ブログ


【ウッドデッキ】ウッドデッキの塗装 劣化症状や費用について徹底解説!

ウッドデッキを長く綺麗に保たせる為には日頃のお手入れが重要です。

特に天然木デッキ(ソフトウッド)は素材の特徴から定期的なメンテナンスは欠かせません。

天然木デッキの特徴についてはこちら↓

【ウッドデッキ】天然木デッキの特徴は?塗装やメンテナンスの必要性について徹底解説

 

 

 

今回はウッドデッキの劣化症状、塗装にかかる費用などについて徹底解説します。

 

 

ウッドデッキの劣化症状

ウッドデッキの劣化状況は日光や雨風の当たり方など、様々な条件で変わってきます。

その為、一概に何年で塗り替えるべきだということが難しいのが現状です。

ただ、一般的には3年~5年で塗り替えをしていくと木材が長持ちすると言われています。

それでは、劣化症状を段階ごとに解説していきます。

 

①褪色・変色

ウッドデッキは設置後、1年もすると下記画像のように白く褪色・変色します。

このような劣化状況はDIYでもメンテナンスが可能です。

一般的にウッドデッキの再塗装目安は3年ですが、3年を待たずに1年~2年ほどでメンテナンスしても全く問題ありません。

 

 

②カビ・コケ

メンテナンスを放置して、3年~5年ほどするとカビやコケが繁殖するようになります。

これは、ウッドデッキの防水性能が低下しているからです。

ウッドデッキの素材によっては腐食している可能性もあるので、必ずウッドデッキの床(デッキ材)、束材(足の部分)、フェンスに腐食が無いかを確認することが重要です。

腐食箇所が無い場合は、高圧洗浄機など、汚れをでキレイにを洗い流せばDIYで塗装をすることができます。

 

一方で、腐食箇所がある場合は、専門的な下地処理、部分交換などが必要となるので、業者に点検・補修を依頼するようにしましょう

なかでも、SPFは水分を吸いやすく、シロアリが発生しやすい木材です。

シロアリ被害のリスクを低減するためにも、カビ・コケが発生した時点で業者に点検してもらようようにしましょう。

 

 

③部分的に腐食・反り・割れ

防水性能がなくなり、木材が水分を完全に吸収するようになると、腐食・反り・割れなどの劣化症状が発生します。

このような場合ですと、木材そのものがダメージを受けているため、塗装をしても腐食箇所が抜け落ちる可能性があります。

 

そのために、ウッドデッキが腐食をしてしまった場合は、腐食箇所を部分的に張り替えて、その後塗装を行います。

部分的な張り替えならDIYで、、、と考える方もいるかもしれませんが、張り替えの施工は非常に難しく、仕上がりが上手くいかなくて失敗することも。

ウッドデッキを腐食させてしまった場合、専門業者に修理を依頼するようにしましょう。

 

 

④全体が腐食・破損

ウッドデッキをメンテナンスしないで放置し続けると、8年ほどで全体が腐食し、破損します。

破損してしまったウッドデッキはもう修復ができません。

古いウッドデッキを撤去し、新しいウッドデッキに交換する必要があります。

 

 

ウッドデッキ塗装の相場費用(約4畳/7㎡の場合)

①DIYで再塗装を行う場合

だいたい28,000~35,000円になります。

最初は高圧洗浄機などの道具を揃えるために割高になりますが、2回目以降は10,000~15,000円程が相場です。

 

②塗装業者に依頼する場合

【塗装のみ】

高圧洗浄、下地調整、保護塗料仕上げで28,000~35,000円程です。

 

【ウッドデッキに腐食があった場合の補修と塗装】

上記の塗装のみでの費用の他に、補修費(腐食箇所の補修、交換)がかかります。

44,000~56,000円程です。

 

【ウッドデッキ交換の場合】

ウッドデッキを長年放置していてメンテナンスができない場合、ウッドデッキ自体を交換します。

そのために、既存のウッドデッキを撤去する費用と、新規で設置する費用が発生します。

また、天然木のウッドデッキは塗装を行うので、塗装費用も発生します。

ウッドデッキの撤去 49,000~56,000円

新規ウッドデッキ本体 42,000~10,5000円(木材による) 

塗料含む設置費 56,000~70,000円

合計で147,000~231,000円程になります。

 

 

 

ウッドデッキの塗料

木材の塗料には、塗膜を作るタイプの「造膜タイプ」木材に浸透して腐るのを防ぐタイプの塗料「浸透タイプ」の2種類があります。

ウッドデッキの塗料としては、「浸透タイプ」を使用する方が多いようです。

造膜タイプの塗料だと塗膜が劣化してヒビが入った場合に雨水が浸入してしまうからです。

また、塗膜がある為に水分がなかなか乾かず、これが原因で木材を腐らせてしまうことになってしまうのです。

 

「浸透タイプ」の塗料は「水性」「油性」の二種類に分かれます。

油性塗料は主成分が油ですので、耐久性が優れていますが、ホルムアルデヒドなどの有害な化学物質を放出する製品もあります。

また、粘度が高いため塗りにくいときにはシンナーで薄めます。

 

水性塗料は油性に比べ耐久性は劣りますが、主成分が水の為、塗料が乾燥するときに有害な物質を出さず、施工時の臭いも少ないので安心です。

油性塗料よりも耐久性は劣りますが、「施工のしやすさ」、「臭いがほとんどしない」など、DIYで扱いやすい塗料になります。

 

以下の内容を踏まえて、どの塗料を使用するかを選ばれると良いでしょう

 

 

おすすめの塗料

■キシラデコール

ウッドデッキ塗装で最もポピュラーな塗料です。

浸透タイプ油性塗料で、塗りムラになりにくくDIYでも使いやすいです。

 

■ガードラックラテックス

ガードラックラテックスは水性塗料です。

臭いを気にせずに使用できるのでDIYに適しています。

防虫・防腐・防カビの薬効成分をマイクロカプセルで包み込み、徐々に放出させることで、持続性も安全性もアップさせた塗料です。

水性塗料の中でも、高い耐久性を発揮する塗料です。

 

 

 

◎ まとめ ◎

いかがでしたか?

ウッドデッキのメンテナンスを検討する症状や、塗装にかかる費用、塗料などについて、参考にしていただけたらと思います。

 

ウッドデッキのメンテナンスで最も重要なことは、定期的に塗装を行い、清掃などの細かいメンテナンスを怠らないことです。

定期的にメンテナスを行うことでウッドデッキの寿命を最大限伸ばすことができるので、日頃からメンテナンスを行うようにしましょう。

 

次回はウッドデッキの塗装手順(DIY)について解説します!

 

【ウッドデッキ】天然木デッキの特徴は?塗装やメンテナンスの必要性について徹底解説についてはこちら

 

【ウッドデッキ】人工木デッキの特徴は?メンテナンスについても徹底解説についてはこちら

 

無料

LINE限定!! 修繕費価格を見積り
シミュレーション

  • お友達に追加する

    STEP01

    お友達に
    追加する

  • アンケートの入力

    STEP02

    アンケート
    の入力

  • シミュレーションスタート!

    STEP03

    シミュレーション
    スタート!

うちなら、
いくらになる?

建物面積や階数などの情報入力で即時見積り!
今すぐ簡単おともだち登録はこちらから!

CLOSE