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【オイルステイン】DIYで人気のステイン塗料の塗装方法について

オイルステインとはステイン塗料の一種で、サラサラした塗りやすい性質から初心者でも簡単に塗装ができると話題になっています。

木でできた一見フツーの家具もオイルステインを塗れば、たちまちオシャレなヴィンテージ風の家具に変身します!

オイルステイン塗装をDIYで挑戦してみたい方のために、今回はオイルステインの塗り方について解説していきます!

 

その前に、ステイン塗料の種類、それぞれの特徴、お勧め塗料についておさらいです。

【オイルステイン】DIYで人気のステイン塗料について解説します はこちら

 

 

準備するもの

まずは準備するものから説明します。

 

①オイルステイン

前回のブログで、お勧めのステイン塗料について解説しましたが、オイルステインはホームセンターやインターネットショップなどで簡単に購入できます。

オイルステインの中には「ニス入り」「ニス無し」「防腐剤・防虫剤入り」などがありますが、用途に応じて選んでください。

ステイン塗布後にニスを塗るので「ニス入り」の方が楽ですが、別に塗ったほうが綺麗に仕上がります。

 

②ニス

ホームセンターなどで購入可能です。

ビンや缶に入ってハケで塗るタイプとスプレーで吹き付けるタイプのものがあります。

初心者は塗りムラになりづらいスプレータイプがおすすめです。

 

③木材

オイルステインは基本的に木材に対して使います。

だいたいは、どの種類の木材でも染められます。

 

④ビニールシート

新聞紙や布ではオイルステインが染みこんで通り抜けてしまいますので、ビニールシートなどの水分を通さないものを用意しましょう。

 

➄ビニール手袋

手への着色を防ぎます。

スポンジやハギレが持ちづらい時は上に軍手をつけると滑りません。

 

⑥紙やすり

塗ったときのムラを防ぐため、紙やすりでなめらかにします。

既に他のステインやペンキが塗られているときは紙やすりではなく、ニス落としやペンキ落としで塗料を取ります。

 

⑦バケツ

オイルステインを小出しにするために受け皿です。

大きすぎると使いづらいので、小さめのバケツが良いです。

低めの空き缶でも対応できます。

 

⑧雑巾・ウエス(はぎれ)

雑巾やウエスはたくさん用意しましょう。

スポンジを置いたり、塗りすぎたときに拭き取ったりだけでなく、オイルステインをこぼした時の掃除にも使えます。

 

⑨刷毛・スポンジ

オイルステインを塗るために使います。

塗装するときは刷毛を使うイメージがありますが、毛抜けや刷毛目が出ないので初心者にはスポンジがおすすめです。

持ち手が付いていて使いやすい「スポンジ刷毛」というものもあります。

 

 

 

オイルステインの塗り方

塗装をするときは湿度などに注意して、乾燥しやすく晴れた日に行ってください。

用意したビニールシートの上で作業します。

 

①下準備

表面がなめらかになるように木目に沿って一方向にやすりをかけます。

凹凸を取り除くことで塗りムラを防ぐことができます。

一般的に50~100のやすりを使うのが適しています。

次に、表面についたゴミや埃を雑巾やウエスで掃除します。

ゴミの拭き取りは必ず行ってください。

既にニスやペンキが塗られている木材への塗装の場合は、やすりをする前にペンキ落としなどで溶剤を落としておきます。

 

 

②オイルステインを塗る(1回目)

まず、オイルステインをよくかき混ぜて、受け皿となるバケツに移し、スポンジまたは刷毛に多めにつけて全体に塗ります。

やすりがけと同じように、木目に沿って塗るのがムラを少なくするコツです。

木材に吸い込まず表面に残った余分な塗料は、全体の色が平均になるように満遍なく拭きます。

乾く前に拭き取らないとムラやベタツキの原因になりますので、必ず乾燥前に拭き取りましょう。

 

 

③乾燥させる

オイルステインのムラや片寄りがなくなったら表面を乾燥をさせます。

臭いが強いので、風通しのいいところに置くといいです。

 

 

④オイルステインを塗る(2回目~)

オイルステインは乾燥すると、色が少し薄くなります。

拭き取っているとより薄くなりますので、好みの色になるまで1回目同様の塗装と乾燥を繰り返します。

オイルステインの重ね塗りのときは、表面が乾いていれば中が乾いてなくても問題ありません。

 

 

➄仕上げのニス塗り

好みの色になるまで塗れたら、完全に乾燥していることを確認してニスを塗って仕上げます。

ニスを塗らないとオイルステインはいつまでも色移りをしてしまいますので、必ず塗りましょう。

 

オイルステインの重ね塗りのときは表面さえ乾いていれば塗ってOKでしたが、ニスを塗るときは中まで完全に乾燥していないと中からオイルステインが染み出してきて、色ムラの原因になります。

 

ニスが完全に乾いたら完成です!!

 

 

 

ヴィンテージ風の塗り方のコツ

おまけで人気のヴィンテージ風家具に仕上げる、オイルステインの塗装方法のポイントを紹介します。

 

■わざとムラを出す

オイルステイン2回目の塗装時に、あえてムラになるように振りかけたり、濃淡を作って塗ったりすると、シミのような仕上がりになります。

 

 

■ニスの前にやすりがけ

オイルステインが乾燥してからニスを塗る前に、やすりでまばらに色を落とすと、使い込んで色が落ちたような風合いに仕上げられます。

 

オイルステインを使用するときの注意点

 

オイルステインを使用するときには以下の注意点を覚えておきましょう。

 

■研磨しておく

 

ホームセンターなどで購入してきた木材には手の油分や接着剤が付着しています。

 

余計な油分や接着剤が付着したままだとオイルステインの浸透が悪くなってしまいかねません。事前に研磨をしてきれいな状態にしておくべきです。

 

■木材により染み込み方が違う

 

木材によりオイルステインの染み込み方が違います。

 

例えば、年輪の色味が薄い(早材)場合は木の密度が低く柔らかいためオイルステインが染み込みやすくなっています。一方で、年輪の色味が濃い(晩材)場合は木の密度が高いためオイルステインが染み込みにくくなっています。

 

■保護するためには仕上げ剤が必要

 

オイルステインには「木を保護する」力はありません。

 

基本的にオイルステインを塗った後はオイルフィニッシュやニスなどの仕上げ剤を塗るようにしましょう。表面をオイルフィニッシュやニスで保護することで、木材の耐久性がぐんっとUPします。

 

 

オイルステインは金属にも塗れます!

オイルステインはブリキやスチールといった金属の表面にも色つけられます。

木材と同じように金属の表面を掃除して、スポンジにつけたオイルステインを全体に満遍なく塗って乾かします。

内に染み込まない金属の特性を生かして、オイルステインで汚れやサビのようになるアンティーク風の加工が楽しめます。

 

染み込まないため、表面につかない分は流れ落ちてしまいますので、塗装するときや乾かすときには必ずビニールシートを使いましょう。

 

 

 

◎ まとめ ◎

オイルステインを使うことで、木材の美しさがよみがえるということもあります。

例えば木材のテーブルを使っているとキズがついてしまったり、色あせてしまった、などといった場合も、それはそれで味が出ていいとは思いますが、オイルステインを使えば買った当初の木目の美しさなどが蘇ります。

また、引っ越しをするなど部屋の雰囲気が変わるという時にも、オイルステインの色を選べば部屋の雰囲気に合った家具に変えるということもできます。

ペンキを塗るより簡単に塗装できるオイルステイン、試してみてはいかがでしょうか。

 

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