外壁塗装の見積書で見ておくべき箇所は？見積価格を抑える方法も解説！
本記事では、外壁塗装の見積書で見ておくべき箇所をご紹介します。
外壁塗装の見積書で見ておくべき箇所
外壁塗装を依頼すると見積書を提示してくれますが、見積書の作り込みが足りていない業者が多くいます。費用面を確認するためにも見積書をよく確認しておく必要があります。
では、外壁塗装の見積書で見ておくべき箇所をいくつかご紹介します。
使用する塗料・メーカーが記載されているか
外壁塗装で最も大事な塗料とそのメーカーが記載されているかは真っ先に確認してください。
どこのメーカーかわからない塗料を外壁に塗装することは非常に危険です。もしメーカーが書いていない場合は「どこのメーカーですか？」と確認し、見積書を作り直してもらうようにしてください。また、上塗りと下塗りで塗料が異なるのでそれぞれメーカーを確認しておくといいでしょう。
工程ごとに細かく費用が書かれているか
例えば、「一式」という言葉が使われているかを確認しましょう。
「一式」は外壁塗装業者からすると非常に便利な言葉ではあります。しかし、「一式」と記載することで費用の詳細を隠すことができてしまうため余計な費用を上乗せされていても気付くことができません。大雑把に見積書を提示してくる業者には依頼しないほうがいいかもしれません。
数量・平米計算になっているか
外壁塗装工事の場合、数量・平米計算が正しい計算方法です。
中には「坪」計算で見積書を提示してくる業者が存在しますが、依頼することはおすすめしません。坪はあくまで床面積であり外壁の面積ではないためそもそも計算方法として間違っています。家の形状によっては大きく費用がかかり損をする可能性があります。
保証期間の記載があるか
保証期間の記載があるかも確認しましょう。
外壁塗装の保証は「塗膜保証」が挙げられます。塗装をしたのにもかかわらずすぐに塗装が剥がれてしまった際の保証となります。「塗膜保証」とよく似た保証に「躯体保証」がありますが、これは柱などの構造部材の保証となるため外壁塗装とあまり関係ありません。
足場が無料になっていないか
できればでいいのですが、足場が無料になっていないかも確認しておくと良いでしょう。
外壁塗装業者にとって足場代が無料になるのは基本的にありません。仕入れ代や組み立て代などいろいろな費用がかかっているため足場代も見積もりの中に含めます。その足場代が無料になっているということは別のところで採算を合わせるために費用を釣り上げている可能性があります。
相見積もりを取り全体的な費用が相場通りであれば問題ありませんが、足場代が無料になっている場合は少し疑ったほうがいいかもしれません。
見積書をより詳しく買いてもらうためには
見積書をより詳しく書いてもらうために事前に以下のように話しておくと良いでしょう。
- 見積もりは、項目ごとにしてください。
- 使う塗料名も記載してください。
- 保証書のサンプルを見せてください。
見積書を提示しなおしてもらう手間を省きたい方は先に話しておくことをおすすめします。
外壁塗装の見積価格を抑えるには
さて、見積書を提示してもらい「予算をオーバーしそう…。」と悩む人は多いもの。そこで外壁塗装の見積価格を抑える方法を解説します。
グレードを下げる
長期的に見るとあまり良くありませんが、塗料グレードを下げる方法があります。
高品質な塗料は費用が高くなってしまうため、一般的な塗料を使うことで費用を抑えることができます。ただ、一般的な塗料は長持ちしないケースがありますので業者と相談して「一番コスパの良い塗料をお願いします！」と伝えておくといいでしょう。
相見積もりを取る
抜本的な見直しにはなりませんが、相見積もりを取ることもおすすめです。
相見積もりとは、複数の業者から見積もりを取ることをいいます。1~2社だけだと費用面の比較ができずに結果的に損をしてしまう可能性があります。また悪徳業者に見積もりをとっている可能性もありますので、最低でも3~4社から見積もりを取るようにしてください。
業者オリジナル塗料を避ける
訪問販売でよくある話ですが、業者オリジナル塗料も避けてください。
業者がオリジナルで作っている塗料は相場よりも価格が高く設定されていることが多いです。また、広く知られていない塗料であるが故にトラブルも多く起きかねません。安心できる大手の塗料を使うのが一番です。
まとめ
外壁塗装業者に見積もりを依頼した際に提示される見積書を見るだけで安心できる業者かそうでないかを判断することができます。
あまりにも荒い見積書を提示してくる業者には依頼しないようにしましょう。
