【202年】浴室ドア交換工事の流れは?手法や業者の選び方も!
浴室ドアが古くなってくると掃除をしても汚れが落ちなかったり、ガタついて開け閉めしづらい問題が多発します。
そのまま放っておくとドアが完全に開かなくなってしまったり、カビが生えやすい環境になってしまうことも少なくありません。できれば早めに浴室ドアリフォームをしておくべきでしょう。
そこで今回は、浴室ドア交換工事の流れについて解説します。
浴室ドアの交換工事の流れ
浴室ドアの交換工事の流れは以下の通りです。
- 既設の浴室ドアを外す
- 既設枠の上からベース材・新しい枠組みを取り付ける
- シーリング処理を行う
- 新しい浴室ドアを取り付ける
引用:リフォーム浴室ドア
このようにして浴室ドアの交換工事が進んでいきます。
浴室ドアの交換工事の手法
浴室ドアの交換工事の手法には大きく分けて2つあります。
- アタッチメント工法
- カバー工法
それぞれみていきましょう。
アタッチメント工法
アタッチメント工法は壁の工事が不要で、アタッチメントを取り付けて浴室ドアを交換する工法になります。
引用:リフォーム浴室ドア
ロンカラー浴室ドアの場合はこのように工事が進みます。
カバー工法
カバー工法もアタッチメント工法と同じく壁工事が必要ありません。
引用:リフォーム浴室ドア
カバー工法は扉と枠組みが綺麗になるため、多くの浴室ドアリフォーム業者が採用している工法になります。
浴室ドアの種類
「浴室ドア」といっても大き分けて3つのタイプがあります。
- 折れ戸
- 開き戸
- 引き戸
ではそれぞれみていきましょう。
折れ戸
折れ戸はその名の通り、ドアを開けた際に屏風常にドアが開きます。
スペースが必要になる難点はありますが、工事の際は扉部分だけを交換すればいいので工期が短く費用も安く済みます。ただ、ドアを開けた時に中折れする可能性がありますので補強材を使っておくことをおすすめします。
開き戸
開き戸は部屋のドアに使用される奥・手前に開くタイプの浴室ドアです。
ドアが開く分、スペースが必要になりますが扉部分だけの工事になるので工期が短く費用も安くなります。シンプルな構造故に開き戸を採用する家庭は多いようです。
引き戸
引き戸はドアを横へスライドして開くタイプです。
前後スペースを圧迫せず、浴室全体のスペースを広く使えるため人気が高い浴室ドアのタイプです。ただ、リフォームの際は扉部分だけでなく引き込み部分の工事が必要になるため、工期が長く費用が高額になりやすい難点があります。
浴室ドアの交換工事を依頼する業者の選び方
浴室ドアの交換工事を請け負っている業者は検索すれば山ほど出てきます。
しかし、中には悪徳業者も存在しており高額請求されるケースが後を絶ちません。クーリングオフ制度を利用すれば返金されますが工期予定がずれてしまうことも。
では、浴室ドアの交換工事を依頼する業者の選び方について学んでおきましょう。
カバー工法を提案してくれる
浴室ドアを交換する際、一番工期が短く費用が安くコスパの良い工事は「カバー工法」一択です。
浴室ドアの形状が異質な場合はカバー工法が使えない場合がありますが、一般的にはカバー工法で工事を進める業者がほとんどです。ただ、中には利益欲しさにカバー工法ではなく費用がかかりやすいアタッチメント工法や他の工法を勧めてくる業者もいます。
そういった業者のほとんどは悪徳業者だと断定しても問題ありません。
メーカーとつながりがあるか
もし業者に迷った場合は「ドアサッシ屋さん」に依頼することをおすすめします。
ドアサッシ屋さんはドアや窓枠に特化した業者で、一般的なリフォーム業者よりも扱っている工法やドアの数が比べ物になりません。そういったドアサッシ屋さんはメーカーと直接繋がっていることも多いため、費用が安く済むことが多いです。
ただ、ドアサッシ屋さんはHPを作り込むことが少なく、ネット検索で優良なドアサッシ屋さんを見つけるのは困難となっています。
浴室ドアの交換をDIYでするのはNG?
さて、YouTubeで「浴室ドア交換」と調べるとDIYの動画が数多くヒットします。
このような動画を見て「自分もDIYで浴室ドアを交換したい!」と思う方は多いかもしれませんが、彼らは専門知識を持っており技術的にも長けている人が多いです。つまり、浴室ドアの交換をDIYで行うにはそれなりの知識と技術が必要になります。
全くの初心者が動画だけを見てDIYを進めるのは危険です。
まとめ
今回は浴室ドア交換工事の流れについて解説しました。
浴室ドアの交換をDIYで行いたい!という方は多いですが、基本的におすすめできません。できれば業者に依頼をしましょう。