【外壁塗装】艶あり塗料、艶なし塗料の違いとは?
外壁の塗装を行ううえで、まずは塗料で悩みますよね。
色は勿論ですが、艶があるのとないのとで悩まれる方も少なくはないでしょう。
実は、艶ありと艶なしで、それぞれ防汚性や耐用年数に変わりがでてきます。
今回は、艶あり・艶なし塗料の、選び方について解説していきます。
①塗料の艶には種類が様々
塗料の艶には、3分、5分、7分といった艶加減があります。
数字が大きくなるにつれ艶感が強くなるといった感じです。
例)3分と7部では7分のほうが艶を多く感じられます。
艶の選び方でのポイントは、まずは見本を参考に住宅にあうものを選ぶことです。
塗装業者に塗装面のサンプルを用意してもらう、艶あり塗料での施工事例を見せてもらうなどして決める事が大切です。
②艶あり・艶なしの性能
先に記述しましたが、艶あり・艶なしは見た目だけではなく、耐久性にも違いがあります。
いったいどのように違ってくるのでしょう。
◆汚れが付着しづらい
艶あり塗料のほうが、断然防汚性が優れています。
表面がツルツルしているので、汚れの付着がしにくく、カビやコケの発生にも強いです。
汚れも塗膜を劣化させてしまう原因に一つです。
滑らかな表面で埃が溜まりづらければ、その分た塗料(建物)の寿命が長くなると行くことです。
◆耐久性
耐久性も艶あり塗料のほうが優れています。
艶なし塗料は、艶あり塗料に「艶消し剤」を添加して作ります。
ですので、もともとの塗料の性能を低下させてしまうのです。
塗料というものは外壁塗装・屋根塗装で、建物の表面を保護する目的があります。
長い間保護するには、劣化の原因となる汚れなどが溜まりにくいツルツルな表面が有利ですので、艶あり塗料のほうが優勢となります。
③艶なし塗料でも耐用年数が長いものがあります
最近は様々な建築物が増えてきていて、外壁塗装にもあらゆる対応を求められるようになってきました。
建物によってはマットな仕上がりの外壁塗装を求められる事も多くなりました。
このように需要も増えてきていることから、長い耐用年数の長い艶なし塗料が登場してきています。
艶消しでの施工をお考えだった方もご安心ください。
◎ まとめ ◎
艶あり塗料は、耐久性が優れていることから耐用年数も高くなります。
汚れにくくて、その艶感から新築時のような輝きが味わえます。
艶なし塗料は、基本は艶あり塗料よりも性能で劣ることがありますが、最近は耐用年数が高めの塗料も販売されています。
ツルツルの艶感か、マットな雰囲気か。
建物に合った、お好みの塗料を選ばれると良いでしょう。
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