外壁塗装のツヤを徹底解説!選ぶべきはツヤあり?ツヤなし?
外壁塗装の打ち合わせ時に、必ずと言っていいほど聞かれる質問があります。
それは・・・「ツヤはいかがされますか?」
光沢のあるツヤツヤな見た目にするか、マットな見た目にするか、という意図の質問だということはご想像がつくと思います。
ツヤあり、ツヤなしの塗料のどちらを使用するかの判断をお客様の好みにゆだねる業者もありますが、そのように決定した場合、後悔する可能性もあります。
スマートに答えなければいけないといった事は全くありませんが、ご自身の希望と疑問点を正確に伝えられたら、業者との意思疎通も捗ると思います。
「外壁塗装のツヤあり・ツヤなしとは?」
「どのような見た目になるのか?」
「ツヤありorツヤなし、どちらが自分達には合っているのか?」
今回はそんな疑問を解決すべく、ポイントを何点かご紹介致します。
まず、塗料のツヤには3分、5分、7分、全ツヤという加減があります。
数字が大きくなればなるほどツヤツヤになります。
数字で分けられているとはいえ、塗装業界にはツヤ度合いの明確な基準がありません。
同じ5分でも、塗料メーカーの製品よってツヤの程度が違うこともあります。
また、Aメーカーは”全ツヤ”と”5分”と”ツヤなし”の3種のみで、Bメーカーは4種のツヤ具合に加え”ツヤなし”もラインナップにあるケースがあります。
サンプルを見る際は、
1.見た目の好みを知る。
2.メーカーによって、程度の展開が異なる。
3.メーカーによって、同じツヤの程度でも違いがある。
ことを意識して確認してみましょう。
◎ツヤありのメリット
1.塗りたてのような見た目
光が当たると輝いて美しく見えます。
塗り替える前と同じ色味だったとしても、施工後の生まれ変わった姿に、感動を覚えていただけるでしょう。
2.汚れのつきにくさ
表面は滑らかなため、汚れが溜まりにくく、塗膜劣化の要因も防ぎます。
カビや苔の発生にも強いです。
3.耐久性
耐久性に関してもツヤあり塗料の方が優れています。
なぜなら、ツヤなし塗料は基本的に”ツヤあり塗料”に”ツヤ消し剤”を添加して作る為、塗料の性能を低下させてしまうのです。
◎ツヤありのデメリット
1.ツヤが落ちやすく、長期間ツヤを保つ方法がない。
全ツヤ塗料でも、経年変化によって、2~3年でツヤが無くなってしまう可能性があります。
ツヤを保ち続ける塗料は、現時点では存在しておりません。
◎ツヤなしのメリット
1.いつまでも変わらないように見える。
光沢が元からないため、年数が経過しても古くなった印象が少なくなります。
2.高級感を出す事が出来る。
落ち着いた雰囲気があり、高級感を出すことが出来ます。
マットな質感が自然とも調和しますし、和風な建物には、特にマッチするでしょう。
落ち着きのある家作りを目指していている方にオススメします。
◎ツヤ無しのデメリット
1.ツヤ有りに比べて、耐久性が低い。
ツヤ有り塗料に、ツヤ消し材を入れることにより、ツヤなし塗料ができます。
通常塗料に他の成分が混ざることにより、耐候性が低くなってしまうことがデメリットでしょう。
しかし、種類を選べば、ツヤなし塗料でもご納得いただける耐久性を有する製品もあるでしょう。
◎まとめ◎
いかがでしたか?
外壁はお家の第一印象に繋がります。
お出掛けやご帰宅の際、必ず目に入る大事な部分ですので、見た目と機能はご納得した上で塗られるのが良いかと思います。
ご参考になれば幸いです。
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