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【サンルーム④】サンルームの防犯対策とプライバシー対策について徹底解説!~日差しが溢れる暮らし~

ここまで【サンルーム①】では、サンルームの概要と3つのタイプについて。

【サンルーム②】では、サンルーム取り付けのメリットについて。

そして前回の【サンルーム③】では、サンルーム取り付けのデメリットについて解説しました。

タイプやメリット、デメリットの他にも、実際に設置するとなると気になることがありませんか?

そう、防犯面とプライバシーの対策です。

サンルームは太陽光がたっぷりと入るという特性上、内部がよく見通せるクリアタイプであることが一般的です。

今回は、実際にサンルームを使っている方がどのような対策を行っているのかを紹介しながら、防犯対策とプライバシー対策について解説します。

 

 

 

◎サンルームの防犯対策

空き巣の被害は、1日当たり210件発生しているとも言われています。

もっと分かりやすく言えば、実に12分に1戸のペースで空き巣被害に遭っているお宅があるということです。

空き巣被害の内訳を見てみると、無施錠のドアや窓からの侵入が46.9%。

ピッキングでの侵入が42.1%となっていることが分かりました。

つまり、しっかりとした施錠を意識して行い、ガラス面はピッキングをしにくい環境を整えておけば、空き巣被害を防ぐことが可能だということになります。

泥棒は『鍵の掛かっていない窓や扉を探す』ということと、『周囲に気付かれずに侵入することの出来る窓や扉がある』という視点で、空き巣に入る家を物色しています。

その部分を先回りして、徹底的に隙を無くせば、十分な防犯対策になるということになります。

これから紹介する3つの防犯対策グッズは、ホームセンターや通販などで、簡単に手に入るものばかりです。

市販の防犯対策グッズを有効活用し、『入りにくそうな家だな』と思わせることが、最大の防犯対策となるでしょう。

 

 

①防犯フィルム

防犯フィルムには、窓ガラスを破りにくくする効果があります。

説明書をよく読めば、一般の方でも簡単に張りつけることが出来ます。

ホームセンターに行くと、厚みの種類が数種類あるでしょう。

防犯フィルムの効果を発揮するには、330ミクロン以上のものを選ぶようにしましょう。

100ミクロンだとお値段は安価になりますが、防犯フィルムの効果は薄れてしまいますので、選定はしっかりと行いましょう。

中が見えにくくなるタイプのものや、見えるタイプのもの、カラーバリエーションも数種類の中から選ぶことが出来ます。

お値段は4,000円前後で用意できるでしょう。

 

 

②補助錠

鍵を二重にすることで、防犯性を高めます。

複数個の鍵が設置されていることで、視覚的な防犯性も高めることが可能となります。

種類や値段の幅が広く、女性でも簡単に取り付け可能なタイプが多く販売されています。

お値段も数百円から購入できますが、補助錠は1箇所だけではなく上下2箇所設置すると、防犯性がより高くなります。

 

 

 

③警報ブザー

窓ガラスに貼り付けて使用します。

振動を察知すると、大きな警報音を発して、侵入者を撃退します。

大きな威力を持ちながら、取り付けに特別な道具や技術も必要なく、貼り付けるだけなので、あっという間に防犯対策ができてしまいます。

警報ブザーを設置していることを知らせる表示が、窓を通して分かるようになっている商品も販売されています。

見た目に分かると、その効果はより高くなりますね。

お値段も、数百円から購入できますので、コストパフォーマンスに優れた防犯対策グッズになります。

 

◎サンルームのプライバシー対策

サンルームで洗濯物を干す場合、干し物の内容が丸見えになってしまうという不安があると思います。

特に女性や、年頃のお子様がいらっしゃるご家庭では、強く感じられることでしょう。

2階以上のベランダでは、元々低い位置に物干し竿を通す場所が設置されていることが多く、それが目隠し効果となります。

対するサンルームはその構造上、高い位置に物干し竿設置スペースがあることが殆どですので、プライバシーの確保が難しいのではないかと思われるのです。

干し方の工夫をすることで、プライバシー対策は可能です。

例えば内側に下着類を干し、外側にタオル類を干すだけでも、十分見えにくくなります。

それでも気になる方は、大きな洗濯物を物干し竿に通して目隠しをしたり、様々な形状の目隠しネットを活用したりすると良いでしょう。

そしてプライバシー対策として、もう1つ意識して欲しいのは、『決して隠しすぎず、適度に隠す』ということです。

空き巣などの侵入者は死角を好みます。

隠しすぎたあまり、身を潜められるような状態を作ってしまっては、本末転倒です。

侵入者は動ける時まで死角に身を潜め、その時を待っていることでしょう。

プライバシーを確保するつもりが、空き巣被害を助長してしまう結果とならないよう、全てを隠してしまうのではなく、必要な部分だけを隠すようにしましょう。

 

 

 

◎まとめ

後付けのサンルームだからこそ、しっかりと防犯対策とプライバシー対策はしておきたいものですよね。

しかし、過度なプライバシー対策は、逆に空き巣被害などの犯罪を助長することが分かり、意外に思われた方もいらっしゃると思います。

しっかりとした知識をつけ、実践することが、快適な生活への近道となるでしょう。

『決して隠しすぎず、適度に隠す』は、サンルームにおける防犯上の格言として、皆さんの心に留めておいていただきたいと思います。

次回は、いよいよ最終回です。

最終回では、サンルームにおけるDIYと花粉症について解説します。

 

 

サンルームの概要とタイプについてはこちら

 

サンルーム取り付けのメリットについてはこちら

 

サンルーム取り付けのデメリットについてはこちら

 

サンルームにおけるDIYと花粉症についてはこちら

 

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