【問題】外壁塗装工事中は家にいるべき?留守にしても問題はない?
外壁塗装の工事期間は約2週間。業者が工事を進めている間、どうしても買い物やお出かけをしたくなることもあると思います。そこでよくある疑問として「業者が工事中って家にいるべきなの?」ということでしょう。
そこで今回は、外壁塗装工事中は家にいるべきなのか解説します。
外壁塗装工事中は家にいる必要がある?
結論ですが、必要ありません。
外壁塗装工事中、ずーっと家にいる必要はありません。そもそもいつ業者が工事をするのかもわからない状態で「家にいてください」と言われてしまうといつ買い物やお出かけをしていいかわからなくなりますよね。
工事自体は不在でも進められる
また、外壁塗装の工事は家主が不在でも進めることができます。
業者が家の中に入って何かしらの作業をすることはありませんし、家主に「ここはどうやって塗りましょうか」と聞いてくることもありません。事前に見積もりの段階でどういった外壁にしたいのかを決めているはずなのでわざわざ家主に聞いてくることはないでしょう。
工事日程を知っておけば家にいる必要がない
また、外壁塗装業者が持っている「工事日程表」をもらっておけばなお家にいる必要はなくなります。
一例ですがこのような日程表があればもらっておきましょう。いつ業者が工事を進めるのかがわかりますので、不安であればその時間だけ家にいるということも可能になります。
家にいる必要があるシーン
ちなみに、いつでも外に出ていいというわけでもありません。外壁塗装工事のうち、以下のシーンに関しては家にいて業者と話し合いをする必要があります。
- 足場設置前の現場確認
- 完了検査(工事完了後)
工事前と工事完了後は現場を確認する必要があることを忘れずに。
家にいる必要がない外壁塗装業者を見極めるには?
「家にいる必要がない」と言われても、「なんだか不安…。」と感じてしまう人は多いものです。100%不安を拭い去ることはできませんが、家にいる必要がない外壁塗装業者を見極めるにはどうすればいいのでしょうか。
工事日程表をもらう
先ほどもありましたが、「工事日程表」はもらっておきましょう。
どうしても業者を信頼することができない場合は「工事日程表」を見て、業者が工事をする日時を把握しておくことが大切です。その日時以外は外出をしてもOKというルールを課せば「業者に何かものを取られるのではないか」という不安を無くすことができます。
毎日の進捗報告をもらう
業者によって、進捗報告の有無が異なります。
大手企業や実績のある地域密着型業者の多くは進捗報告を欠かさず行ってくれるでしょう。ただ、一部の業者は進捗報告をせずに工事を進めることがあるので「どこで何をしていたのか」をこちらが把握することができません。あまりおすすめできない業者になります。
外壁塗装工事中に外出する際の注意点は?
信頼できる外壁塗装業者に工事を依頼したとしても他に注意すべきことがたくさんあります。
戸締りをしっかりする
当然ですが戸締りはしっかりしておきましょう。
そもそも外出する際に戸締りをしないのは論外ですよね。悪徳業者から家を守るだけでなく空き巣被害対策も兼ね備えていますので必ず厳重な戸締りをしてください。
▼悪徳業者から身を守る方法はこちら。
業者と連絡がすぐ取れる状態にしておく
外壁塗装中に、
- 近所からクレームが入った
- 急な悪天候で作業を中断しなければならなくなった
- 誤って家や敷地内の私物を傷つけてしまった
など、急な問題が発生することがあります。すぐに自宅に戻らなくてはならないケースも稀におきますので業者とすぐに連絡が取れる状態にしておきましょう。
口頭での契約変更はしない
自分がその場にいないのにも関わらず、
- 使用する塗料の変更
- 予定に入っていない箇所の塗装
- 見積書に記載されていない工事の追加
などの提案を口頭でされても承諾してはいけません。しっかりと自分の目で確認してからそういった提案に応じるべきですし、以下のようなトラブルの元になりかねません。
- 仕上がりが施主のイメージと大きく異なる
- 想定より高額な追加料金を請求される
もし対応する場合は書面を通じて合意を交わすことが必須です。
私生活に影響があるか学んでおく
外壁塗装工事中は色々な問題が生じます。その問題や疑問点をここで解決しておきましょう。
エアコンは使える?
外壁塗装工事中でもエアコンは使えます。
業者もエアコンの位置を把握しており、邪魔にならないように足場を組み立てます。エアコンの稼働には問題ないように工事を進めてくれますのでエアコンは問題なく使用できるでしょう。
洗濯物は外に干せる?
洗濯物は外に干さないようがいいでしょう。
塗料が飛んでしまったり塗料の匂いがついてしまう恐れがありますので、業者からお断りされるケースが多いようです。また、塗料が飛んでしまい衣類を汚してしまうと外壁塗装業者の責任になってしまうため基本的には室内干しをおすすめします。
騒音は発生する?
外壁塗装工事中はある程度の騒音を覚悟してください。
例えば、
- 足場の組み立て・解体時の金属音
- 屋根・外壁の汚れ落とし(高圧洗浄)
- 金属のサビ落としをする最の削り音(ケレン)
などの作業をする際には必ず音が発生します。わざと騒音を出しているわけではありませんので我慢する必要があります。
窓は開けられる?
可能ですが、おすすめはできません。
塗料の匂いが部屋に充満する恐れがありますし、塗料の匂いを長時間嗅ぎ続けることは身体的にもよろしくありません。また、業者の工事方法によってはそもそも窓を開けることができないケースもありますので事前に聞いておくことをおすすめします。
まとめ
外壁塗装工事中は家にいる必要がありません。
ただ「どうしても業者の人を信用できない」「空き巣被害が怖い」ということであれば厳重な戸締りや業者とすぐに連絡が取れる状態にしておくべきです。事前の対策を怠らないようにしましょう。