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【ウッドデッキ】人工木デッキの特徴は?メンテナンスについても徹底解説!

前回、ウッドデッキの種類と天然木デッキの特徴、メンテナンスについて解説いたしました。

ウッドデッキの木材は「天然木」と「人工木」の2つがあります。

天然木デッキは、名前の通り天然の木で作られていて、質感から木の温かみ、色合いなどを楽しむ事ができます。

人工木デッキは、樹脂と木粉を混合して天然木の風合いを再現したものです。

そんな人工木デッキ、製品によって性能は異なりますが、耐水性に優れ、腐りにくく、シロアリなどにも強いため、耐久性が期待できます。

 

今回は、人工木デッキの特徴とメンテナンスについて解説いたします!

 

 

天然木デッキの特徴とメンテナンスについてはこちら↓

【ウッドデッキ】天然木デッキの特徴は?塗装やメンテナンスの必要性について徹底解説

 

 

人工木デッキの特徴

人工木の多くは、樹脂と木粉などを混ぜ合わせ押し出し、成型した建材です。

商品によって素材の内容が異なり、木片などの廃材とプラスチック容器などの廃(再生)プラスチックを成型加工した環境に配慮されたタイプなどもあります。

 

 

人工木デッキのメリット

①耐水性、耐久性が優れている

人工木デッキの特長は、商品によって詳細は異なりますが、天然木に比べるとあらゆる性能が高いことです。

水が染み込みにくいので耐水性に優れることはもちろん、腐りにくくシロアリなどにも強いです。

よって耐久性も高いです。

そして、経年変化による色落ちも少なく、美しさを保つことが可能です。

また、天然木のデッキで起こりがちな干割れ(日光の直射や温度の差のために、ひびが入ったり割れたりすること)やササクレなどがないので、幼いお子さんやペットが歩いたり触ったりするような場合でも安心といえます。

ペットのひっかきによる傷などもつきにくいです。

 

②施工しやすい工夫ができている

天然木のデッキ材も十分な品質管理が施されていますが、工業製品である人工木デッキは、素材としての均一性も高く、専用のジョイント部材を用いるなどして比較的簡単に施工できるような工夫もされています。

専用の部品を使用することで、デッキ材のすきまが均一に施工できるようになり、部品やネジが見えず仕上がりも美しくできる商品もあります。

 

③リアルな木目デザイン、カラーが豊富

最近の人工木デッキは、リアルな木目の模様や色のムラなど、天然木にとても近い風合いを持つ商品が増えてきています。

また、カラーバリエーションは、明るい色から濃い色まで揃っていて、他のエクステリア建材とコーディネートが可能なタイプもあります。

テラス屋根やフェンスなどと、統一感のあるプランニングも可能です。

 

④メンテナンスしやすい

なんといっても最大のメリットはこちらではないでしょうか。

人工木は、木粉とプラスチックを混ぜ合わせて加工してあるので含水率が非常に低くなっています。

それにより、キノコなどの腐朽菌やシロアリなどの害を受けないので防虫・防腐塗装が必要なく、メンテナンスがあまり必要ありません。

汚れや苔などを、デッキブラシや高圧洗浄機などで洗い流す程度で大丈夫です。

 

 

人工木デッキのデメリット

①滑りやすい

耐水性が高いため、雨の日などはデッキに水が残ってしまい滑りやすいです。

その対策として、滑りにくくするために溝を設けたり、表面を粗く仕上げるなどした商品も最近はみられます。

 

②夏場のウッドデッキは熱く、伸縮・膨張する

夏場、アスファルトが非常に高温になるように、人工木デッキも、直射日光を受けて熱くなることがあります。

最近は、人工木デッキの表面に昇温抑制効果のある塗料を塗ることで、従来の製品よりも表面温度の上昇を抑えた商品もあります。

また、人工木デッキは、プラスチック素材が使用されているため、夏場に直射日光を受けてデッキ材が伸縮・膨張をすることがあります。

 

 

人工木デッキのメンテナンス

人工木デッキは、メンテナンスがほとんどいらないと言われていますが、ゴミが付いたり傷が付くことはもちろんあります。

少しでも長くウッドデッキを使用するために、メンテナンスをすることはとても大切です。

 

まず、土足による土汚れなど日常的な汚れは水で洗い流します。

汚れ具合によってはデッキブラシや高圧洗浄機などを使用して汚れを取り除きます。

シミなどの頑固な汚れは中性洗剤を使って落とします。

アルカリ性や酸性の強い洗剤を使ってしまうと、脱色や色ムラの原因になることがありますので注意してください。

洗剤を使った場合は必ずしっかりと洗い落としてください。

洗剤液が残っていると、それがシミや変色の原因にもなってしまいます。

また、ウッドデッキ の樹脂を痛めてしまう場合がありますので、ウッドデッキの掃除は必ず水を使用して十分すぎるぐらい流すと良いでしょう。

天然木デッキに比べ、塗装の心配もなくメンテナンスが楽なのが最大のメリットといえますね。

 

 

◎ まとめ ◎

新築やリフォームの際に、プランニングするケースも多いウッドデッキ。休日にゆっくりと食事をしたり、趣味を楽しむ場であったりと、もうひとつのリビングとしても人気のスペースです。

人工木デッキには、天然の木材とは異なるメリットがあります。

選ぶ際には、デッキを設ける目的、ライフスタイルなどを考慮して、それぞれの特徴を理解した上で選ぶことが大切です。

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