしまうこともあるため、作業時にはじゅうぶん注意が必要です。

 

雨樋の詰まりを見つけたら、信頼できる業者に依頼してメンテナンスをしましょう。

弊社でも、雨樋の詰まりや、詰まりによって起こる外壁や屋根のトラブルに対応しています。些細なお悩みも、お気軽にご相談ください。

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