【座間市 屋根工事】座間市のお客様 屋根重ね葺き完工しました!
屋根重ね葺き工事をご依頼いただいた座間市にお住まいのお客様宅をご紹介いたします。
ある日、強風で屋根瓦が近所のお庭へ飛んでしまい、屋根と建物全体の点検をお願いしたい、外壁塗装も検討中・・・との事で、弊社HPをご覧になりお電話いただきました。築32年の3階建て一戸建てです。
後の点検で伺った時の屋根の状態は、棟板金の一部が剥がれていて貫板がむき出しに。また、板金全体が錆ている状態で、瓦も経年による汚れの付着が目立ち、防水機能も失われつつある状態でした。
この状況を踏まえて、今回は塗装のメンテナンスではなく、新しい屋根材を葺く「屋根重ね葺き工事」をご提案させていただきました。
「屋根重ね葺き工事」とは、既存の屋根の上に、防水ルーフィングと新しい屋根材を被せる施工方法です。
「屋根カバー工法」「カバールーフ工法」と呼ばれることもあります。
屋根全体を剥がしてから張り替える「葺き替え工事」の場合は、撤去費用が多くかかり、工事日数もそれに要するので工期も長くなり、その分人件費もかかる事になります。
また、撤去する屋根材が2004年以前に製造されたスレート屋根だとしたら、人体に悪影響を及ぼす「アスベスト(石綿)」を含んでいる可能性があり、屋根材の処分費がさらに高額になってしまうことも・・・。
一方、解体作業を必要としない「屋根重ね葺き工事」は、工期が短く済み、低コストでリフォームができますので、最近人気を集めている工法です。
まずは下地調整からです。
既存の棟板金や貫板、雪止め等金物を撤去します。
建材を上に被せていくので、下地になる既存の屋根を滑らかな状態にしておく必要があります。
続いて、既存屋根の上に防水ルーフィングを張っていきます。
ルーフィングには、雨水が屋根の下地に水を浸透させないようにするという重要な役割があります。
防水ルーフィングがしっかりと施工されていれば、強風や大雨で瓦に不具合が起きたとしても、すぐに雨漏りは起きません。
採用したルーフィング材は「アスファルトルーフィング」。
アスファルトという名前の通り、主剤はアスファルトです。
今回は耐久性20年以上の長寿命である改質アスファルトルーフィングを使いました。
新しい屋根材を葺いていきます。
今回採用した屋根材は、洗練されたデザインと優れた耐久性を併せ持つファイバーグラスシングル材「オークリッジスーパー」です。
重ね葺き工事は、屋根の上に更に屋根を乗せる…ということから、建物への重量負担が心配なところですが、オークリッジスーパーは粘土瓦のおよそ1/4以下、スレート瓦のおよそ1/2以下という超軽量屋根材ですので安心です。
主成分は良質のアスファルト。基本的に水を吸い込むことがありません。
また独自の自着材が外部からの水をシャットアウトします。
続いて、棟内部にあたる貫板を設置していきます。
貫板(ぬきいた)とは、スレート屋根の棟板金を固定するための板を言います。
今回のリフォームで採用した貫板は「タフモック」です。
続いて、貫板の上に、棟を取り付けます。棟板金はガルバリウム鋼板製で錆に強いタイプを採用です。
取り合いの部分にはシーリングを施して隙間を埋めて綺麗に加工します。
シーリング材は耐用年数30年のオートンイクシード。
オートンイクシードは独自で開発した特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」を配合することによって、今までにない耐久性、耐候性を実現した「超寿命シーリング材」となっています。
新築、リフォーム問わず、幅広い用途で使用でき、長期に渡って雨水の侵入から大事な建物を守ります。
屋根重ね葺き工事の完成です。
上記が施工前の写真です。
オークリッジスーパーでお選びいただいたカラーはオニキスブラックです。
光の当たり具合によってグレーに見えたり、ブラックに見えたりと、2層構造による凹凸が異なる色調の変化をもたらし、屋根全体に深い陰影と立体感を演出します。
高耐久の屋根材へとリフォームしお住まいの寿命が延びて、施工前とは見た目もだいぶ変わりました。
また、お客様からは外壁塗装もご依頼いただきました。
お住まい全体が綺麗になり、日々快適にお過ごしいただけたらと思います。
ガイソー大和店マルセイテックでは、外壁塗装・屋根塗装・屋根リフォーム等のご相談を随時受けつけております。
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