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外壁コーキングの汚れが気になる!自分でできる落とし方は?

外壁コーキングの汚れが気になる!自分でできる落とし方は?

 

 

住宅の外壁はさまざまな人の目に触れるので、きれいな状態を維持したいものです。

外壁塗装のコーキングが汚れた場合、自分できれいにすることはできるのでしょうか。

 

今回は、外壁コーキングの汚れの落とし方を解説します。自分で作業する際の注意点も知り、安全に汚れ落としを実践しましょう。

 

 

■外壁コーキングの役割■

外壁などに使用されるコーキングは、別名「シーリング」とも呼ばれます。

コーキングの主な役割は、防水です。コーキングによってすき間を埋めることで、雨水の侵入を防ぎます。

また、コーキングには可塑剤(かそざい)が含まれており、クッションとしての役割も果たしてくれるので、硬い材料同士がぶつかって壊れるのを防いでくれます。

 

コーキングの汚れ「ブリード現象」が起こるとどうなる?

外壁コーキングはカビやコケ、雨だれ、鳥のフンなどによって汚れることもありますが、こうした汚れは早めに洗い流すことで対処できます。

汚れの原因の1つに、可塑剤の経年劣化による「ブリード現象」がありますが、ブリード現象が起こるとコーキングはどうなってしまうのでしょうか。

 

黒ずみが出る

可塑剤がコーキングと分離して溶け出すと、コーキングに黒ずみが見られることがあります。ブリード現象だけでなく、コーキング材によっては塗料と反応して黒ずみが出るものも存在します。コーキングが黒ずんでいると、いくら外壁がきれいでも清潔感が損なわれます。

 

耐久性が落ちる

可塑剤はコーキングに柔軟性を持たせる役割を持っているので、溶け出すとコーキングが硬くなったり、「肉やせ」といってすき間ができたりしてしまうこともあります。耐久性が落ちたコーキングを使い続けると、雨水が住宅内部に侵入する原因にもなるので注意が必要です。

 

 

■自分でできる!外壁コーキングの汚れの落とし方■

前述のブリード現象による黒ずみは洗っても落ちないことが多いですが、気になる外壁コーキングの汚れのなかには、自分で落とせるものもあります。ここからは、必要な道具や汚れの落とし方を解説します。

 

必要な道具

外壁コーキングの汚れ落としに必要な道具は、以下の通りです。

 

  • スポンジ
  • 雑巾
  • 中性洗剤

 

スポンジは、洗車用のものがおすすめです。コケや鳥のフン、雨だれなどの汚れは、自宅にあるものを使って落とせるケースも多いです。

 

 

落とし方の手順

続いて、汚れの落とし方の手順を確認しましょう。

 

  1. 水洗い:ホースで外壁全体を水洗いして汚れを落とす
  2. 洗剤で汚れを落とす:水洗いで落ちなかった部分を、ぬるま湯で薄めた中性洗剤をつけたスポンジでこする
  3. 水で流す:雑巾を使って中性洗剤を流す
  4. 乾燥させる:自然乾燥させる

 

中性洗剤は20倍ほどに薄め、スポンジでこすり洗いをしたあとにはしっかりと洗い流しましょう。

洗剤が残っていると、外壁やコーキングを劣化させる可能性があります。

コーキングに直接水をかけるとひび割れの原因になるので、雑巾で拭き取るようにするのもポイントです。

 

 

高圧洗浄機を使っても落とせる

がんこな汚れには、高圧洗浄機を使うのも1つの方法です。

高圧洗浄機は種類によって、使用可能箇所や音の大きさが異なります。

外壁コーキングの汚れ落としに最適なものを使わないと、コーキングの劣化を進めてしまうことがありますし、コーキングが肉やせやひび割れを起こしていると、高圧洗浄機の力によって症状が悪化するかもしれないので注意しましょう。

 

 

■外壁コーキングの汚れを自分で落とす際の注意点■

外壁コーキングの汚れは、自宅にあるアイテムを使って自分で落とすこともできます。

落とし方に加え、汚れを落とす際に注意したい点も知っておきましょう。

 

天候のよい日に行う

外壁コーキングは、汚れを落としたあとに自然乾燥させるので、天候のよい日に作業をしましょう。天気がよくても風が強いとホコリが舞うので、風がない日を選ぶのもポイントです。

 

研磨材を使わない

使用する洗剤は、研磨剤が含まれていないものにします。研磨剤が入っていると汚れがよく落ちますが、同時に外壁コーキングも削ってしまうので注意が必要です。

また、中性洗剤は手荒れの原因にもなるので、使用する際はゴム手袋をしておくと安心です。

 

やさしくこする

外壁コーキングを強くこすりすぎると、劣化を早めてしまう可能性があります。

こすり洗いによって一時的に汚れが落ちても、その後すぐに汚れがついてしまうようになってしまうので、やさしくこすることを心がけましょう。

 

近隣の家に配慮する

近隣の家との距離が近い場所で作業する場合、外壁全体にかけた水が飛び散ってしまうこともあります。

近隣の方の迷惑にならないように作業することが大切ですが、万一のことも考えて事前に一言伝えておくとよいでしょう。

また、室内に水が入らないように作業をすることも重要です。

窓などが開いていないか確認することはもちろん、換気扇の近くの外壁コーキングの汚れを落とす際には、水が浸入しないよう注意してください。

 

 

 

外壁コーキングの汚れ落としは、専門業者への依頼がおすすめ!

外壁コーキングの汚れの落とし方がわかっても、できれば専門業者に依頼して作業をしてもらうのがおすすめです。

専門業者による汚れ落としには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

 

手間をかけずにきれいにできる

自分で汚れを落とそうと思うと時間や手間がかかりますが、業者に依頼すればお任せしておくだけで作業が完了します

もちろんそのぶん費用はかかりますが、掃除のために時間を確保する、天候によってスケジュールを調整するといった面倒事を避けることができます。

 

専用の道具で正しく作業してくれる

自分で洗剤やスポンジを選んで作業をすると、コーキングには適さないアイテムを使用してしまうリスクがあります。

しかし、専門業者は外壁コーキング専用の洗剤や道具などを持っているので、コーキングを傷めずにきれいにしてくれます。

 

高所での作業も安心

高所の外壁コーキングが汚れている場合、脚立などの不安定な場所で作業をしなければならず危険です。

しかし、業者に依頼すれば足場を組んで、安全かつ正確に作業をしてくれるので、リスクを回避しながらコーキングの美しさを取り戻せます。

 

外壁のさまざまな不具合を見つけられる

自分で汚れを落とすときには、気になるところだけをきれいにしてその他の部分に目が行かないことが多いです。

しかし、実は外壁の別の部分にも不具合や劣化があるかもしれません。

専門業者は外壁コーキングだけでなく、外壁、そして屋根など、外観全体をチェックして必要な施工を提案してくれます。

依頼すれば住宅の基礎部分なども点検して不具合を見つけてくれるので、状況が悪くなる前に対処できるのもメリットです。

 

 

外壁コーキングの汚れは落とし方に注意!迷ったら専門業者に相談を

外壁コーキングの汚れは、種類によって落とし方が違います。自分で落とせる汚れもありますが、ブリード現象が起こったコーキングは簡単な掃除では汚れが落ちません。

また、高所での作業の危険性や道具選び、作業の手間などを考慮すると、専門業者への依頼がおすすめです。

専門業者はコーキングの状態を点検し、最適な施工を提案してくれます。

 

 

 

弊社でも、外壁コーキングの汚れ落としに関するお悩みを解決するための、最適な方法をご提案させていただきます。

コーキングの打ち直しをはじめとしたさまざまなご相談を承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

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