浴室ドアの交換は自分でできる?自分で交換する方法や業者に依頼した場合の費用相場について解説
浴室ドアの寿命は15~25年だと言われています。
環境や使用頻度によって寿命は上下しますが、壊れてしまった浴室ドアをそのままにしておくのはおすすめできません。しかし、「業者に依頼すると高くなる」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、浴室ドアの交換を自分でする方法をご紹介します。
浴室ドアの交換は自分でできる?
結論ですが、「可能」です。
浴室ドアの交換方法はYouTubeやブログを見れば理解することは可能です。しかし、用具の使い方など専門的な知識が必要になることも多いので全くの素人が自分で交換することはおすすめできません。
症状別修理方法
ちなみに、「壊れた」といってもどのように壊れたかによって修理方法が変わります。
症状 | 修理方法 |
ドアノブが壊れた、使いにくい |
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アクリルパネル部分が壊れた |
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浴室から水が漏れる |
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パッキン部分のカビがひどい |
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ドアの開閉がうまくいかない |
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ドアが外れやすい |
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よくある症状における修理方法です。
浴室ドアの交換を自分で行う方法
専門的な知識がある方は、自分で浴室ドアの交換をすることが可能です。
- 壊れた浴室ドアと同じ型番のドアを購入する
- 壊れた浴室ドアを取り外す
- 枠の汚れを除去する
- 説明書に沿って新しい浴室ドアを取り付ける
- 壊れた浴室ドアを廃棄処分する
壊れてしまった浴室ドアを外し、同じ型番のドアを取り付けるだけでOKです。
自分で浴室ドアを交換するときに参考になる動画
文章だけ見て「このようにやればいいんだ!」と納得できない方はYouTubeで交換方法の動画が公開されているので、そちらを参考にしてもいいかもしれません。
再三にわたって忠告をしておきますが、DIYや自分でドアを交換できるのは「専門的な知識がある人」に限ります。
浴室ドアの交換を業者に依頼する時の費用相場
もし「自分で交換する技術がない」「失敗したら嫌だ」と自分で交換するよりも業者に依頼した方が良いと考えている方は費用相場をまずは把握しておきましょう。
ドアノブ修理 | 8,000~10,000円 |
ドアノブ交換 | 10,000~20,000円+交換部品代 |
アクリルパネルの交換 | 20,000~30,000円 |
ドアパッキンの交換 | 4,000~6,000円 |
基本的に修理・交換する浴室ドアによって費用相場が大きく左右されることはありません。ただ、劣化状態や工事をする周辺環境によって若干費用の増減はあります。
費用内訳
これらの費用の内訳は以下のようになっています。
- 商品代(浴室ドア代)
- 工事代(交換・コーキング作業費など)
- 諸経費(交通費・駐車場代・廃棄費用など)
見積もりを取る際「工事一式」として提出されることが一般的です。しかし、この段階で「おや?」と思うことがあれば相談して解決しておくことが必須といえます。
浴室ドアの交換費用を安く済ませるコツ
さて、業者に依頼すると最低でも10,000円は費用としてかかってくることが想定されます。
しかし、いろいろな技を使えばこの費用をぐんと下げることも可能です。そのコツをいくつかご紹介します。
まとめて工事を行う
先ほどご紹介しましたが、業者に依頼する時の費用内訳は以下のようになっています。
- 商品代(浴室ドア代)
- 工事代(交換・コーキング作業費など)
- 諸経費(交通費・駐車場代・廃棄費用など)
「商品代」は単発でもまとめてでも変わりませんが、「工事代」と「諸経費」はまとめて行った方が安くなる傾向にあります。例えば2回にわたって工事を依頼すると「工事代」と「諸経費」がまとめて工事する時よりも2回分かかってしまう計算になります。
できれば、工事したい部分をまとめて依頼しましょう。
交換するドアの型番を揃える
できれば交換するドアの型番は揃えましょう。
型番が異なっていたり、全く違うメーカーの浴室ドアを取り付けるとなると大規模な工事が必要になるケースがあります。交換費用だけでなく別の工事費用もかかる可能性があるので、型番は揃えておきましょう。
複数業者から見積もりを取る
1社だけから見積もりを取って、そのまま依頼を進めるのは危険です。
例えば、その見積もりを取った業者が悪徳業者だったとします。しかし、比較検討する材料がないので提示された費用のまま受け取ってしまうこともあるでしょう。
悪徳業者かどうかを判断する方法は以下の記事をご覧ください。
まとめ
今回は、浴室ドアを自分で交換する方法をご紹介しました。
ある程度、知識がある方であれば自分で交換することも可能です。しかし、「なかなか知識がない」という方は自分で行うのではなく業者に依頼した方が安全といえます。