ユニットバスのドアリフォームの費用相場は?耐久年数や利用される工法についても解説!
ユニットバスの家庭は年々増加しています。
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今回はそんなユニットバスのドアをリフォームする費用相場や耐久年数について解説していきます。
ユニットバスとは
そもそもユニットバスとは、
- 壁
- 床
- 天井
- 浴槽
がセットで製造・組み立てられた浴室のことを言います。
出典:ユニットバスとはどんなお風呂?メリット・デメリットも紹介
ユニットバスパーツはすべて規格品となっています。
システムバスとの違い
ちなみに、ユニットバスと混同しがちな言葉に「システムバス」という言葉があります。
ネットで「システムバス」と検索するとユニットバスとよく似た浴室の画像がヒットするかもしれません。実際にこちらの写真も「システムバス」として紹介されています。
出典:ユニットバス(システムバス)のサイズと選び方を徹底解説!最適なお風呂の大きさとは?
実はユニットバスとシステムバスの言葉には大きな意味の違いはありません。浴槽のサイズや機能などを自由に付け加えることができる浴室のため「システム」バスと呼ばれることがあります。
ユニットバスドアの耐久年数
さて、そんなユニットバスですがドアの耐久年数は15~25年と言われています。
こちらは国土交通省が公開している「期待耐用年数の導出及び内外装・設備の更新による価値向上について」の資料データです。こちらのデータを見ても分かる通り、ユニットバスのドアの耐久年数は約15~25年です。
劣化サインはどこを見ればいいのか
一般的には約15~25年使えばユニットバスのドアは交換時期がやってきます。
ただ、使用頻度や湿度の関係で公開されているデータよりも早く劣化が訪れることがあります。劣化のサインとしては以下のようなものがありますので定期的に確認することをおすすめします。
- パッキンが外れる
- 蝶番が壊れる
- 水漏れがする
目に見える劣化もあれば目に見えない劣化もあります。ただ、多くの場合は以上の3つの劣化かカビが生えるなどの劣化が見られるようになります。
ユニットバスのドアをリフォームする流れ
ユニットバスのドアリフォームの流れは以下の通りです。
- 既設の浴室ドアを外す
- 既設枠の上からベース材・新しい枠組みを取り付ける
- シーリング処理を行う
- 新しい浴室ドアを取り付ける
出典:リフォーム浴室ドア
どの業者に依頼をしても一般的にはこの流れでリフォームが進みます。
ドアリフォームに使われる工法はカバー工法が主流
参考までに知っておいていただきたい情報としてドアリフォームの工法は一般的には以下の2つに集約されます。
- アタッチメント工法
- カバー工法
今ではカバー工法が主流となっており、大規模な工事を行わなくてはならないアタッチメント工法を使っている業者はほとんどいないでしょう。アタッチメント工法は工事が大規模になるだけでなく費用も高額になるためおすすめできません。
カバー工法はこちらの動画を見ていただくとイメージしやすいかと思います。
ユニットバスドアリフォームの費用相場
実際にユニットバスのドアリフォームを進めるにあたり費用相場を押さえておく必要があります。
内容 | カバー工法 | ドアのみ交換 | 外枠+ドアの交換 |
---|---|---|---|
開き戸 | 5万円前後 | 3~5万円 | 7~10万円 |
中折れ戸 | 6、7万円 | 3~6万円 | 8~12万円 |
引き戸 | 10万円前後 | 8~10万円 | 13~16万円 |
工法やどのようなドアにしたいのかによって費用相場が変動します。
まとめ
今回はユニットバスのドアリフォームについて解説しました。
こちらの記事でも解説していますがユニットバスになっても普通の浴槽でもドアリフォームの費用相場はそこまで変わりません。ぜひこの機会にユニットバスのドアをリフォームしてみてはいかがでしょうか。