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【エクステリア】外階段リフォームについて詳しく解説します

玄関が敷地(道路)よりも高い位置にある場合や、集合住宅の場合、また1階が店舗やガレージの場合は外階段が設けられていると思います。

外階段は雨や風にさらされることを想定して丈夫に作られていますが、それでも経年劣化から逃れることは出来ません。

そのため、ある程度の年数が経過すると、リフォームを検討される方が増えてきます。

そこで今回は、外階段リフォームの中でも塗装と防水について解説します。

 

 

 

◎外階段の種類

序章でもお伝えした通り、外階段は玄関が敷地(道路)よりも高い位置にある場合や、集合住宅、1階が店舗やガレージ、二世帯住宅などの場合に取り付けられている、建物外部に設置されている階段です。

材質は、アルミ・鉄・コンクリート(モルタル)などがあります。

 

①アルミ

比較的サビに強く、お手入れやメンテナンスも簡単です。

集合住宅や二世帯住宅で多く採用されています。

 

 

②鉄

ひと昔前に使用されることが多かった材質になります。

経年によってサビや塗装の剥がれなどの劣化が起き、また足音が響いてしまうというデメリットがありました。

劣化を放置し続けることは安全性に問題がありますので、定期的なメンテナンスが必要となります。

 

 

③コンクリート(モルタル)

頑丈な素材なのですが、経年劣化によるひび割れが発生します。

ひび割れから雨水が浸入すると腐食が進みますので、ひび割れ補修や防水工事といったメンテナンスが必要となります。

 

 

 

◎メンテナンス検討のタイミングはいつ?

①サビが発生している

鉄製の外階段の場合、踏板部分の裏側にサビが発生している場合があります。

また、段差と段差のつなぎ目にもサビは発生します。

普段まじまじと裏側を見ることのない部分になりますが、日に当たらないため塗膜の劣化が早く、気付いた時にはサビだらけというケースが多くなります。

サビの発生個所から耐食が進み、穴が開いてしまっている建物は意外とありますが、これは強度が低下しているというサインです。

サビが進行している場合、負荷によって踏板が下に落ち込んでしまう場合があります。

一般的な目安としては設置から6~7年と言われていますが、サビの進行が進まないうちに、メンテナンスを検討しましょう。

 

 

②コンクリート(モルタル)

クラック(ひび割れ)や欠損、踏板表面にタイルが敷いてある場合、タイルが欠損している場合があります。

ひび割れや欠損を放置し続けると、ひび割れた部分から雨水が浸入し、漏水を起こす可能性があるだけではなく、外階段を利用する人への安全面にも影響が出てきてしまうことになります。

一般的な目安としては設置から8~9年と言われていますので、メンテナンス検討の目安として頭に入れておきましょう。

 

 

◎塗装によるメリット

塗装をすることで塗膜が新しくなりますので、、美観の向上・防水性の向上・サビ防止・汚れ防止といった効果を得ることができます。

また塗装と一緒にノンスリップ加工をしておくと、雨の日や雪の日の昇降時に足を滑らせる心配がなく、より安全性が高くなるでしょう。

踏板に屋外用マットを設置すれば昇降時の衝撃を吸収しますので、防音効果も得ることが可能です。

外階段昇降時の足音は意外と気になるものですが、静かな生活を送ることが出来ます。

 

 

 

◎塗装リフォーム

劣化の状態が軽度で、表面の塗装が剥がれているという程度であれば、塗装の塗り直しをします。

ここで重要なのは、使用する塗料です。

外階段の塗装に使用する塗料は、耐久性と防水性に優れていなくてはいけません。

リフォーム費用を抑えたいために、安価な塗料を使用すると、また次のメンテナンスが必要になってしまいますし、場合によっては劣化速度を速めてしまう事態にもなりかねません。

使用する塗料については、慎重に選ぶようにしましょう。

 

 

◎外階段の防水加工について

外階段の劣化速度は、雨や雪、設置場所の影響による湿気といった水分によって左右されます。

防水効果が低下している外階段の場合は、塗装だけでなく防水加工を行うと良いでしょう。

防水加工には「防水シートを貼る方法」と「防水塗装をする方法」があります。

防水シートを貼る場合、表面に塩ビシートを貼ります。

防水効果は高くなりますが、その分費用も高くなってしまいます。

防水塗装は、費用面では安価で済みますが、選んだ塗料の種類や品質、塗装職人の腕によって防水効果に違いが出てきます。

リフォームを検討している外階段の劣化具合から、最適な方法を決めましょう。

 

 

◎まとめ

外階段のメンテナンスは、内装や外装と比べると重きを置く方は少ない傾向にあります。

しかし「今まで何ともないのだから、もう少しこのままで大丈夫だろう」と放置され、例えば建物への被害につながるような劣化であったり、安全性が著しく損なわれたりすると、もっと高額なメンテナンス費用が発生することにもなりかねません。

安全で良好な状態の外階段を維持するためには、定期的なメンテナンスが必要です。

 

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