キシラデコールの耐用年数は?塗装手順や注意点を解説
本記事では、キシラデコールの耐用年数をご紹介します。
キシラデコールの耐用年数は?
キシラデコールの耐用年数は約5年と言われています。
ただ、こまめにメンテナンスをして行き塗り重ねていくとキシラデコールの耐用年数はUPします。ただ、限界があるため約5年で耐用年数が切れてしまう、と認識しておきましょう。
そもそもキシラデコールとは
そもそもキシラデコールとは、屋外に設置している木製の柵やウッドデッキ等を着色・保護したり害虫やカビからの劣化を防ぐために必要な防腐剤です。
木目を崩さない仕上がりになるため、木材の良さを残したまま防腐することが可能です。
キシラデコールの塗布方法は?
では、キシラデコールの塗布方法を解説します。
- 木材を洗い乾燥させる
- キシラデコールをかき混ぜる
- キシラデコールを上から下に塗布していく
- 広い部分を丁寧に塗布する
1.木材を洗い乾燥させる
まずは、木材を洗って乾燥させましょう。
汚れがあったままキシラデコールを塗布すると塗りムラが発生してしまいます。また、洗うことで防腐効果が高まり、耐用年数を延ばすことが可能になります。
注意点として、高圧洗浄を使い一気にきれいにする方法がありますが、木材に対して高圧洗浄はあまりおすすめできません。
2.キシラデコールをかき混ぜる
続いて、キシラデコールをかき混ぜましょう。
いきなりキシラデコールを塗布するのではなく、底にある顔料を攪拌させるためにかき混ぜる作業が必要です。また、塗布し始めた際にも徐々に顔料がそこに沈んでしまうため、定期的にキシラデコールをかき混ぜるようにしましょう。
3.キシラデコールを上から下に塗布していく
続いて、キシラデコールを上から下に塗布して行きましょう。
キシラデコールは基本的に上から下に塗布していくものです。また、広いところからキシラデコールを塗布していくのではなく、最初は細かいところから塗布していくようにしてください。キシラデコールをハケにつけすぎるとムラになりやすくなるため、細かいところから塗布しましょう。
4.広い部分を丁寧に塗布する
最後に、広い部分を丁寧に塗布しましょう。
広い部分を一気に塗布していくのではなく、ムラにならないように丁寧に塗布して行きましょう。また、板と板の間も必ず塗布するようにしてください。キシラデコールが塗布されていない部分から腐食していくため、隅々まで塗布する意識を持ちましょう。
キシラデコールを塗布するときの注意点は?
最後にキシラデコールを塗布するときの注意点を解説します。
塗りすぎない
キシラデコールは防腐剤であるがゆえに、塗りすぎてしまうことがあります。
いつまでも表面が濡れているような塗り方はキシラデコールに限らず塗りすぎです。また、ホコリや砂がつきやすくなってしまい汚れてしまう可能性があります。丁寧に少量だけ塗布しましょう。
色見本を見る
キシラデコールを塗ったあとの色を把握するために色見本を見るようにしましょう。
例えば「キシラデコール 色見本」と調べてみると、いろいろな色見本をみることができます。木材に塗装した色見本を見ればどのキシラデコールを塗るべきなのか判断することが可能です。
まとめ
本記事では、キシラデコールの耐用年数をご紹介しました。
キシラデコールの耐用年数は約5年ですが、メンテナンスを繰り返すことで耐用年数を伸ばすことは可能です。ただ、約5年を目安としてキシラデコールを使いましょう。
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