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【外壁】水切りについて詳しく解説!

『水切り』という用語を聞いたことがありますか?

お豆腐の水切りではありません。

水切りとは、住まいに於ける基礎の上や窓の下に設置されている、主に金属製の仕切り板のことを指します。

存在感はとても薄いのですが、実は快適な暮らしを守る上で重要なポジションです。

今回はこの水切りについて、詳しく解説します。

 

 

◎水切りの役割

先に述べた通り、水切りとは基礎上部や窓下に設置されている仕切り板です。

この役割は、外壁や基礎に直接雨が当たるのを防止するということ。

もし水切りが設置されていなければ、住宅の基礎に雨や湿気が徐々に侵入し、劣化や雨漏りに繋がってしまいます。

劣化が進行したり、雨漏れが発生したりすると、場合によっては大規模修繕が必要となってしまいますので、その場合は無駄なリフォーム費用が掛かってしまいます。

また、外壁と基礎の間には隙間があります。

この隙間を水切りによって塞ぐことで、雨水が基礎内部に侵入するのを防いでいます。

基礎部分や躯体部の湿度が高くなると、シロアリ発生のリスクも高くなってしまいます。

 

 

◎水切りにおける劣化症状

水切りは衝撃や暴風など、様々な要因によって破損する場合があります。

どのような状態だち、修理が必要なのでしょうか。

 

①色褪せ・さび

水切りは設置当初、金属板の上から塗装が施されています。

色褪せやさびは劣化症状の代表的なもので、これに気付かず放置しつづけていると水切りに穴が開き、穴から雨水が侵入する可能性が高くなります。

メンテナンスの方法としては、さびをしっかりと落としてから再塗装をすれば十分です。

きちんと施工すれば、10年前後は問題ないでしょう。

もし穴が開いている場合は、塗装だけでは十分なメンテナンスとは言えません。

業者に判断を仰ぎ、水切りの交換を検討すると良いでしょう。

 

②へこみ

何か硬いものがぶつかったなど物理的な衝撃によってへこんでしまう場合があります。

軽度のへこみであれば補修しなくても当面問題ありませんが、大きく変形している場合は補修や交換が必要になるでしょう。

へこみ部分に傷が付いている場合、そのままだと錆びてしまうことも考えられますので、その場合はパテで補修してから塗装するというのが一般的です。

へこみの大小に関わらず、変形したまま放置していると、隙間から雨水が侵入し劣化速度が加速する恐れがあります。

 

③破損

割れたり欠けたりしている状態で、こちらは再塗装やパテで補修するというのは難しくなります。

放置しておくことで錆びが進行したり、水分が躯体部へ侵入するため雨漏れしたりする危険性が高くなります。

 

 

◎DIYはおすすめしません

近年DIYブームで様々な動画も出ていますし、修理に必要な材料や道具も簡単に手に入れることが出来ますので、費用を浮かすために自分で修理をしようと思われる方もいらっしゃるのかもしれません。

ですが水切り工事については、DIYはおすすめしません。

DIYは人件費が掛かりませんので、工事費の節約になります。

ですが、板金職人でない方や工事知識や経験のない方が安易に水切りの工事をすると、雨漏れが発生したり、最悪の場合シロアリが発生し建物倒壊ということにもつながりますので、再工事で高額で余計な工事費用が発生してしまいます。

目先の費用を抑えるよりも、長い目で考えて確実に施工する業者に依頼をした方が賢明と言えるでしょう。

 

 

◎まとめ

いかがでしたでしょうか。

水切りのみの修理というのは、リフォーム業界的に言うと殆どなく、外壁塗装や外壁補修など、もっと面積の大きなものと一緒にされることが多いものになります。

水切りだけの工事だと逆に工事費が割高になってしまいますので、その他のメンテナンスと一緒に依頼することでコストパフォーマンスの良いリフォームをおすすめします。

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