【2022年最新版】外壁塗装おすすめ塗料一覧!選び方についても解説します!
外壁塗装を成功させるためには、塗料選びは欠かせません。
無数にある塗料の中からどれを選ぶかによって外壁塗装の仕上がりが変わってきますし、長期的な目線で見た時の費用も変わってきます。
そこで今回は、外壁塗装におすすめの塗料を一覧でご紹介します。
高耐久おすすめ塗料TOP3!
まずは、外壁塗装の高耐久塗料です。
高耐久塗料は、耐久年数が長く次の外壁塗装工事まで期間を延ばすことができますので何度も何度も工事をする必要がありません。しかし、その分ちょっとだけお高めになっています。
そんな高耐久塗料を3つご紹介します。
1位:スーパームキコート
まずは、スーパームキコートです。
スーパームキコートの特徴は、
- 水性塗料
- 耐用年数は20~30年ほど
- 光沢保持率は80%超え
です。
スーパームキコートは水性塗料でありながら、
- 無機塗料:耐候性
- 有機塗料:耐クラック性・耐屈曲性
の両方の特徴を兼ね備えている優れた塗料になります。難燃性にも優れているので、大事なおうちを守る塗料としては抜群です。
2位:ルミステージ
続いて、ルミステージです。
ルミステージの特徴は、
- フッ素塗料
- 耐用年数は15~20年ほど
- スカイツリーなどに使用されている信頼性の高い塗料
です。
やはり何と言ってもルミステージはスカイツリーの塗料に採用されているため、外壁塗装の塗料としては非常に信頼性が高いです。
さらに、
- 親水性が高い
- セルフクリーニング機能がある
などの特徴もあり、汚れがつきにくく常に清潔に外壁が保たれるのもルミステージが選ばれる理由でしょう。防カビ剤も添加されているので、外壁を美しく保ってくれます。
3位:クリーンマイルドフッ素
続いて、クリーンマイルドフッ素です。
クリーンマイルドフッ素の特徴は、
- フッ素塗料
- 耐用年数は15~20年ほど
- 適用下地が幅広いため外壁材を選ぶ必要がない
です。
クリーンマイルドフッ素はエスケー化研が提供している塗料の中でも高品質な塗料です。クリーンマイルドフッ素に備わっている性能としては、
- 耐久性
- 防カビ・防藻効果
- 透湿性
などがあり、耐久性に関しては抜群です。ただ、クリーンマイルドフッ素はシンナーで希釈をしなければならないため、外壁の匂いが気になることがあります。
遮熱・断熱おすすめ塗料TOP3!
続いては、遮熱・断熱でおすすめの塗料をご紹介します。
遮熱・断熱は夏場や冬場など気温が急激に変化する季節に大活躍してくれ、快適に過ごせる温度に調節をしてくれます。じめじめした夏場やカラカラした冬場でも快適に過ごしたい方は遮熱・断熱に優れている外壁塗装の塗料を選びましょう。
では、遮熱・断熱に優れたおすすめ塗料を3つご紹介します。
1位:ガイナ
まずは、ガイナです。
ガイナの特徴は、
- JAXAが認めた断熱塗料
- 有機溶剤を使用しない水性塗料
- 耐用年数は15年
です。
遮熱・断熱に優れた塗料の中でも抜群の効果を発揮してくれるのがガイナです。ガイナはJAXAに認められた塗料ということだけでなく、
- 省エネ大賞審査員会特別賞を受賞している
- ホルムアルデヒド放射等級はF☆☆☆☆(フォースター)を取得している
- 国土交通大臣から不燃材料認定を受けている
などの実績もあるすごい塗料です。
ただ、その分価格は高くなりがちですが快適な生活をサポートしてくれることは間違いありません。
2位:ハイパーユメロック
続いて、ハイパーユメロックです。
ハイパーユメロックの特徴は、
- シリコン系塗料
- 耐候性が高く低汚染で環境にいい
- 耐用年数は8~12年
です。
ハイパーユメロックはロックペイントが提供しているシリコン系塗料で、遮熱塗料としてはガイナに次ぐ堂々の2位です。ガイナと同じホルムアルデヒド放射等級はF☆☆☆☆(フォースター)を取得しているので、安全性はしっかりと担保されています。
また、遮熱・断熱塗料の中ではコスパがいい塗料になりますので人気が高い塗料でもあります。
3位:アドグリーン
続いて、アドグリーンです。
アドグリーンの特徴は、
- シリコン系塗料
- SDGsと連携している
- ヒートアイランド対策のために開発された塗料
です。
アドグリーンは先程までの塗料とはちょっと異なり、SDGsと連携しつつ省エネ・節電対策塗料として有名です。また、もともと外壁塗料というよりかはヒートアイランド対策のために開発された塗料でもあります。
耐用年数は8~12年ほどでハイパーユメロックとあまり耐用年数は変わりません。
外壁塗装費用を抑えるおすすめ塗料TOP3!
高機能・高品質な塗料を使うとなると、どうしても外壁塗装の予算自体がどんどん膨れ上がってしまいます。
しかし、安く済ませようとすると性能や耐用年数的に良くない問題が生じがちです。外壁塗料の中にはコスパがいい塗料がいくつかありますが、そのどれもが価格が高くなっているのです。
そこで、外壁塗装費用を抑えつつ品質が保たれている塗料を3つご紹介します。
1位:水性セラミシリコン
まずは、水性セラミシリコンです。
水性セラミシリコンの特徴は、
- シリコン系塗料
- 耐用年数は12~15年
- 低汚染で環境に配慮されている
です。
同じグレードの塗料と水性セラミシリコンを比較すると、少しばかり価格が安い塗料ではありますが性能面で劣っている部分はほとんどありません。
例えば、
- 耐久性
- 防カビ・防藻効果
- ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆(フォースター)
などの特徴がありますので、他の塗料と比較して優れている部分もあります。価格は抑えたいけれど性能は落としたくないという方におすすめの塗料です。
2位:セラミクリーン
続いて、セラミクリーンです。
セラミクリーンの特徴は、
- シリコン系塗料
- 耐用年数は8~10年
- 低汚染で環境に配慮されている
です。
セラミクリーンも水性セラミシリコンと同じように、シリコン系塗料でありながらトップクラスの実績や信頼性があります。また、ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆(フォースター)を取得しているため性能面で劣ることはありません。
コスパの良い塗料を探している方はセラミクリーンをおすすめします。
3位:エスケープレミアムシリコン
続いて、エスケープレミアムシリコンです。
エスケープレミアムシリコンの特徴は、
- ラジカル制御型塗料
- 価格が比較的安価
- 耐候性・耐久性に優れている
です。
エスケープレミアムシリコンは今までの塗料とは違い、ラジカル制御型塗料ですが比較的価格が安価なことで知られています。塗膜に関しては、超微粒エマルジョンを採用しており外壁が高級感あふれる仕上がりになることは間違いありません。
また、エスケープレミアムシリコンには
- 半艶
- 3分艶
- 艶消し
など、バリエーションもたくさんありますのでどのような外壁に仕上げたいのかを考えながら選ぶことができます。
外壁塗装のおすすめ塗料の選び方は?
さて、ここまで外壁塗装のおすすめ塗料をご紹介しました。
しかし今回ご紹介した塗料の他にも色々な塗料があり、1年後にはまた別の塗料が開発され販売されていることでしょう。
そのため、おすすめ塗料の選び方をここで身につけておく必要があります。
外壁材との相性
まずは、外壁材との相性です。
外壁には、
- サイディング
- モルタル
- 木材
- ALC
など、様々な外壁材が利用されていますが、それぞれに100%マッチする外壁塗料はありません。外壁材によっては使用してはいけない塗料もあるのです。
相性がいいと言われている組み合わせとしては、
- モルタル外壁+弾性塗料
- 窯業系サイディング/金属系サイディング+透湿性塗料
などがありますので、参考までに。
耐用年数と価格
続いて、耐用年数と価格です。
先程ご紹介した通り、外壁塗料には耐用年数がありそれに沿った価格設定がされています。わかりやすいように表にまとめてみました。
塗料 | 耐用年数 | 価格相場 |
---|---|---|
アクリル塗料 | 3〜8年 | 1,000〜1,800円/㎡ |
ウレタン塗料 | 5〜10年 | 1,700〜2,500円/㎡ |
シリコン塗料 | 7〜15年 | 2,300〜3,500円/㎡ |
フッ素塗料 | 12〜20年 | 3,500〜4,800円/㎡ |
ラジカル塗料 | 8〜16年 | 2,200〜4,000円/㎡ |
セラミック塗料 | 10〜25年 | 5,000~20,000円/㎡ |
光触媒塗料 | 10〜20年 | 3,800~5,500円/㎡ |
無機塗料 | 10〜25年 | 3,500〜5,500円/㎡ |
ナノテク塗料 | 10〜15年 | 2,400〜5,500円/㎡ |
耐用年数に対する価格を参考にしつつ、一番コスパの良い塗料を使うようにしてください。
助成金が使えるかどうか
続いて、助成金が使えるかどうかです。
実は、外壁塗装をする際に地方自治体から助成金が出ているケースがあります。本メディアでも神奈川県の助成金について解説をしておりますので、助成金が使えるかどうかを確認してみてください。
まとめ
今回は特徴別外壁塗装のおすすめ塗料をご紹介しました。
外壁塗料の選定は時間をかけて行うべきですが、どうしても自分では決めかねる場合は外壁塗装業者に聞いてみるのもいいかもしれません。