【比較】外壁塗装依頼は大手が良い?メリット・デメリットや大手以外に依頼する時のポイントについて!
外壁塗装業者と一言で言っても、大手外壁塗装業者や地域密着外壁塗装業者など依頼先に上がる業者は様々です。
悪質な外壁塗装業者に当たらないように大手外壁塗装業者を選ぶ人も多いと思いますが、大手外壁塗装業者は費用が高いことでも知られています。
そこで今回は、外壁塗装依頼は大手がいいのか解説します。
外壁塗装依頼は大手?依頼先の選び方は?
「大手」と聞くと、
- 安心感がある
- みんな選んでいる
などのイメージが強いと思います。
ただ「大手だから」と外壁塗装業者選びを疎かにすることはおすすめできません。外壁塗装の依頼先の選び方について学んでおきましょう。
依頼する箇所
まずは、依頼する箇所です。
例えば、
- 外壁塗装だけ:リフォーム専用業者
- 外壁塗装以外も:ハウスメーカーや工務店
など、依頼する箇所によって依頼する業者の種類を変えなければなりません。
もし工事する箇所が「外壁」だけなのであれば外壁塗装業者に依頼をした方が費用面も安く上がります。ただ、それ以外の部分も依頼したい場合は外壁塗装ではなく、ハウスメーカーや工務店に依頼をした方がトータルで満足のいくリフォームをすることができます。
保有資格や実績
続いて、保有資格や実績です。
基本的に、外壁塗装は仕上がりだけを見て「この業者は悪質かどうか」を判断することはできません。内部まで解体して見て初めて気づくことも多いため、実績や保有資格で外壁塗装業者の信頼性を確かめることをおすすめします。
例えば、
- 建設業許可証:工事費が500万円以上の工事を行うのに必要な資格
- 一級塗装技能士:外壁塗装の職人さんが保有している資格。必ず保有する必要はありませんが施工のクオリティを担保するために保有している職人さんも多い。
などの資格があれば信頼できる業者になるでしょう。
こういった資格や実績についてはそれぞれのHPに掲載されていますのでご確認ください。マルセイテックではHPに施工実績を掲載しています。👇
施工事例
続いて、施工事例です。
先ほどの「実績」とかぶるところがありますが、外壁塗装のデザインを重視する方は施工事例も確認しておきましょう。実際にどんな仕上がりなのかを写真で確認することができます。
例えばこちらの施工事例では、「金属サイディングカバー工法」という工法を使って施工が行われた様子を確認することができます。
外壁塗装依頼を大手にするメリット・デメリットは?
実績があり施工事例に納得できれば、外壁塗装は大手に依頼をしなくてもOKです。
ただ、やはり大手には大手のメリットがありデメリットも兼ね備えています。「どうせ依頼するなら大手がいいな」と思う方へ外壁塗装依頼を大手にするメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
まずは、外壁塗装を大手に依頼するメリットです。
対応分野が幅広い
まずは、対応分野が幅広いことです。
大手はあらゆる施工を請け負ってきて大手に昇格していますので、外壁塗装業者の中でも対応できる分野が広いです。「こんな工事でも大丈夫かな…」と思っていても大手であればすんなり工事をしてくれることも多いです。
例えば、外壁塗装大手の「ONTEX」では外壁塗装以外に
- 屋根・防水対策
- 太陽光パネルの設置
- エクステリア
- 住宅整備
- 内装・増改築
なども請け負っています。
アフターサービスが充実している
続いて、アフターサービスが充実していることです。
大手のほとんどは工事後の保証がついています。万が一、外壁塗装工事後に不具合が生じても保証期間中であれば全額返金や別途対応してくれることも多いため、安心感があります。
もちろん、大手でなくてもアフターサービスが充実している業者はたくさんありますのでHPを見て確認しておきましょう。
職人の数が多い
続いて、職人の数が多いことです。
意外と気にならないところではありますが、大手は職人さんの数が多いため日程調整の融通が効きやすいです。「この日はちょっと厳しいです…」とこちらの日程を変更せざるを得ない状況には陥ることはほとんどないでしょう。
デメリット
続いて、外壁塗装を大手に依頼するデメリットです。
費用が高い
まずは、費用が高いことです。
大手に外壁塗装を依頼した際、大手に駐在している職人さんが施工をしてくれるのではなくほとんど下請け業者が施工にあたります。そのため、大手がマージンを取る形になりますので「下請け料」が発生し費用が高くなりがちです。
さらに、
- 広告費
- 社員への給料・管理費用
などもかかりますので、それらを回収するために外壁塗装の費用が高くなるのは当然です。
業者選びができない
続いて、業者選びができないことです。
先ほども解説しましたが、大手の場合はほとんどが下請けが施工にあたります。その下請けは1社とは限りませんので、複数の下請け業社があなたの外壁塗装に関わることも多いでしょう。
「この業者がいい!」と思っても、その業者に依頼できることはほとんどありませんし
- 依頼している内容が思った通りに伝わらない
- 低品質な工事を行ってしまう
など、業者によってはトラブルに発展することもあります。
大手以外で外壁塗装依頼をする際に知っておくべきことは?
さて、メリット・デメリットを見て「大手以外に依頼した方がいいかな…」と考える人も多くなったと思います。
実際に大手以外の外壁塗装業社へ依頼する際、知っておくべきことがいくつかあります。
キャンペーンは疑うべき
まずは、キャンペーンは疑うべきです。
例えば「今なら半額で!」「初回限定価格!」などと謳っている業者は一度疑った方がいいでしょう。キャンペーンで安くなっている部分は、他の部分で補填されていたりしますから結局費用が高くなってしまうこともあります。
無料ほど怖いものはありません。
どんな外壁にも合う塗料はない
続いて、どんな外壁にも合う塗料はないことです。
こちらの記事でも解説をしていますが、どんな外壁にでも合う塗料なんてものは現在存在しません。
外壁は、
- サイディング
- モルタル
- 木材
- ALC
などと色々な種類に分かれており、それに適した塗料が存在しています。「どんな家でもこの塗料がオススメです!」と進めてくる業者は悪質な業者かもしれません。
最短でも10日は期間を見積もるべき
続いて、最短でも10日は期間を見積もるべきことです。
外壁塗装工事は、戸建ての場合に最短でも10~14日はかかります。あくまで「最短」であって、
- 雨
- 事故
などの要因を考慮していませんから、そういった要因が絡んでくるとなるともっと期間を要する可能性があります。
「10日以内に施工が終わります!」などと謳っている業者は悪質業者である可能性が高いです。
まとめ
結論、「大手に依頼をするなら多少の費用UPは目を瞑るべき」です。
もし、信頼しやすかったり費用面的に大手に依頼できない場合は地域密着型業者に依頼するのがいいでしょう。地域で長く活動できているということはそれだけ実績や評判が高いということでもあります。