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結露は冬だけじゃない!夏型結露の怖い罠

皆さんは『夏型結露』という言葉を聞いたことがありますか?

結露は冬場に起こるものだという認識をお持ちでしたら、それは大きな間違いです。

今日は気付きやすい冬場の結露と比べて、見落としがちになってしまう夏型結露について、徹底解説します。

 

◎夏型結露とは?

先にも述べたとおり、寒い時期になると窓ガラスなどの表面で結露が発生しやすいというのは、皆さんも意識されていると思います。

その一方であまり意識されていないのが、夏に発生する結露です。

夏の暑い時期、ほとんどのお宅ではクーラーを使って室内と涼しくする場合がほとんどだと思います。

しかし、全ての部屋にクーラーが設置されているお宅ばかりではないでしょう。

また、省エネや節電といった考え方から『人が居なかったり、使用頻度の少ない部屋や場所では冷房しない』というのも浸透していると思います。

この考え方ですと、使用頻度の多い部屋や場所ではクーラーが設置されて涼しく過ごすことができる反面、そうではない部屋や場所では暑く、ジメジメとした状態になっている場合が往々にして起こっているということになります。

涼しい部屋と暑くジメジメとした状態の部屋が隣り合っていると、壁の中で温度差が発生し、壁の中で結露が発生してしまいます。

 

①夏型結露は住宅内外の温度差等で発生する

夏型結露は、窓などの開口部や屋内の壁など家の中ではなく、建物の基礎部分や壁の中で発生する結露のことを言います。

新築の家では、まだ建材として使用した木材が完全に乾燥していない場合、温度が上昇すると、木材の中に含まれていた水分が排出されます。

その排出された水分によって結露が発生します。

建物の基礎部分ですと、夜になって気温が下がり、そこへ湿った空気が触れることで結露が発生します。

冷たい飲み物を入れたコップに水滴が付くように、コップにあたる建物の躯体が冷えた状態で、基礎部分や建材から発生した水蒸気が触れると、結露が発生しやすくなります。

このように夏型結露は目に見えない部分で起こるため、カビやダニが発生してから初めて気付くというケースが多いようです。

②意図的に空気の流れを作ることがポイント

夏型結露の対策として重要なのは、水蒸気の発生を抑えるということと、水蒸気の排出を行うということの2点です。

2007年(平成19年)7月1日の建築基準法改定の際、1時間当たり0.5回の室内換気を実現する『24時間換気システム』の義務付けがされています。

これはシックハウス対策から、その設置が義務付けられたものです。

空気中の汚れには、ホルムアルデヒドや揮発性の有機化合物のほかに、ダニやカビなども含まれています。

近年建てられた住宅は気密性や断熱性に優れているため、窓を開放したり換気システムを使用しないと、空気の入れ換えができません。

このことから、24時間換気システムは空気の流れを作り出すため、結露対策でもポイントになってくるのです。

計画的に換気を行うことによって、結露の原因や建材を老朽化させる湿気を排出し、湿気の高い場所を好むカビやダニの発生を軽減する効果があります。

適切な結露対策は、そこで暮らす人々の健康だけでなく、建物の健康を守るということにつながり、24時間換気システムは現代の暮らしに欠かせないということが分かります。

 

③換気設備を最大限に活かす

夏型結露を防ぐために、建物内の空気を絶えず動かす24時間換気システムがとても有効だということは、先に述べた通りです。

それに加え、キッチンやお手洗い、お風呂場などに設置されている換気扇の持つ能力も最大限に活用しましょう。

換気扇の機能を最大限に活かすには、その使い方とお手入れがとても重要になってきます。

2004年(平成16年)以降に建てられた家屋を対象に、換気扇掃除の状況について調査を行ったところ、屋内の換気扇は1年に1回以上掃除している人が過半数だった半面、屋外の換気フードを掃除した人は殆どいないことが分かりました。

屋内の換気扇と屋外の換気フードは繋がっています。

せっかく屋内の換気扇をきれいに掃除しても、屋外の換気フードが汚れで詰まってくると、空気の流れは停滞し、湿気やニオイを排出することができなくなってきます。

換気設備の能力を最大限に活かすためにも、内側と外側両面からのお手入れが重要です。

◎結露対策

24時間換気システムや換気扇、屋外の換気フード掃除の他にも、結露対策があります。

これからご紹介する結露対策は夏型結露だけでなく、梅雨時期や寒い時期の結露対策にも有効な方法です。

 

①戸棚・押入れ

戸棚や押入れは通常、扉が閉じられている場合が多いため湿気が溜まりやすい場所です。

すのこ等を入れて空気が流れるよう、隙間を作ると良いでしょう。

このような密閉空間は空気がよどむため、常に空気が流動するようにしておく必要があります。

例えば押入れには、衣類や布団などを収納するケースが多いでしょう。

布団は一晩で200g程度の水分を吸うといわれています。

下にすのこを敷かない状態で一晩使用した布団をしまい、押入れの戸を2~3時間開けるという実験がされたことがありますが、この程度では押入れの中を充分に乾燥させることは出来ませんでした。

暑い季節は大量の寝汗をかきやすくなります。

晴れた日や風のある日は布団を干したり、戸棚や押入れの中にあるものを外に出して日光に当てたりするなど、風通しを良くすることは非常に効果的です。

 

②げた箱

げた箱も通常、扉が閉じられていることが多いため、湿気が溜まりやすい場所です。

雨で濡れたり、汗で湿ったりした靴をそのままげた箱に片付けて、気が付いたらカビが生えていたという経験をされたことのある方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

扉を閉め切ったげた箱内は温度も上がり、光も入らないため、カビが発生しやすい環境が整っています。

扉を締め切りにせず、数センチ開けておくだけで空気が入れ替わり、湿気とニオイを防ぐことが出来ます。

 

③本棚・タンス

本棚やタンスなど、壁に面して設置する家具については、壁面との間に2cm以上の隙間を開けると風通しが良くなり、ジメジメが緩和されると言われています。

本は紙でできていますが、紙は湿気を吸い込み、手垢によってカビが生えやすくなります。

本棚に入れる際も、ぎゅうぎゅうに収納するのではなく、余裕を持って本を立てておくことが重要です。

本そのものも、時には本棚から取り出し日光に当てたり、風にさらして虫干しをしたりしましょう。

タンスも引き出しを取り外しての虫干しをおすすめします。

その際は中の吸湿剤の取替えも忘れずに行うと、より効果的です。

 

④キッチン

料理をしている時は、どうしても空気中の水分が多くなります。

『せっかく部屋を涼しく(暖かく)したのに、換気扇を回すとまた暑く(寒く)なってしまう』という理由から、意図的に換気扇を回さない方も中には居ます。

その場合は料理中に拡散した水分とニオイが、壁や天井以外に、床に敷いてあるラグマットや椅子やカーテンといった布製品にも付着しやすくなります。

料理の際も、キッチンの換気扇はきちんと回し、室内に外気を取り入れることで、水蒸気を排出する必要があります。

 

⑤食器棚

食器や調理器具を洗ったあと、乾燥が不十分なまま食器棚にしまった経験はありませんか?

乾燥が不十分なままだと、食器棚の中に湿気がこもり、食器棚が傷む原因となります。

『扉を開けるとホコリが入って汚れそうだから、いつも閉めていたい』という人もいるかもしれませんが、扉を少し開けておくと空気が入れ替わりやすくなります。

 

⑥お風呂場・洗面所

お風呂場や洗面所は湿気がこもりやすい場所であることは多くの方がご存知のことだと思います。

時々風を通して乾燥させることで、結露やカビの発生を抑える効果があります。

入浴時に壁やとびら、鏡などが濡れますが、そのままにしておいてはいけません。

スクイージー(水切りワイパー)で水滴を落としたり、タオルや雑巾で軽く拭いたりした上で換気扇を回しておくと、早く乾燥します。

◎窓枠のカビや黒ずみを取る方法

窓や窓枠の掃除は、どれくらいの頻度でしていますか?

日常は床に掃除機をかけるだけで、窓や窓枠は気持ち的にも体力的にも余裕がないから・・・と後回しにしている方も多いのではないでしょうか。

その結果、窓枠やゴムパッキンの部分にほこりが固まっていたり、カビが生えていたりする場合は、さらにその対応が先延ばしになってしまうでしょう。

窓周りは開口部のため結露などの影響が強く、お風呂場の次にカビが大量発生しやすい場所となります。

放置しつづけると、たとえ毎日掃除機を掛けていたとしても室内中にカビが漂い続けることになります。

そして免疫力が低下してぜんそくやアレルギーの原因となってしまいます。

赤ちゃんやペットを飼っているご家庭では、余計に心配されるでしょう。

しっかり掃除して、除去していきたいものです。

 

①割り箸+綿棒を使う

サッシの掃除を長らくしていないと、びっくりするくらいのホコリやゴミが溜まるものです。

それを放置し続けると、窓ガラスに結露が発生した場合にホコリやゴミが水分を吸い取るため、カビの発生に繋がります。

どうしても細かい作業になるため、掃除が億劫になってしまうというのも、ホコリやゴミが溜まる大きな原因となります。

細かい部分については割り箸や綿棒を使ってみましょう。

 

a)ハタキや掃除機などを使って、サッシ全体のホコリをざっと取り除く

b)割り箸の先に湿らせたキッチンペーパーや薄手の雑巾などを巻き付け、汚れを落としていく

c)割り箸がうまく入らないような細かい隙間のホコリや黒ずみは、使い古した歯ブラシや綿棒、つまようじなどを使って、汚れを落としていく

d)仕上げにエタノールやカビ取り剤で殺菌する

 

②台所用洗剤・ドラッグストアにあるものを使う

まだカビが発生して間もないようであれば、台所用洗剤や住宅用の中性洗剤で充分です。

 

a)バケツに水を張り、食器用洗剤か住宅用の中性洗剤を数滴垂らして混ぜたものを、タオルや雑巾に含ませて汚れを拭き取る

b)完全に乾かないうちに、乾いた雑巾で再度拭き取る

c)汚れが落ちにくい場合は、キッチンペーパーに洗剤入りの水を含ませたものを窓に貼り付け、数分放置してから拭き取る

d)仕上げにエタノールやカビ取り剤で殺菌する

 

③漂白剤や専用カビ取り剤を使う

とにかくしっかりと、根こそぎ取り除きたいという方におすすめの方法です。

 

a)マスク、ゴム手袋、メガネを着用し、液だれしたときに備えて床面に新聞紙を敷く

b)窓枠に薬剤を染み込ませたキッチンペーパーを貼る

c)ゴムパッキンの部分には、ゴムパッキン専用のカビ取り剤や塩素系漂白剤を塗布し、30分程度おく

d)かたく絞った雑巾で拭き取る

 

④重曹を使う

カビが発生して間もない時期に効果のある方法です。

重曹は万が一赤ちゃんやペットの口に入っても問題ありませんので、安心して使うことが出来ます。

重曹をお湯で溶くと発泡してしまうため、温度に注意が必要です。

また、重曹には除菌効果がないため、すでにカビが繁殖している場合には不向きです。

サッシの材質がアルミの場合は、重曹だと傷が付きやすくなるため、使用する際は力任せに拭き取らないようにしましょう。

 

a)100mlのぬるま湯に対して重曹小さじ1杯を混ぜたものをスプレーボトルに入れてスプレーした後、乾いた布で拭き取る

 

⑤クエン酸+重曹を使う

カビが発生していても、そこまで繁殖していないようであれば、重曹と一緒にクエン酸を使ってみましょう。

重曹と同じくクエン酸にも漂白効果はありませんが、赤ちゃんやペットの口に入っても問題ありませんので、安心感があります。

隙間などの細かい部分は、使い古した歯ブラシや綿棒、ホームセンターや100円ショップでも購入可能となっているサッシ用ブラシを使うと、汚れを取りやすいでしょう。

重曹は食用を使っても良いですが、クエン酸の代用品としてお酢を使うのは逆効果です。

お酢はカビの栄養となってしまうため、取り除いているのか繁殖の手助けをしているのか分からなくなってしまいます。

 

a)100mlの水に対して小さじ1/2のクエン酸を混ぜたものをスプレーボトルで作り、カビにスプレーする

b)その上から重曹を振りかけて30分放置する

c)かたく絞った雑巾で拭き取ったあと、乾いた雑巾で仕上げ拭きをする

 

⑥酸素系漂白剤+重曹を使う

クエン酸と重曹で落とせないほどカビが繁殖しているときは、酸素系漂白剤と重曹を使ってみましょう。

『まぜるな危険と明記された漂白剤やカビキラーなどの薬剤は、できれば使いたくない』という方にもおすすめな方法です。

ペーストを作る際のお湯の温度は、40℃前後のぬるま湯にすると漂白効果が高くなります。

ペーストが蒸発すると洗浄効果が弱くなってしまうため、ラップで覆うのは必須です。

一度で汚れを取り除くことができない場合は、同じ方法を再度試します。

その時は、ラップで覆って放置する時間を2~3時間と長めに取ってみましょう。

 

a)大さじ1/2~1杯のぬるま湯に対して、大さじ1杯の酸素系漂白剤(粉末タイプ)と大さじ1杯の重曹を混ぜ、ペースト状にする

b)キッチンペーパーにペーストを染み込ませたものをカビの上に貼り付け、ラップで覆って1時間程度放置する

c)ラップとキッチンペーパーを取り除き、かたく絞った雑巾で拭き取ったあと、乾いた雑巾で仕上げ拭きをする

 

◎窓枠のカビや黒ずみの予防

窓枠やゴムパッキンに付着したカビや黒ずみを取り除く作業は、ひとつひとつを取ってみれば単純なものばかりです。

しかし窓周り全体をきれいに掃除するのは大変ですし、時間も掛かります。

また、せっかく苦労して除去ができたとしても、これまでと変わらない暮らしをしていれば、またすぐにカビや黒ずみが発生してしまうことになります。

除去することが出来たら、普段から予防することを心掛けましょう。

 

①結露防止シート

手軽な結露防止策として人気があります。

お値段も手頃なものが多く、ホームセンターや通販サイトなど、簡単に購入できるということも特長と言えるでしょう。

結露防止シートには『伝熱遅延性』と『水分吸水性』の2つのタイプがあります。

伝熱遅延性のものは、熱を伝えにくくすることで結露を防止します。

デザインもオーソドックスな透明のほか、すりガラス風になっているものや柄入りのものもあり、豊富なデザインの中から選ぶことが出来ます。

このことから結露を防止するだけでなく、窓の雰囲気を簡単に変えることができます。

水分吸収性のものは、浮き上がった結露を吸収します。

『防止』ではなく『吸水する』というのが、伝熱遅延性タイプと大きく違うところになります。

いずれのタイプも窓の汚れをきれいに拭き取ってからになりますが、その際化学雑巾で拭くとシートがつきにくくなりますので、普通の雑巾で拭き取るようにしましょう。

(伝熱遅延性タイプ)

 

(水分吸水性タイプ)

 

②エタノール

窓枠のカビは、湿気に気を付けることと同時に、カビ菌を退治しておくことが重要です。

そのため月に一度のサイクルで、エタノールをスプレーしておくと効果的です。

エタノールには濃度100%の『無水エタノール』と、濃度80%の『消毒用エタノール』があります。

無水エタノールは揮発性が高すぎて、あっという間に蒸発してしまうため、原液のまま使用すると殺菌・消毒効果が弱くなってしまいます。

また、無水エタノールは原液では使用することが出来ず、『水=1:エタノール=4』の割合で薄める必要があります。

最も効率良く殺菌できるエタノールの濃度は80%と言われています。

つまり、消毒用エタノールであれば水で薄める必要もなく、カビを予防したい部分に直接スプレーして乾いた雑巾や布巾で拭けば良いので、とても簡単にカビ予防をすることができます。

消毒用エタノールもすぐに蒸発しますので、赤ちゃんやペットのいるご家庭でも安心して使用することが出来ます。

なお、エタノールは引火しやすいという性質を持っています。

キッチン周りの窓枠を掃除した場合は換気を充分に行い、エタノールが完全に蒸発したことが確認できてから火気の取り扱いをしましょう。

 

③こまめな拭き取り

ありとあらゆる結露対策をしても、どうしても結露が発生する場所があると思います。

大きな窓ともなれば、結露防止用のシートを貼るのも一苦労です。

そのような場合は結露取りワイパーで水気の拭き取りを行いましょう。

季節によって1日1回では追いつかない日もあるかもしれませんが、全身を動かしますので体を動かす習慣にもなり、一石二鳥です。

 

④断熱リフォーム

徹底的に窓周りのカビ対策や結露対策を行いたい場合は、断熱リフォームをするという方法もあります。

結露は湿気と急激な温度低下があった場合に発生します。

温度差の軽減をはかるため、アルミサッシから断熱性の高い樹脂サッシへ交換したり、内窓を設置して断熱性を高めたりすると効果的です。

サッシの交換は1~2日程度で工事ができることが多く、内窓の設置については1箇所につき1時間程度が概ねの作業時間と言われています。

内窓設置のリフォームは分譲マンションでも管理規約上可能な場合が多いので、おすすめです。

◎窓ガラス・カーテンの掃除

窓枠やゴムパッキンをきれいにしても、大きな面となる窓ガラスに曇りがあればスッキリしません。

窓枠の掃除と併せて、窓ガラスやカーテンも掃除しましょう。

 

①窓ガラス(お手軽編)

a)新聞紙をぬるま湯で濡らし、上から下に向かって汚れを拭き取る

b)乾いた新聞紙で仕上げ拭きをする

 

②窓ガラス(しっかり編)

a)ガラス用洗剤か食器用洗剤を水9:洗剤1の割合で混ぜ、それをスポンジに含ませて窓ガラスの汚れを優しく撫でるように拭く

b)洗浄液でたっぷり濡れた窓ガラスを、ワイパーで下から上に向かって拭き上げる

c)かたく絞った雑巾でワイパーの跡を拭き取る

d)乾いた雑巾で残った水気を拭き取って仕上げる

 

③カーテン

『カーテンをよく見てみたら、カビの水玉模様ができていた』

こんな経験はありませんか?

遮光カーテンや防音効果のある厚手のカーテンでは珍しくない現象ですが、それでも気付いたときのショックは大きいと思います。

カーテンのカビは洗濯機で普通に洗濯をしても落ち切らないことが多いため、酸素系漂白剤を使うのがおすすめです。

ご自宅のカーテンが洗濯機での丸洗いが可能であれば、カビの有無に関係なく季節の変わり目など、定期的にお洗濯をしましょう。

 

a)カーテンからカーテンフックを外し、プリーツに沿ってやさしく畳む

b)余裕のあるサイズの洗濯ネットに入れ、洗濯機に30℃以下のお湯と酸素系漂白剤を入れる

c)洗濯コースを『手洗いモード』や『ドライモード』など、生地に優しいコースを選択し、洗濯をスタートする

d)布カーテンの場合は1分、レースカーテンの場合は30秒の脱水をする

e)この時点でカビが落ちていないようであれば、ここまでの工程を再度繰り返す

f)脱水が終わったらカーテンレールにカーテンを吊るし、優しくシワを伸ばす

g)天気が良ければ窓を開けるか、エアコンの除湿モードなどを使って、乾燥しやすい環境を作り乾燥させる

◎まとめ

今回は夏型結露について徹底解説しました。

夏型結露は一般的な結露と比べて壁の内側で発生するため、気付きにくくなっています。

エアコンの使用頻度が一気に高くなる時期だからこそ、結露対策もしっかりと行っていきたいものです。

また、大掛かりな掃除をしなくても良いように、日頃から小まめに掃除や換気などをすることで、『身体も心も建物も』健康に過ごしたいものです。

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