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夏の結露もご用心!お住まいにダメージも?!原因や対策について解説します!

マルセイテックの平野でございます。

いつも弊社のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

はぁぁ(*´Д`)お暑うございます・・・

夏休みも終わり、残暑が厳しいでございますね。

その夏休み、平野はドライブで群馬県まで行って参りました。

お昼に寄った前橋の名物、皆様ご存じでしょうか。

 

 

登利平でございます。

平野はこちらのお弁当が大好きでございまして、北関東に実家があるのでございますが群馬に行ったら必ず食べるのでございます。

とても美味しいのでございますよ!!!

 

さてさて、本日のブログは豆知識ブログ、「夏の結露」についてでございます。

「結露」って聞きますと冬のイメージでございますが、実は夏にも起こる事をご存じでしょうか。
しかもですよ、夏の「結露」ってものは建物にい大きな影響を及ぼす場所で発生することが多いのでございます。
夏に発生する「結露」の原因や対策について、今回のブログでは解説していきたいと思います。

 

そもそも、なんで結露って発生するのでしょう。

簡単に解説いたしますと・・・
空気中というものは、水蒸気として一定量の水分を含むことができて、その量を飽和水蒸気量というのでございます。
飽和水蒸気量は温度が高いほど多く、逆に低いほど少ないわけでして、飽和水蒸気量いっぱいの水蒸気を含んだ空気が冷やされると、その容量を超えてたものは気化できずに水滴となって現れるのでございます。それがTHE結露でございます。
そしてですね、何気に結露は以下の2種類があるのでございますよ。

 

①表面結露

表面結露は、多くは冬に見られる現象でございます。
室内の水蒸気を含んだ空気が冷やされると、窓ガラスなどの表面に水滴となって現れます。

皆様がよくご存じの視覚的に確認できる、あの「結露」ってやつでございますね。

 

➁内部結露

内部結露は、夏にも起こりやすい現象でございます。(もちろん冬も起こります)
水蒸気を含んだ空気が、壁内部の低い温度の箇所に侵入し冷やされると、そこで(壁内部で)水滴となって現れることでございます。
その現象をその名のとおり、「内部結露」というのでございます。内部にあるだけに、なかなか視覚的には確認できないので厄介なのでございます・・・・

 

はてはて、それでは何故、夏の結露は内部結露になりやすいのでしょうか??

 

 

内部結露は夏が多くみられる理由

建物外部の水蒸気を多く含んだ空気は、外壁から壁の内部に侵入することがあるのでございます。

まさか外壁から侵入されるなんて・・・と思われるかもしれませんが、水蒸気の分子はそりゃあもう細かいものでございますので、比較的容易に通り抜けてしまうのでございますよ。
夏はエアコンで室内温度がグンと低下しますので、それによって壁内でも低温になる部分が一部生じてしまうわけでございます。

すると、壁内部で暖かい空気vs冷たい空気の現象が起こり、そこで結露を発生し水滴となって現れるのでございます。
ちなみにでございますが、夏に見られる内部結露は室内に近い位置が多く、冬に起こる内部結露は外部に近い位置が多くなるのでございます。要は気温差が直面する場所でございますね。

 

 

先程もお話しましたが、内部結露って見えにくい場所にできるので、結構長い期間気が付かないままでいることがあります。

家具の裏側とか、汚れなのか?カビなのか?そんな感じのものを見かけたことはございませんか?

それは内部結露が原因と思われます・・・。

内部結露が原因で起こる悪影響は他に、壁内部に施してある断熱材の劣化、木材の腐食、そんなこんなで住宅全体の耐久性が低下していくことになります。木材が腐ったままだとシロアリの繁殖を招くことに繋がってしまいますしね。。。

気が付かないことが多い内部結露は、建物にさまざまな影響を及ぼすので、なかなか怖い結露なのでございます。

 

 

えッ!怖ッ!!夏の結露を防止すること、対策は無いんかい?!

対策はもちろんございます。

 

 

●室内の温度を冷やしすぎない

つまりは壁内での温度差が生じることで結露が起こるわけですから、夏は室内を冷やし過ぎない温度管理をする必要がございます。

とはいえ、最近の夏は本当に暑いですものね・・・・。28度設定で結露ができにくいと言われていますが、正直それはちょっとキツイところではございますよね。エアコンからの冷風が直接壁面に当たると、その部分の温度低下を招く恐れがあるので、エアコンの風向きに配慮し、サーキュレーター等を利用してエアコンからの冷気を拡散させると良いと思いますよ。

 

 

●可変透湿気密シートを使う

可変透湿気密シートは、これは、冬など湿度が低い環境では湿気を通さず、夏など湿度が高い環境では湿気を通すという高性能なシートでございます。断熱性を左右する気密性の確保もできて、省エネ効果も期待できるとっても良い建材でございます。

つまり、常に湿気をシャットアウトしてくれる可変透湿気密シートは、最近の外壁材や内壁に採用している住宅も多く、弊社でのリフォームでも採用しております。

 

 

◎ まとめ ◎

今回の平野豆知識ブログは、夏の結露の対策について解説いたしました。

夏の結露は目視できない場所で起こる事が多い為、注意が必要でございます。
いきなり内壁を可変透湿気密シートでリフォーム!!するよりも、まずは室内の温度を下げ過ぎないよう心掛ける事から始めてみるのが良いかもしれませんね。

 

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