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浴室ドア交換の主流「カバー工法」とは?交換費用を抑える方法も解説

浴室ドアの交換方法には大きく分けて「カバー工法」と「アタッチメント工法」があります。

 

仕上がりに大きな差が生まれることはありませんが、費用や期間面で大きな差が出てくることがあります。一般的には「カバー工法」が使われますが、業者によっては「アタッチメント工法」を活用している業者も。

 

そこで今回は、浴室ドア交換の主流であるカバー工法を解説します。

 

浴室ドア交換の主流「カバー工法」とは?

 

 

カバー工法とは、既存外枠の上から新しい外枠を被せてドアを交換する方法です。

 

従来の方法だと、ドア交換のためだけに壁や天井を壊す必要がありました。しかし、カバー工法では壁や天井を壊すことなくドアを交換することができるので浴室だけでなく玄関ドアの交換にも使われています。

 

【外壁カバー工法】外壁カバー工法のメリット・デメリットについて詳しく解説

 

このように浴室ドアだけに使われる工法ではありません。

 

カバー工法には2種類ある

 

ちなみに、「カバー工法」と言っても大きく分けて2種類存在しています。

 

まずは、内付型のカバー工法です。

 

出典:リフォーム浴室ドア

 

壁の工事を必要とせず、工事期間も1~2日と非常にスピーディーな工法になります。業者によりけりですがドアメーカーに制限はありません。

 

続いて、改装用の部材を使ったカバー工法です。

 

出典:リフォーム浴室ドア

 

こちらは先ほどのカバー工法では交換できないようなドアを交換するときに使われます。もっとカバー工法について学びたい方はこちらを参照ください。👇

 

【外壁リフォーム】外壁カバー工法について詳しく解説!

 

アタッチメント工法もある

 

ちなみに、冒頭でもご紹介しましたがカバー工法の他に「アタッチメント工法」という工事方法が存在しています。

 

これは既存外枠にアタッチメントを取り付けドアを交換する方法です。カバー工法と仕上がり具合は変わりませんが、費用が高額になったり期間が伸びてしまったりとカバー工法よりも劣っている工法として考えられています。

 

アタッチメント工法についてはこちらの記事でも解説しています。

 

最終手段は丸ごと交換する方法

 

2022年において、カバー工法かアタッチメント工法で交換できないドアはほとんどありません。

 

ただ、中には「カバー工法もアタッチメント工法も使えない」ドアというものがあります。例えば、築年数が50年以上経過しており工法を使ったドア交換をしても老朽化が原因でドアがまた壊れてしまうなどのケースは丸ごと交換することも視野に入れなければなりません。

 

浴室ドア交換のタイミングは?

 

 

浴室ドアの寿命は15~20年ほどだと言われています。

 

ただ、使用環境や頻度によって経年劣化よりも早く老朽化が進むことも十分考えられるでしょう。さらに、水気が多い場所なのでカビによる侵食もありますから15年以上何の問題もなく使い続けられる浴室ドアは珍しいです。

 

そのため、

 

  • カビが発生している
  • パッキンが外れている
  • 蝶番が壊れている
  • 窓が割れている
  • 水漏れしている

 

などの症状が現れたら浴室ドアを交換するようにしましょう。

 

浴室ドア交換の費用相場は?

 

 

では最後に、浴室ドア交換の費用面のお話です。

 

一般的に浴室ドアを交換するために必要な費用は5~10万円だと言われています。ただ、

 

  • ドアの商品代の違い
  • 業者の工事費の違い
  • 複合施工による工事費の違い

 

などによって、費用は上下します。どれだけ高くても20万円ほどに落ち着きますのでそれ以上の費用を請求される場合は悪徳業者だと怪しむ必要があります。

 

浴室ドアの費用を抑えるには?

 

ただ、浴室ドアを交換する際に費用を抑えたい!と考える方は多いでしょう。

 

満額支払うのが嫌だと感じる方は、費用を抑える方法を学んでおいたほうがいいかもしれません。いろいろな方法で費用を抑えることが可能です。

 

カバー工法で依頼する

 

アタッチメント工法は、カバー工法に比べて費用が高くなりがちです。

 

外枠を取り外す必要がありますので期間も長くなってしまいます。そのため、業者には「カバー工法でお願いしたい」という旨を伝えておきましょう。

 

もしそれでもアタッチメント工法を勧められる場合は別の業者に依頼したほうがいいでしょう。

 

ドアサッシ屋さんに依頼する

 

メーカーと直接つながりのあるドアサッシ屋さんに依頼することで費用を抑えることができるかもしれません。

 

ドアサッシ屋さんは窓枠やドアを専門的に取り扱っており、メーカーとつながっていることも多いです。仕入れの段階で安く仕入れることができるので、工事全体の費用も安く済むでしょう。

 

ただ、ネット上でドアサッシ屋さんを検索することは至難の技です。

 

他の工事を強引に勧めてくる業者には依頼しない

 

当然ですが、他の工事を強引に勧めてくる業者には依頼しないことが大事です。

 

例えば、

 

  • 一緒に~~を交換しませんか?
  • 外壁塗装の依頼もしませんか?

 

など、依頼したい内容に+αしてくる場合は利益を確保しようとしている業者によくある行為です。悪徳業者になりますので依頼しないようにしてください。

 

まとめ

 

 

浴室ドア交換の主流は「カバー工法」です。

 

アタッチメント工法よりも安く、そしてスピーディーに工事を進めることができます。是非、依頼する際にはカバー工法で依頼をしましょう!

 

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