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【スレート屋根】コロニアル屋根のデメリットとは?メンテナンスのタイミングも解説!

前回コロニアル屋根の特徴、メリット、コロニアルに含まれている可能性があるアスベストについて解説しました。

コロニアルはスレート屋根の一種で、同じようなカラーベストに関しては、アスベストを含まないスレート屋根として開発された商品だという事が分かりましたね。

コロニアル屋根には「費用が安い」「バリエーション」が多いなど、様々なメリットがありましたが、残念ながらデメリットも存在するのです。。。パーフェクト!といえる屋根はなかなかありませんね。

 

今回はコロニアル屋根のデメリット、そして劣化症状におけるメンテナンスのタイミングについて解説していきます。

 

まずは、コロニアル屋根の特徴、メリットなどについておさらいです。

【スレート屋根】コロニアル屋根のメリットとは?アスベストも含まれている?

 

 

 

 

コロニアル屋根のデメリット

①耐久性に劣り、割れやすい

日本瓦やガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板と比べ、耐久性に劣ります。

ですが、定期的に塗装することで耐久性や美観を維持することは出来ます。

 

また、コロニアル屋根は、容易に割れやすいというデメリットもあります。

DIYや掃除などで屋根の上に乗ってしまうだけで、パキッと割れてしまったり、風の影響により飛来物が屋根に当たった時にも、割れてしまうという事があります。

定期的なメンテナンスを行っていないコロニアル屋根には、見えない部分に割れがある事も多く、ここから雨水が侵入する事で大きな劣化に繋がる恐れがあります。

 

②凍害

塗装されていてもコロニアルには、微量の吸水性があります。

寒い地域では、コロニアル内部の水分が凍結・融解を繰り返すことによって、ヒビが入ったり劣化が早まったりするので、凍害の恐れがあります。

 

コロニアルの屋根自体は決して耐久性が低いというわけではありません。

あくまでも比較して・・・での事です。

 

 

 

コロニアル屋根の劣化症状とメンテナンス

コロニアルの素材自体に耐水性はありません。

塗装によって、屋根材としての防水性や耐久性を持たせています。

その性質を維持するためにも10年に一度は塗り替え等のメンテナンスが必要です。

 

ここでは、もしも劣化症状がおきてしまった場合、その症状に応じての補修について解説していきます。

 

①コケや藻が生えてきている

表面の塗膜が劣化し防水性が低下してくると、屋根面に残っている水分や汚れにコケや藻が繁殖します。

コケや藻は屋根表面の水はけを悪くするため、表面の劣化をさらに早めてしまいます。

これはコロニアルの防水性が失われている状態ですので、早めに屋根塗装の補修を検討しましょう。

 

②塗膜の剥がれ

塗膜が剥がれているコロニアルに塗装をする場合、古い塗膜を高圧洗浄やケレンで丁寧に除去してから塗装を行う必要があります。

古い塗膜が残ってしまっていると、塗装をしてもすぐに剥がれてしまう事があるためです。 

剥がれていると言うことは、塗膜だけではなく、コロニアルまで劣化が進行している場合もあるので、塗装だけでなく葺き替えや重ね葺きも検討しましょう。

 

③ひび・反り

ひび、反り・欠けは、表面を保護している塗膜の機能が失われて、防水性のないコロニアル本体に雨水が浸み込むことで起きます。

浸水によりコロニアルが膨張・乾燥を繰り返し、浸み込んだ雨水が凍結・膨張を繰り返したりすることで、ひびや反り・欠けが生じて、雨漏りの危険が高くなります。

ここまで劣化が進んでしまうと塗装では補修ができないため、葺き替えやカバー工法(重ね葺き)などの補修が必要となります。

 

④サビや釘抜け

コロニアル屋根の棟は、雨や風の影響を受けて劣化や破損をしやすい部分です。

(棟とは、屋根面同士が屋根の一番高い位置で接している所です)

そのため、棟板金という金属製の板で保護されています。 

棟板金が錆びてしまい穴が開いたり、釘が抜けて棟板金が浮いたりすると、棟部分から雨水が浸入してしまいます。

雨漏りの危険と強風で屋根が飛んでしまうなんて事もありますので、不具合が確認できた場合には早急に補修をしてもらいましょう。

 

 

コロニアル屋根だけに言えることでは無いのですが、屋根が劣化してしまうと屋根の内部に雨水が侵入して、雨漏りの原因になります。

コロニアル屋根の下には防水性の高い下葺き材が貼ってあり、コロニアルが劣化して雨を防げない状態になってしまったからといっても、すぐに雨漏りが始まるわけではありません。

ですが、下葺き材の継ぎ目や屋根の谷部分など、浸入できる箇所があれば雨水は容易に屋根の内部まで浸入し、雨漏りの原因となってしまいます。

 

雨漏りが始まる前に、実はひっそりと屋根の内部でカビや腐食が進行しているということもあるのです。

雨漏りした箇所だけでなく、屋根内部も点検すると安心ですね。

 

 

 

 

◎ まとめ ◎

コロニアル屋根のデメリットと劣化症状、それによるメンテナンスのタイミングについて解説しました。

耐久性については金属系の屋根材に劣る部分もありますが、

まだまだ多くの住宅で採用されている、人気の屋根材です。

 

コロニアル屋根の寿命をより長くするには、やはり定期的なメンテナンスが欠かせません。

費用や手間を考えると、実は外壁と一緒に屋根もメンテナンスすることがベストです。

足場の代金なども一緒にできるので、単独で行うより費用が抑えられます。

約10年前後をめどに塗り替え、葺きかえなどのメンテナンスが必要です。

 

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