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【外壁塗装】超高級塗料と言われる「ラピス塗料」とは?特徴について徹底解説!

外壁塗装で使われるラピス塗料というものをご存知でしょうか?

ラピス・・・と聞くと、何十年も前に一世風靡した「ラピスラズリ」を思い出すのではないでしょうか。

青く光った石がアクセサリーになっていて、身に着けているとお守りになるとか・・・・。

そうそう!これこれ!ちょっと懐かしいですね(笑)

そんな鉱物を塗料にしたものがラピス塗料です。

高耐候性、意匠性など、様々な性能が期待できる塗料と言われています。

 

今回はそのラピス塗料の特徴などについて解説していきます。

 

 

 

ラピス塗料とは

ラピス塗料とは自然石と陶器を細かく砕いた物に、合成樹脂を混ぜて塗料状にした自然石調セラミック系塗料です。

材料が石と無機質材を利用しているので、変色したり、艶が無くなるなどの変化が少なく、ラピス塗料の特徴である「高い意匠性」も長期間保つことができます。

このように、高品質を追及して作られたラピス塗料は株式会社アペティーが開発しました。

 

ラピス塗料は水性塗料ですので、臭いも少量で人体への影響が少ない塗料です。

外壁塗装後は表面に立体感があり、質感も良く高級感がでますので、意匠性の高い仕上がりとなります。

このようにラピス塗料はほかの塗料と比べると圧倒的な意匠性があり、また、劣化の進み具合も遅いという特長があります。

それを可能にしているのが塗料に含まれている石です。

石は腐食や劣化することがないため、高品質塗料を謳うことが可能なわけです。

 

 

 

 

ラピス塗料のメリット

上記のラピス塗料についての解説と少し重複する所もありますが、メリットを挙げていきます。

 

①高耐久性・高耐候性

経年劣化によるひび割れや、変色、ツヤが無くなるなどの変化が少なく、いわゆる一般的な塗料と比べ長期的に外壁を保護します。

また、紫外線や雨にも強く耐候性にも優れています。

 

②意匠性

自然石を混ぜているので、多彩な模様と立体感を表すことができます。

ラピス塗料で外壁塗装をすることで、質感の良い外壁に仕上がり、また、自然石を使用してる効果のおかげで変色も少なく、長期にわたって高級感ある外壁を楽しむことができます。

石が練り込まれているということで、重さを気にされる方もいらっしゃるとは思いますが、独自配合で軽くなるよう設計されています。

 

③断熱性

無機骨材を使用しているということで、低い熱伝導率になっています。

その性質からエネルギー効率を高めることが可能となり、一般的な塗料よりも夏は涼しく、冬は暖かい住宅にすることができます。

それによって「エコ住宅」になるので、冷暖房にかかる料金を抑えることができます。

 

④防水・通気性

セラミック塗料ですので、防水・通気性に優れています。

湿気は通しますが雨水の侵入を防ぎますので、結露の発生を防ぎつつ、外からの浸水は防ぎます。

 

 

 

 

ラピス塗料のデメリット

ラピス塗料は良いことばかりのような気がしますが、実はデメリットも存在します。

 

①価格が高い

ラピス塗料は価格が高いことが一番のデメリットと言えるのではないでしょうか。

他の一般的な塗料での外壁塗装では単価が約2~3倍は高い価格となっています。

その分総額も大きくなるので、ラピス塗料の効果を理解したうえで外壁塗装をする必要があります。

メーカー参考価格ですが、設計価格(材工価格)は7300~12000円/㎡となります。

日本ペイントのシリコン塗料では2700~3300円/㎡ですので、ラピス塗料がどれだけ高価な塗料かお分かりいただけるのではないでしょうか。

 

②職人の塗装技術が必要

石を使った塗料は塗装が難しく、均一な厚みで塗るには塗装技術が必要になります。

また、ラピス塗料はまだ実績の多い塗料ではないので、ラピス塗料での外壁塗装は失敗リスクが高いと言われています。

ちなみにラピスは「吹き付け工法」で塗装していきます。

 

③ひびが入ったりすることがある

塗料に含まれる石の割り合いが多いので、建物の揺れなどによりヒビが入ったりすることがあります。

 

④汚れやすい

ラピス塗装はゴツゴツしているので、トップコートをしっかりかけないと、汚れがつきやすく、排気ガスなどが多い国道沿いの戸建の場合は、雨垂れ染みが出来やすいです。

 

 

 

 

ラピス塗料は30年間メンテナンスしなくて良い?!

 

ネット上で「ラピス塗料は30年間ほったらかしでも大丈夫!」と書いてあるのを見かけたことはありませんか?

結論から言うと、そんな事はありません(笑)

ラピス塗料は表面の凹凸により汚れやすい構造ですので洗浄が必要になります。

いくら長寿命の塗料だと言っても、汚れが溜まり続ければ、劣化して様々な不具合が生じてくることになります。

それを防ぐためには定期的な洗浄、外壁塗装といったメンテナンスが必要になります。

 

そもそも、ラピス塗料には「30年間長持ちする」という記載はありません。

確かに耐久性と耐候性に

優れた塗料ではありますが、現在の段階ではまだ30年持つ塗料は開発されていません。

 

 

 

 

悪徳業者に気を付けて

少し前ですが、セラミック系の塗料を利用して、高額な外壁塗装の費用で契約をさせる悪徳業者が流行りました。

同じように、ラピス塗料を使って高額契約をさせようとする悪徳業者が出回っています。

訪問販売で即日契約を迫ってくることもあります。

もし話が来たときは慎重に判断してください。

 

 

 

 

◎ まとめ ◎

30年間メンテナンスしなくても良いという事が間違っていることがわかりました。

ですが、ラピス塗料自体は意匠性や耐久性に優れていて、その他多数の高い性能を持った塗料です。

費用が高額になってしまう塗料ではありますが、ラピスで塗装した外壁はワンランク上の質感を与え、家の外観をグンと引き立ててくれます。

意匠を凝らした住宅を検討されている方は、塗料の候補に入れてみてはいかがでしょうか。

 

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