外壁塗装の費用目安一覧！費用を安くするコツやトラブル面についても！
外壁塗装の費用は家のグレードや塗料の種類などによって左右されます。
色々な要素によって左右される外壁塗装の費用ですが、「坪数」により外壁塗装の費用目安が決まっています。
この目安を見て依頼する外壁塗装業者を選ぶといいでしょう。
そこで今回は、外壁塗装の費用目安を解説します。
外壁塗装の費用目安！
外壁塗装の費用目安は以下の通りです。
| 坪数(延坪) | 塗装面積 | 費用相場 |
|---|---|---|
| 10坪 | 40㎡ | 約20～40万円 |
| 20坪 | 79㎡ | 約40～70万円 |
| 30坪 | 119㎡ | 約60～100万円 |
| 40坪 | 158㎡ | 約80～130万円 |
| 50坪 | 198㎡ | 約100～160万円 |
| 60坪 | 238㎡ | 約120～200万円 |
| 70坪 | 277㎡ | 約140～230万円 |
| 100坪 | 396㎡ | 約200～320万円 |
坪数により費用目安が変動しますが、比例式に価格が設定されています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。👇
塗料によって費用は異なる
この費用目安ですが、主に塗料のグレードによって変動します。
| 塗料の種類 | 耐久年数 | 施工単価 |
|---|---|---|
| アクリル塗料 | 3～8年 | 1,000～1,800円/㎡ |
| ウレタン塗料 | 5〜10年 | 1,500～2,500円/㎡ |
| シリコン塗料 | 7〜15年 | 1,800～3,500円/㎡ |
| フッ素塗料 | 12〜20年 | 3,000～5,000円/㎡ |
代表的な塗料グレードをみると、このように施工単価が異なります。
グレードを上げると塗装の質が上がりますがその分費用が高くなってしまいますので、予算の範囲内で検討することをおすすめします。
外壁塗装の費用を安く抑えるコツは？
先ほどご紹介した目安を見て、「もっと外壁塗装の費用を安く抑えたい！」と思った方も多いと思います。
では、外壁塗装の費用を安く抑えるにはどうすればいいのでしょうか。
施行時期を梅雨・冬にする
まずは、施行時期を梅雨・冬にすることです。
外壁塗装において費用が安くなるのは「梅雨」か「冬」になりますので、その時期に依頼をすることで費用が安く抑えられます。
ただこの時期は雨や雪による工事中断が頻繁に発生しますので、工期が長くなることが予想されます。
費用を安く抑えるか、工期を短くするかどちらを取るかを決めてください。
助成金を利用する
続いては、助成金を利用することです。
市区町村によっては外壁塗装のための助成金が提供されていることがあります。
例えば、横浜市であれば以下のような助成金がでています。
お住いの市区町村のHPより「外壁塗装」の助成金が提供されているかどうかを確認してみてください。
地域密着の外壁塗装業者を利用する
続いては、地域密着の外壁塗装業者を利用することです。
大手のリフォーム会社に依頼をすると、質の良い外壁塗装をしてくれることは間違いありませんがマージンなどの関係上、費用が高くなります。
一方、地域密着型の外壁塗装業者であればその地域に限定して事業を行なっていますので費用が安くなります。
もちろん、技術面でも大手リフォーム業者に引けを取りません。
外壁塗装の費用面でのトラブル例！
なんとかして外壁塗装の費用を安く抑えようとしすぎると、トラブルに巻き込まれることがあります。
では、外壁塗装の費用面でのトラブル事例から巻き込まれないようにする対策を解説します。
大幅値引き
まずは、大幅値引きです。
例えば「今ここで契約すれば費用は半額です！」と明らかにこちらにしかメリットがないようなことを提案してくる外壁塗装業者は危険です。
そもそも外壁塗装費用はそうそう簡単に値引きすることはできませんし、初回見積もりがありえないほど高価なものに設定されていることが関の山です。
値引きをしてくるような外壁塗装業者に依頼をしてはいけません。
追加費用
続いては、追加費用です。
追加費用は外壁塗装の費用面トラブルでよくある話で、オプションをつけることによりあとあと法外な費用を請求してくる手法がよく用いられています。
また「ここ補修しておきますねー！」といい、その費用を請求してくることも。
見積書に記載されている項目をよく読んで、それ以外のことをされるようであれば再度見積もりを取ってみることが大事です。
外壁塗装の費用面で確認すべき見積書のポイント3選！
外壁塗装の費用目安は大体どの業者も大きく揺らぐことはありません。
しかし、見積書に記載されている外壁塗装費用が法外な価格になっていることもあります。
事前に全て目を通せれば問題ありませんが、ササッと目を通したい場合もあるでしょう。
では、外壁塗装の費用面で最低限確認しておくべき見積書のポイントを3つご紹介します。
塗料メーカー名・商品名が記載されているか
まずは、塗料メーカー名・商品名が記載されているかです。
同じ塗料の種類を使用していてもメーカーによって価格はバラバラです。
さらに、メーカーによって品質に差が出ますのでメーカー名や商品名がしっかりと記載されているかどうかを確認してください。
どのメーカーをどの部分に塗装するのかまで書いてあれば信頼してもいい外壁塗装業者になります。
塗装面積が「㎡」になっているか
続いては、塗装面積が「㎡」になっているかです。
塗装面積は外壁塗装の費用目安でもあった通り、費用を決める大事な要素です。
ここが抜けていたり「㎡」以外のややこしい単位で書いてある場合は要注意。
「㎡」と記載されていない場合は、塗装量が決まっていませんので追加費用を請求される可能性があります。
使用塗料量が記載されているか
続いては、使用塗料量が記載されているかです。
塗装面積と同じですが、使用する塗料の量が明記されているかはかなり重要です。
「これだけ使います」と書いてあることから費用を算出していますので、それを超える塗料を使用することがありません。
法外な費用を請求してくる業者は、使用する塗料量が曖昧なことが多いです。
まとめ
今回は外壁塗装の費用目安を解説しました。
費用目安から大きく外れている業者に依頼をすることはおすすめできません。
また、「費用が安いから」という理由で依頼をしてしまうと悪徳業者に捕まってしまう恐れがありますので費用面だけで決めるのもNGです。
コスパやバランスを重視して比較検討しましょう。
