【シロアリ駆除】ホウ酸でシロアリ駆除！その方法について

シロアリによる被害というのは、日本特有のものではありません。

世界各地で生息しているシロアリによる被害は、日本に限らず問題視されています。

そのようなシロアリですが、例えばアメリカではシロアリ駆除と言えばホウ酸というくらい、一般的に活用されています。

今回はホウ酸でシロアリ駆除を行うには、どうしたらよいのか？について解説していこうと思います。

ホウ酸の効果、メリット、デメリットについて知りたい方はこちらから

◎液体のホウ酸で駆除したい場合

★材料

・ホウ酸

・噴霧器

★手順

・ホウ酸を水によく溶かす

・ホウ酸がよく溶けたら噴霧器にセットする

・建物の基礎周辺、土台、柱などにホウ酸を噴霧させる

・噴霧したホウ酸はしっかりと乾燥させる

◎固体のホウ酸で駆除したい場合

固体のホウ酸とは、いわゆる『ホウ酸だんご』のことを意味しています。

ホウ酸だんごは店頭でも販売されていますが、材料が揃えば自分で作ることができます。

敏感肌の人は直接手で触れると荒れてしまうことがありますので、ビニール手袋を装着するなどして、ホウ酸が直接手に触れないようにしましょう。

★材料

・玉ねぎ：３５ｇ

・ホウ酸：５０ｇ

・小麦粉：３０ｇ

・砂糖：小さじ１杯

・焼肉のタレ：数滴

・牛乳や蜂蜜など、シロアリが好みそうなもの：適量

★手順

・すり鉢やミキサーで、玉ねぎをすり潰す

・すり潰した玉ねぎに、他の材料を全て加えて混ぜる。パサパサの場合は水を少量ずつ加えて調整する

・適度な粘度になったら適量を手にとって団子状に丸めたら、数日天日干しをする

◎自分で作るのが不安な場合

液体のホウ酸で駆除したい場合で、水に溶かす工程にご不安がある方や手間を掛けたくないという方は、最初からホウ酸を含んだ駆除剤を使用するというのも方法の１つです。

ただし市販のホウ酸を自分で加工することと比較すると、どうしても費用面は掛かってしまいます。

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◎ホウ酸でのシロアリ駆除で注意すべき点

①誤飲しないよう注意する

小さなお子さんやペットの場合、ふとした拍子や『あっ！！』という間に何でも口に入れてしまうという傾向にあります。

腎臓があれば、ある程度のホウ酸は体外に排出されると分かっていても、小さなお子さんやペットが大量接種してしまうのは、好まれたことではありませんね。

誤飲しないよう、小さなお子さんやペットの手の届かない場所に保管するようにしましょう。

②雨の日には使用しない

ホウ酸は水に溶けやすい物質です。

雨の日に使用すると流れ出てしまい、せっかくの効果がなくなってしまいますので、雨の日の使用は行わないようにしましょう。

また、ホウ酸を使ったシロアリ対策工事は個人でも行うことができますが、床下や天井裏など、作業そのものやホウ酸だんごの設置が難しいと感じる場合には、シロアリ駆除業者に依頼することも検討しましょう。

◎どこにホウ酸だんごを設置するか

床下で被害を受けている場合は、その被害箇所におきましょう。

その他、湿気が多くシロアリが生息しそうな場所に設置します。

このとき、出来るだけ多くのホウ酸団子を設置しておくと、より効果的です。

◎その他の注意点

人間やペットなど、いくら腎臓があるといっても、その許容量にも限度があります。

例えば小さいお子さまの場合だと、５～６ｇ程度のホウ酸が致死量と言われています。

また、成人の方でも腎臓機能に問題がある方だと、ホウ酸が体外に排出されませんので、中毒症状を起こす危険性が高くなります。

◎まとめ

ホウ酸だんごをお店で買えば、コストは多少掛かりますが、手間は掛からないので楽にシロアリ駆除をすることが出来ます。

ホウ酸だんごを作れば、手間は掛かりますが概ねどこのご家庭にも常備されているような材料で作ることが出来ますので、コスト的にはお得になるのではないでしょうか。

どちらを選んでもその効果に大差はありませんので、シロアリ駆除をしたいタイミングでの気分や状況で選びましょう。

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