【2022年】浴室ドアを引き戸にリフォームするメリット・デメリット!DIYよりも業者に依頼すべき?
浴室ドアにはいくつかタイプがありますが、最近注目されているのが「引き戸」です。
2020年ごろから高齢化社会だと言われ続けており、ご高齢の方でも自力で浴室ドアを開け閉めできることが大切だという認識が広がりつつあります。
そこで今回は、浴室ドアを引き戸にリフォームするメリット・デメリットについて解説します。
浴室ドアのタイプ
冒頭にもご紹介しましたが、浴室ドアには以下の3つのタイプがあります。
浴室のドアの種類 | 特徴 |
---|---|
開き戸 | ・開閉しやすい ・作りがシンプルで掃除がしやすい ・内開きの場合は、緊急時に開けにくい |
折れ戸 | ・狭いスペースでも設置しやすい ・パーツが多いので掃除がしにくい ・折れる部分に手をはさむ危険性がある |
引き戸 | ・浴室の出入口が広くなる ・引き戸を引き込むスペースが必要 ・バリアフリーに最適 |
それぞれに良い特徴と悪い特徴があり、総合して「引き戸」の人気が高いです。さらに、バリアフリーという観点においては引き戸にしておくデメリットはありません。
浴室ドアを引き戸にリフォームするメリット・デメリット
さて、浴室ドアを引き戸にする家が増えているようですがそもそもどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
浴室ドアを引き戸にリフォームするメリット・デメリットをそれぞれ解説します。
浴室の出入り口が広くなる
メリットとしては、浴室の出入り口が広くなることが挙げられます。
引き戸にすることで浴室の出入り口が広くなり、車椅子を使っているご高齢の方でも問題なく浴槽へ移動することが可能です。さらに、開き戸のように内側・外側へ開ける空間も必要ありませんのでスムーズに移動できるのも大きな特徴でしょう。
イメージしづらいという方は是非こちらの動画をご覧ください。
引き込む空間が必要になる
デメリットとしては、引き込む空間が必要になることが挙げられます。
ここでいう「引き込む空間」というのは引き戸をスライドさせるためのスペースのことを言い、横幅を大きく取ってしまうのです。洗濯機や洗面所をすでに設置している場合、引き戸を取り付けるためのスペースを確保できない可能性があります。
浴室ドアを引き戸にリフォームするときのポイント
浴室ドアを引き戸へリフォームする際、知っておくべきポイントがいくつかあります。
知っているか知らないかでリフォーム費用が1/2にカットされるなんてこともあり得ます。浴室ドアを引き戸にリフォームするときのポイントについてみていきましょう。
バリアフリーリフォームにする
引き戸はバリアフリーの観点でも評価されており、バリアフリーリフォームには補助金を提供しているという自治体も存在します。
バリアフリーリフォームだと認められるには、
- 手すりを取り付ける
- 脱衣所へ暖房を取り付ける
- 窓の断熱性をUPさせる
などの細かい条件こそありますが、バリアフリーリフォームだと認められれば補助金を使ってリフォームを進めることが可能です。
補助金が提供されているかどうかは自治体ごとに確認をしてください。
カバー工法で依頼する
浴室ドアのリフォーム工法として「アタッチメント工法」と「カバー工法」というものが存在します。
基本的にカバー工法の方が工期が短く費用もそこまでかからないため業者の多くはカバー工法でリフォームを進めてくれます。しかし、利益を多く残したいと考えている業者はアタッチメント工法を使ってリフォームを進めようとしてくる可能性があります。
できればこちらから「カバー工法でお願いしたいです。」ということを伝えておきましょう。
DIYよりも業者に依頼すべき
YouTubeで浴室ドアのリフォームを検索していると「DIYの方が安く簡単にできるのではないか?」と考える方が出てくるかもしれません。
実際にDIYで浴室ドアを取り付けたりする動画が公開されていますが、彼らは専門的知識を持っており浴室ドアのリフォーム業者として日々動いている人たちです。つまり、素人がDIYをしているのではなく業者がDIYをしているように装っているだけに過ぎません。
これをみて「私たちもDIYをしたい!」と意気込むことは大丈夫ですが、実際にDIYで綺麗に浴室ドアを取り付けられる可能性は限りなく0に近いでしょう。
まとめ
浴室ドアの中でも「引き戸」の人気が高まっています。
バリアフリーという観点でも注目されていますし、「引き戸」に限って補助金が提供されている自治体も存在します。是非、老後のことを考え「引き戸」にリフォームしてみてはいかがでしょうか。