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外壁塗装などに使われる足場について徹底解説①

皆さんは足場をご存知ですか?

建設現場で見かける骨組みみたいなアレ、、、そうです!アレです!

足場とは、建築工事において、高所作業における作業員の足掛かりのために、鉄のパーツを組み合わせて作った、仮の構造物です。

足場の目的はいろいろありますが、あえて一言でいうならば「人の安全作業と安心な通行を助ける」ということ。

ある時は、地面から何mも離れたところでもまっすぐ人が歩ける道を作り、ある時は、地面からビルの屋上までまっすぐ人が登れる階段を作り、そしてある時は、内と外を分け、安全と危険を隔てるフェンスを作ります。

 

 

建設現場には必ずあると言ってもよい足場

地球上に存在する建物の数だけ足場が存在します・・・

そう思うと、すごい事ですよね。

今回はそんな足場について解説いたします。

 

 

 

足場の起源とは?

そもそも足場は、いつから建設現場で使われるようになったのでしょうか?

その起源は定かではないですが、紀元前2500年頃(今から約4500年前)に建設されたとされるエジプトの「ピラミッド」。

いろいろと謎多き建物ですが、この「ピラミッド」の建設にも、足場が使用されたと言われています。

 

 

また、今から紀元前300年(約2300年前)に建設が始まり、約1900年もの歳月を経て完成した人類史上最大の建造物「万里の長城」にも、足場が使用されたといわれています。

 

 

 

足場の原型は、泥のレンガや砂礫を積み上げただけの簡単なものから、木材や竹を加工した現代の足場につながるものまで様々でした。

 

 

日本の足場の歴史は奈良時代から?!

 

日本においては、平城京遷都(710年)と平安京遷都(794年)の間の757年(天平宝字元年)に、“高いところに登る足がかり”という意味の「麻柱」(あななひ)という言葉が登場しており、これが現在の足場を指す最古の言葉として記録されています。

 

また、葛飾北斎や安藤(歌川)広重をはじめ、江戸時代後期の名だたる浮世絵師たちの作品の中にも、当時の足場の様子が載っています。

 

 

日本に「麻柱」という言葉が登場した757年から今に至るまで、約1300年です。

足場の部材(材料)や足場の組み方は、時代に合わせて変化を遂げてきました。

 

 

 

最初の足場は丸太だった?!

足場といえば、古くは丸太足場のように、多くは木材でつくられていました。

まっすぐな細い丸太を、建前の住んだ構造物の周りに組んで、その後の工程をやりやすいように足場を組んでいました。

 

ちなみに、伊勢神宮で20年に一度行われる神宮式年遷宮に代表される神事祭礼の際には、古代にのっとり丸太足場を組んで行われる場合があります。

 

 

しかし、最近ではほとんどの場合、鋼管と鋼材の機能的なくさび足場を使います。

丸太足場くさび足場も一長一短がありますが、丸太足場は現在では失われつつある技術となっています。

 

 

 

 

 

丸太足場から枠組足場、そしてくさび足場へ

その理由は、昭和20年代後半、日本の資材利用合理化推進運動が林野庁から唱えられるようになり、その為木材に代わり大手建設業者の間では鋼管足場の開発の研究が本格化したことが挙げられます。

そして、昭和28年の春頃、大手技術者の集まりで、丸太足場に替えて鋼管製の足場が提言、検討されたといわれています。

翌年5月に日本ではじめて東京都大手町の東京産業会館の施工現場で、単管足場が使用され、高さ約33m、足場面積400坪(1,320㎡)の規模で行われました。

当時の単管足場は、丸太を鋼管に、丸太を結束する番線をクランプ(締め具)に変えた形式のものでした。

 

 

そのころ、アメリカでは、デイビット・イー・ビティ氏が考案した鋼製足場、いわゆるビティ足場(枠組足場)が広く普及していました。

鳥居型の建枠を縦方向に積み重ねるとともに横方向を交差筋かい(ブレース)、鋼製布板につなぐ足場で、高い強度が評価され、アメリカ国内だけでなくヨーロッパにも技術輸出されます。

そしてこの足場が昭和27年に輸入されます。

翌年5月、アメリカのビティ・スキャフォード株式会社が、枠組足場の部材作成について株式会社石井鐵工所の高浜工場に依頼し、この時つくられたものが国産第一号となりました。

日本人の体格に合った足場が開発され、それが、今日、中高層の建築工事に広く用いられている枠組足場の原型になります。

枠組足場のことをビティ足場とよぶのは、こうした経緯によるものです。

 

 

しかし枠組足場は、昭和30年ごろに至っても、建設業界では、「枠組足場は使用しやすくかつ安全性が高い」といわれながらも、コストが高く、単管足場と比較してそれにかかる部材が多いという理由で、普及が進まず、造船所や土木の一部現場で使用されるにとどまりました。

そして、近年、日本に住宅事情から木造家屋等の低層住宅では、足場を設置する敷地が狭く、建物の形状が複雑であるため、組み換え作業が簡単に、建物の形状に容易い対応できる足場として「くさび足場」が使用されるようになりました。

当初、木造家屋などの低層住宅工事用の足場として使用されてきましたが、近年ではその足場の部材を用い、本足場として組み立て、中層建築工事用の足場としても多く利用されています。

 

 

 

★ まとめ ★

足場の歴史が紀元前からということには驚きでした。

昔も今も変わらないのは、「建物を建設するうえで足場が必要不可欠である」ということ。

そして、「部材や組み方が変われど、足場を組み立てるのは“人”である」ということ。

足場は、そういう意味では、“国境や歴史を超えて受け継がれる由緒正しき職人技”といえますね。

 

 

御覧いただきありがとうございました。

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