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【セルフチェック】屋根の点検をしてみましょう。

お家の屋根の点検に自信はお持ちですか?
ハシゴに登って見に行ったり、遠くの丘から双眼鏡で確認できる方は多くないでしょう。
住宅の屋根は思いの外、損傷していることがよくあります。
実は屋根は住宅の中ではもっとも老朽化しやすい所です。
点検を定期的に行うのは「早めによくないところを発見し、手直しを行うことで長持ちさせる」為です。
天井から雨が落ちてこなくても知らないうちに雨漏りが起こっていて天井裏などを腐らせてシロアリを呼び、カビが生い茂り健康に害が出てしまう・・・。
こんな状態にならないためにも、是非ご自分で出来る範囲で点検してみて下さい。

 

 

 

 

◎まず屋根がどのタイプか今一度確認しましょう。
今回は基本的な
1、セメント瓦
2、スレート
3、金属
の点検方法を載せていきます。

 

1、セメント瓦 「今」が点検時期
セメントでできた瓦の形をした屋根材です。

耐用年数が長く、施工が比較的簡単で費用が和瓦より安く、加工しやすいという特長から和瓦のような形や、洋瓦のような形まで種類が豊富で人気がありました。

現在では製造が中止されており、普及しているセメント瓦も耐用年数が経過していることから、使用中のお家は要点検です。

最も手のかからない「メンテナンスフリー」といわれる瓦でも、ズレやヒビなどを発見することはあります。

 

 

2、スレート材 プロへの点検目安は5年ごと
新築住宅で最も使われており、コロニアル屋根やカラーベストと呼ばれることがあります。
厳密にはそれぞれ異なるものですが、どの名称も同じ意味と解釈いただいて問題ございません。
瓦の一種でセメントや粘土などを基材にしております。

スレート屋根の場合屋根材が割れるのではなく、一部が欠ける事があります。
一部欠けただけであれば、接着して対処が可能です。

数枚割れている場合も、数枚の交換もしくは、重ね貼りをして対処することもあります。
ストレート屋根の場合は塗装が必要なので、塗装がはげているかも確認をしてはげている場合や、粉っぽくなっている場合は、屋根塗装もしくは状態によっては、葺き替えが必要になります。

 

 

3、金属 プロへの点検目安は2~3年ごと

サビが発生する事が多く、放置しておくと劣化による穴が開くことに繋がります。
またそもそもが塗装がはげると皮膜がなくなり錆びやすくなるので、塗装が粉なっぽくないかという点や剥がれていないかと言う点が重要になります。

また、端と端の重なった部分を折り曲げて固定する(ハゼ)方法が取られていることもあります。

経年でこの部分が緩んでくると、固定する力が弱まり、浮いてしまったり、剥がれてきてしまったりします。
浮いてしまった部分や剥がれてしまった部分は風の影響と抵抗が増えますので、より浮き上がりやすい状態になり、最終的にはめくれあがってしまう場合もあります。

 

 

 

 

◎見てわかる点検事項(6~8は瓦屋根に限ります)
1、隙間ができていないか
2、ひびは入っていないか
3、著しく変色していないか
4、コケなどは生えていないか
5、浮き・めくれている箇所はないか
6、瓦はずれていないか
7、漆喰ははがれていないか
8、瓦屋根の場合セメントのような塊が落ちていないか

 

◎強風の後に庭先・ベランダ・バルコニーをぐるっと一周してみてください。
1、グレーっぽい、セメントのような塊が落ちてませんか?
もし落ちていたら漆喰の可能性があります。

棟瓦などの漆喰が劣化して落ちているとすると、棟瓦付近に異変があるかもしれないので要注意です。
瓦屋根ではない場合、外壁は似たような色ではありませんか?

 

2、お庭に釘・ビスといった金属製の部品が落ちていませんか?
お住まいの外回りで何かを固定したものと考えた方が良さそうです。
4cm前後の釘が落ちてる場合、棟板金を固定している釘の可能性があります。
屋根だけでなくアンテナや雨樋を固定していたものかもしれません。
耳を澄まして音を聞いてみてください。

バタバタと音がする場合、棟板金の釘が浮き、暴れているかもしれませんし風で飛んでしまう可能性もあります。

 

3、ベランダ・バルコニーの排水口に土や砂、落葉などのゴミは溜まっていませんか?

排水口の詰まりは雨漏りの原因になりますので、取り除いてあげてください。

 

 

4、雨の日だからこそできる確認
屋根と雨樋の隙間から水が垂れていたり、軒天にシミはありませんか?
棟際・壁際・谷部・天井から雨漏りがしている場合はかなりのダメージがあることが予想されます。

全ての屋根にいえることですが、壁や壁紙を貼り替えると、雨漏りのシミなどは隠されてしまいます。

天井裏を覗いて見ると、シミ跡などが発見できます。

 

 

 

◎ まとめ ◎

いかがでしたか?

普段じっくり屋根を見ることがない方も、ベランダにいる時に出来る事や、点検時期の目安を知ることで屋根への意識を向けていただけたらと思います。

しかし、これはとても簡単な方法なので、下地のチェックや細かなズレはプロにしかわかりません。

風・雪・雨から家を守ってくれる役割のある部分だからこそ、1番最初に損傷を受けているといっても良いでしょう。

雨漏りやシロアリ、カビで家の中にまで影響が及ぶ前にご自身でもできるチェックをしてあげましょう。

 

 

 

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