高圧洗浄に使うバイオ洗浄って効果あるんですか?
バイオ洗浄はカビ・コケなどの汚れに有効な洗浄方法です。
カビやコケが他の種類の汚れと比べて厄介なのは、洗い残しがあると、残されたカビ・コケを親として再度増殖して塗った塗膜をダメにしてしまうことです。
通常の高圧洗浄の場合、入り組んだ凹凸がある外装材ではまんべんなく高圧の水を当てるのは難しいもの。
バイオ洗浄であれば、水圧が行き届きにくい部分や、頑固にこびりついた部分にも洗浄剤が浸透し、はがれやすくするため、この洗い残しを最低限に抑えることができます。
結果的に、より確実にカビの再発を防ぐことができます。
また、通常の高圧洗浄は汚れを一瞬で吹き飛ばすほど、高圧の水を噴きかけているため、外装材に使われているコンクリートやシーリング材などもまったくダメージを受けないわけではありません。
一度の洗浄程度では問題ありませんが、汚れがひどいときに繰り返し高圧洗浄をかけ続ければ、多少なりとも素材を傷めます。
特に、雨樋や、目地のシーリング材はコンクリートなどの構造部分と比べると強靭ではないので、傷みやすい箇所です。
そういった高圧洗浄時の傷みを軽減する効果もバイオ洗浄にはあります。
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